奥久慈男体山〜紅葉見頃になってますよー!


- GPS
- --:--
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 497m
- 下り
- 499m
コースタイム
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 3:30
天候 | ☀時々☁ 山頂気温10℃くらい 風弱い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
健脚コースは途中から岩場の急登(鎖場が山頂直下まで続く) |
写真
感想
2年振りに茨城北部の奥久慈男体山を歩いてきました。以前の晩秋に、初めてこの山へ向かった折、大円地の駐車場から見上げる見事な岩壁と、山中のモミジ紅葉が美しかったことがきっかけで、晩秋になると行きたくなる山です。新日本百名山(岩崎元郎著)にも選定されている山ですが、いつまでも静かな趣きを残した山であってほしいと望んでいます。
さて、当日は、
自宅から北関東自動車道を那珂ICまで、その後は国道118号を北上し、水郡線の盛金駅近くから狭い道沿いに集落を抜けて、大円地駐車場に到着です。午前8時近くの到着になりましたが、気温3〜4℃くらいで結構冷え込んでいました。
大円地のお蕎麦屋さんの脇から茶畑を横目に、山懐に入っていきます。健脚コースに入ると、間もなくスギ林の登りが始まります。薄暗いスギ林を越えて、滝倉への分岐を分けると、岩壁の基部あたりにでました。例年11月下旬頃にはモミジが紅く色づいて、見惚れてしまうこの付近も、まだ緑の様相でした。
登路の岩場に鎖が現れ、ひと登りすると、開けた岩峰の上にでます。色づいた里山の遠くに筑波山、その右の果てに富士山が霞んで見え、ラッキーです。この山から見る初めての富士山でした。岩峰から降りて、色づいた木立を縫うと、いよいよ急登に入ります。
このあたりから山頂直下までは急登、岩場、鎖が延々続きます。雨後は岩が滑り易いので注意ですが、今日は問題なし。写真を撮りながら登ると、月居山への分岐にでました。西側の展望が開けますが、あいにくと日光方面は雲がでていました。斜面の北側を廻りこむと、山頂のお社。お社に参拝し、目鼻の山頂広場で休憩です。
ハイカーも少な目で、行動食のパンを頬張りながら展望を楽しみます。眼下の山は色づいた紅葉がポツポツ咲いて、とてもメルヘンチック。東には太平洋が輝いていました。30分ほど展望を楽しんで、大円地越に下ります。以前は、昔の山火事で枯れた木々の痛々しい姿を目にしましたが、今日はそんな姿に気づかないほど植生が復活した様子でした。
行き交うハイカーも少なく、晩秋の静かな山道を下って行くと大円地越の休憩ポイントにでます。ポイントを通過し、谷スジを九十九に下っていくと、振り出しの分岐はもうすぐ。この谷スジはイロハモミジがとても美しいところですが、今回はまだ色づいていなかったのが残念でした。道なりに茶畑の脇を通って、駐車場に帰還です。
お昼前に下山しましたので、帰路、沿道のお蕎麦屋さんに立ち寄り、笠間SAでお土産を調達して本日のハイクを〆ました。
余談ですが・・・
以前から気になっていた装備にヘルメットがあります。高山の岩場に限らず、岩っぽい山を歩く時のお守り感覚で以前に購入していましたが、夏は暑苦しい感じなので敬遠していましたが、今回試しに使用してみました。季節柄、快適で違和感もありませんでした。落石、落氷への防御という点だけでなく、不意の転倒に際して頭部を守ることもできますので、これからは山の様子に応じ活用したいと感じました。
ちなみに、今回、岩場の登り途上で2回ほど枝に頭をぶつけました。お守りのお蔭で無傷でしたが、キャップやハットなら痛い思いをしたかもしれません・・・。
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