高川山

2023年05月04日(木) [日帰り]

• GPS: 04:43
• 距離: 10.4km
• 登り: 872m
• 下り: 862m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:30
• 休憩: 1:18
• 合計: 4:48

9:16 スタート地点
9:36 9:37 高川山登山道入口
10:29 11:25 高川山
11:51 12:01 羽根子山
12:06 12:12 神馬沢ノ頭
12:42 12:45 向峠(鍵掛峠)
13:01 13:03 鍵掛峠
13:09 13:09 近ヶ坂峠
14:04 近ヶ坂入口バス停

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車

初狩駅

コース状況／危険箇所等

登りは、道も分かりやすく全く迷わない。よく整備されていて、山頂まですぐに到達。見晴らしも素晴らしく、初心者にもとてもオススメできる素晴らしい山。
一方、都留市駅に下りるルートは目印や案内も少なく、人気のないルートであるからか、道がわかりにくく、道幅狭く、急登もあり、笹で覆われていて道が見えない道がかなりあり、とても分かりにくい。登山経験がある程度ないと、たいへん危ない。GPSと、地図を何度も確認しながらゆっくり下った。最後までハラハラ。

その他周辺情報

山梨泊まれる温泉より道の湯。大変すばらしい湯、サウナ。通いたくなる。

装備

備考

都留市駅に下りるルートは、Yamarecoか、Yamapのアプリ＆地図のダウンロードが必須。

感想

daichish

大月市の認定する秀麗富嶽十二麗の1つ。基本、この12の山々は、いずれも素晴らしい眺望とよく整備された道ではずれが無い。下山後もすばらしい温泉や、おいしいご飯が食べられるのでいつも楽しみである。

秀麗富嶽十二麗の中で、おそらくもっとも簡単にアクセスでき、かつ山頂までのルートが短く、その上、富士山が大きく見える、初心者を連れていくにはもってこいのルートである。

初狩駅から直接、登山口にアクセスすることができる点もありがたい。基本、電車とバスを乗り継いで登山口にアクセスすることが多い中で、バスを使わなくて良いのは体力的にも時間的にもとてもありがたい。

初狩駅から登りは全く危険なルートもなく、登りやすいルートが続く。今回は、沢の横を歩くルートを選んだ。沢は水流が目視できなかったが、登りやすいルートで、おそらく女坂を登るルートよりも緩やかだと思う。

山頂はあまり広くはないものの、それなりに寛ぐスペースもあり、眺望も360度楽しめる。なにより富士山がきれいに見えるのが素晴らしい。山頂の見晴らしのよさは、登山のご褒美のようなものなので、眺望が良いのと悪いのとでは満足度に大きな違いがある。

下山はおそらく一番人気なのが、おむすび山から大月駅に下山するコース。とても歩きやすい。今回は下山も、電車に乗らないで温泉に行ける、都留市駅に下りるルートを選択することにした。

Yamarecoの登山地図では、山頂から都留市駅に下りるルートがあるように見えるが、実際は「山と高原地図 大菩薩嶺」の地図にあるように、初狩駅からの登山道を折り返して、途中から分岐がある。分岐には特に案内があるわけでもなく、地図上も「難路」指定されている。大人気の山であるはずなのに、下山中誰にも登山客に会うことがなかった。

案内がほとんどない上、不人気の道なので、登山道を見失いやすい。その上、羽根子山近くは両手を使わないと登れない程の急登。ロープも設置されていた。体感は20度近い傾斜なのではないか。近ヶ坂往還という古道が、都留市駅近くの登山口にあるが、馬頭観音があるくらいで古道があったとは思えないくらい、道がわかりにくい。

その後、笹で覆われてほとんど道が見えない道をかき分けかき分け進んでいく。道が見えないのでGPSで何度も地図を確認しながら遭難しないように進んでいく。道が最期まで分かりにくいので、車道に出るまで最後まで気が抜けない下山だった。

下山後は直接歩いて、都留市駅近くの山梨泊まれる温泉より道の湯に行く。比較的新しい施設で、とてもきれい。サウナもオートローリュ完備の30人近く入れる大きめなキャパシティ。水風呂も程よい温度。整いスペースも広く、5人分のごろごろできる畳敷き。そのほかサマーベッドや、整いチェアも。

食事処をビールを飲んで、無事に登山を終えて帰路につきました。