薮こぎと岩で満腹(鳳凰山)
- GPS
- 06:39
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,488m
- 下り
- 1,547m
コースタイム
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 6:41
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
地下鉄 Hong Kong St. - Tung Chung バス 23 Tung Chung - Shek Pik このバス降りる時のボタンがないので停留所の手前で叫ばないといけません。 広東語で「ヤウロー(降ります)、シェクピク(停留所名)、ンゴーイ(please)」 と思い切り叫びました。車内は一瞬シーン、運転手からは判ったのサインでました。 ★復路★ 地下鉄 Tung Chung - Hong Kong St. |
コース状況/ 危険箇所等 |
前半は破線ルート。藪漕ぎから岩場へ移ります。とてもトレランのコースとは思えない厳しさ。落ちたらアウトの場所もあり、前穂→奥穂以来に緊張したルートでしたハイキング気分で行くと痛い目に会います。 |
その他周辺情報 | コース途中には水場、補給場所無し。食事、水は多めに持参した方が良さそうです。 |
写真
装備
個人装備 |
携帯電話(1)
ヘッドランプ(1)
行動食(2)
ハイドレーション
現金
昼食
水3L
ポカリ0.5L
地図
GPS
ストック
着替え
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感想
★50kmトレイルレース後半試走★
先週に引き続き、12月初旬に開催される50kmのトレイルレースの後半部分の試走。というよりほとんど歩き。
★藪漕ぎ★
舗装道路からトレイルに入るといきなり藪漕ぎ。先週の出だしに比べるとまだテープがしっかりしているので尾根筋のルートなので楽。でも刺が刺さるのは同じ。タイツ履いても足は傷だらけでした。普通こんなルートをトレランに使うか?ブツブツ文句言いながら登ります。そこでハッと思い出した。レースの前日に同じ主催者で今日登った鳳凰山だけのショートレースがあった。なんと前日に別のレースをこの破線ルートで開催してルートを通りやすくしようという魂胆。さすが香港商売上手です。
★岩★
薮が終わると岩が出てきます。遠目に見るとまじであそこ登るの?というルート。当然ストックはしまい両手両足駆使して登ります。久々に緊張しました。前穂から奥穂へ至る吊尾根と同じ感覚でした。落ちたらアウトの場所いくつもあります。ここのコースナイトハイクはお薦めしません。でも鳳凰山の一般コースはナイトハイク可です。実際に今年レースで1晩に2回通過しました。(往復するダブルピストン)
★エスケープしようかな★
薮と岩でお腹一杯になったところでコース上バスで帰れるPak Kung Auに到着。ベンチに寝転がってのんびりします。さてここで帰るか、先に進むか。目の前を香港山ガールや「合ハイ」(古い言葉ですね年が判ります、もやは死語?)の若者が何組も通りすぎて行きます。ここでダレたら本番の完走はないな、と気合いいれ直して先へ進みます。自分より先に登った山ボーイ、山ガール達をごぼう抜き、次の大東山を目指します。
★ロスト★
大東山は巻くコースになっているのでピークは踏まずに先へ急ぎます。ハイカーをどんどん抜かし、東涌との分岐に到着。ここからは再び破線ルートなので気を引き締めます。ガスは濃くなる一方。現在地が判らなくなりました。どうもルートをはずしているようだけど道には沿ってるし、でもコンパスの方向は違うし、、、、。コースアウトしてもフェリーに乗れば帰れるので日没に間に合うように飛ばした。するとガスの向こうから飛行機の音が聞こえた。ということは方向は合ってる。標高が下がってガスが途切れると飛行場が見えた。コースは合っていた。最後の稜線で再び薮こぎ。先ほどの薮よりは軽めの薮。ここでもいくつかの集団を抜きヘッドランプ点灯前に地下鉄の駅に到着。
★試走の結果★
このレース長いのは88kmで制限時間19時間。主催者によれば、あまりに厳しいコースでレース中に「なんでこんなレースに申し込んでしまったのか自問自答します」というのがうたい文句。試走の結果は50kmも同じ、先週の藪漕ぎと言い、今日の薮や岩といい、とてもトレランのレースとは思えない。時間的にもとても制限時間の12時間で完走できるとは思えない。これまでロードも含めて60回くらいレースに出たと思うけど時間内に完走できなかったことは一度もない、が今度ばかりはDNF(do not finish)がチラついている。
★追記★
家に帰ってきてよくよくレースのルート見たら違ってました。やはり今日のルートはトレランのレースには無理。直感当って良かったです。実際のルートは今日のルートより西へ2つ目の尾根、途中で今日のルートに合流します。
コメント
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Lantau50がんばってください。
東狗牙への取り付きの写真、どこか取り付き地点か分からなかったので参考になりました。ありがとうございます。今度行ってみます。
先週の東涌からゴンドラをくぐって最初に山に入る道(King of the hillの道とはまた違うみたいですねえ)と、今週の婆髯山から東涌に降りてくる薮道も一度行ってみたいなあと思っています。
http://www.seyonasia.com/koth/lt1415.html
kenkenhkさん
ありがとうございます。東狗牙の取付はShek Pikから来ると一つ手前の橋にもピンクテープありそこからも登れます。そちらの踏み跡の方が濃いかもしれません。いずれにしてもすぐに稜線で合流します。
山岳マラソンのPok To Yanに取り付く道は確認できませんでした。右から合流する道も確認できなかったですし、南からPor Kai Shanへ直登するルートも確認できませんでした。コースアウトしたらいけないと思い目を皿のようにして見てたのですが自分が通った道が1本道のようでした。
香港の破線ルートは本当に奥が深いです。
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