沼津港線(廃線)跡

2023年05月03日(水) [日帰り]

• GPS: 01:24
• 距離: 6.4km
• 登り: 5m
• 下り: 4m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:24
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:24

距離 6.4km 登り 1m 下り 4m

13:37 沼津駅
14:23 蛇松駅跡
14:31 沼津港
15:01 ゴール地点

夫婦旅行のついでに沼津港線の廃線探訪を楽しみました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沼津駅近くのコインパーキングを利用(1日最大600円)。

コース状況／危険箇所等

全行程が公道および遊歩道、交通ルールを遵守されたい。

写真

5/3 13:35

夫婦旅行の初日、沼津駅から沼津港線(蛇松線)の廃線探訪スタートです。

5/3 13:43

沼津駅構内を撮影。正面の不自然なスペースが沼津港線の廃線跡。

5/3 13:43

清水駅方面を撮影。写真の左側に貨物専用ホーム跡があります。、

5/3 13:46

沼津駅貨物専用ホーム跡。

5/3 13:47

沼津港線は東海道本線と併走して写真奥の倉庫方面へ伸びていました。

5/3 13:48

沼津港線が東海道本線と別れていた付近。廃線跡は再開発されないまま空地になっています。

5/3 13:49

廃線跡は川を越えて沼津通運倉庫内部へ。

5/3 13:51

沼津通運倉庫内には線路が残されていました。萌え〜。

5/3 13:51

沼津通運倉庫内の貨物専用ホーム。

5/3 14:58

沼津港線は沼津通運倉庫を潜って手前に伸びていました。なお、写真は帰路に撮影。

5/3 13:52

沼津港線の廃線跡は「蛇松緑道」という遊歩道として整備されています。なお、蛇松とは敷設当初の呼称「蛇松線」に因んでおり、当時の終点狩野川河口に蛇のような松が生えていたことが線名由来なんだそうです。

5/3 13:53

遅ればせながら、本日は奥様が同行します。

5/3 13:55

歩道橋から旧国道1号線(現県道380号富士清水線)を撮影。沼津港線の交通量の多い国道1号線踏切では接触事故が多かったそうです。

5/3 14:02

気持ちの良い天気の下、廃線跡(蛇松緑道)を進みます。

5/3 14:07

緑道脇には工部省の境界杭が残っていました。萌え〜。

5/3 14:19

蛇松緑道お祭り広場。ここで蛇松駅と沼津港駅に線路が分岐していました。まずは蛇松駅跡(蛇松線)を辿ります。

5/3 14:22

カーブしながら狩野川へと伸びる蛇松緑道を進むと蛇松広場。動輪と腕木式信号機のモニュメントがありました。

5/3 14:23

ここが終点の蛇松駅があった場所。

5/3 14:23

狩野川。敷設当初、ここから東海道本線の敷設資材を鉄道に積み込んでいました。

5/3 14:27

蛇松緑道お祭り広場に戻って沼津港方面へ向かうと、なんとレールが残っていました！やばい！萌え死にそう！

5/3 14:28

アスファルトで埋められたレール。この辺りが本日のハイライトです。

5/3 14:28

およよ！これは踏切跡ですよ！もう悶絶です❤

5/3 14:29

遊歩道にもレールが残されていました。沼津市えらい！

5/3 14:30

ここにも踏切跡。久々に遺構たっぷりの廃線探訪でテンションMAXございます。

5/3 14:31

沼津港手前にもレールが残されていました。ホント、他の自治体も沼津市の廃線活用の取組を見習って欲しいです。てか萌え疲れた(^_^;)

5/3 14:31

沼津港。ここから新鮮な海産物が貨車に積みこまれていました。観光客で大賑わいだったので、漁港奥まで進まずに沼津駅に戻ります。

5/3 14:42

帰路にネコと遭遇。廃線探訪では頻繁にネコと出会います。何でだろう。

5/3 14:48

本日も同行してくれた奥様に感謝です。お疲れさまでした〜。

撮影機器：

Canon IXY 650 Canon

感想

kazu5000R

沼津港線(蛇松線)は静岡県で初めて敷設された鉄道路線で、東海道本線の建設資材を沼津港から陸揚輸送する目的をもって狩野川右岸から沼津駅までの区間が明治21(1888)年に敷かれました。翌明治22(1889)年に沼津駅が開業し、戦後の昭和22(1947)年の沼津港開港に合わせて沼津港までの支線が敷設され、鮮魚輸送の役割を担いました。しかしながら、モータリゼーションによりトラック輸送へと切り替わり、昭和49(1974)年に廃線となりました。

本日は、ゴールデンウィークの夫婦旅行で御殿場および箱根を訪れたついでに廃線探訪を楽しみました。本日も同行してくれた奥様に感謝です。