群別岳（黄金沢川右岸林道から）((大敗退))

2023年05月03日(水) 〜 2023年05月04日(木)

• GPS: 32:00
• 距離: 13.6km
• 登り: 549m
• 下り: 536m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:50
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:50

7:00 林道分岐
13:50 二股付近

2日目

• 山行: 8:40
• 休憩: 0:20
• 合計: 9:00

5:00 二股付近
7:40 8:00 415
14:00 林道分岐

天候

3日、4日共に晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道分岐まで車で入った。右岸林道は倒木が出てくる箇所まで走行可能。展開も十分できる。

コース状況／危険箇所等

3日
浜益のセコマは7時開店にいつの間に変わっていたので増毛までかっ飛ばす。若干のタイムロス。林道分岐まで車で入りデッパ。左岸への渡渉は出来るはずもない。右岸林道は倒木が出てくるまでは車で入れる。三股で林道が無くなる所まで一応車幅分はある。途中崩壊している箇所まではそれなりに整備というか人が入っているのか綺麗だが、崩壊箇所を軽く捲いたところがbush漕ぎの始まりの合図。雪なんてあるはずもなく笹まみれの道を進む。合流点すぐ先の沢は完全に崩壊しており飛び石。水量が多いと大変そう。ここを過ぎた所から道が分からない。帰りに気付いたが正しい林道は一旦沢沿いに登っている。雪が全く無い時、行きで見つけるのは不可能。ここで道を失ったために恐らく林道の20m位下を進んでいく。踏み跡や切り株や人の出したゴミとかたまにあるのでそこが林道なのかなと勘違いをしたまま頑張って漕ぎながら二股まで。この沢にも雪の欠片すらない。上の方に向かうと時間のかかり方もテンバの見込みもつかないのでたらい所でテンパる。

4日
希望など何も感じないがとりあえず上に進んでみる。ここからしばらく沢中の渡渉を繰り返しながら登る。右岸に林道を見つけたので復帰して三股まで。未だに雪の無い沢中を詰めていく。感覚としては沢の詰め上がり付近のbushを掻き分けながら進むのに近い。ここで415への尾根を沢中の緩い尾根と勘違いして取り付いてしまう。何故か方向が似ていた。途中で気付くが415まで登って上の様子を見てみようということでサクッと登って665の方を伺ってみる。登る斜面には雪のゆの字も無い。中々の斜度を籔漕ぎながら行く感じだろう。尾根には雪堤とも言えないレベルの残骸が少し残っているだけ。気合を出して行けば不可能ではないが、踏み跡あるわけでもなく、ここまで時間がかかっているし、装備もぽろぽろ壊れているし、Partyにこれ以上藪を進むモチベーションは潰えてしまっている。心痛いが群別岳を急遽415mへと縮小化させて帰ることにする。電波も中々取れないので一気下山する。帰りは三股から林道を使う。所々落石警戒。雪が付いたら自ずと怖い。行きよりは圧倒的に進みやすいが、籔が濃いことは変わらない。笹に半ギレしながら渡渉点まで。行きに気付くはずもないよなということを確認して、後は同じ道をヒラヒラになりながら帰る。
林道で、ヤケ酒を交わし、気づいたら雨降り始めてて気づいたら寝ていて気付いたら朝になっていた。

5日
あまりに哀れな結末に涙しながら浜益温泉入って滝川でご飯食べて帰札。思いがけずGWが2日浮いたが、結局だらだらした。

その他周辺情報

浜益温泉は500円で入浴可能。滝川市の味広食堂でチキンカツ定食を食べる。（900円）とにかくいろんなメニューがあり悩むが、家庭的ですごくおいしい。

写真

5/3 7:09

5/3 8:17

5/3 13:16

5/4 6:01

5/4 6:36

5/4 8:15

撮影機器：

TORQUE 5G KYG01 au 京セラ

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 防寒着 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス ストック アウター手袋 予備手袋 アイゼン ピッケル ビーコン スコップ ゾンデ コッヘル ライター 針金 ロールペーパー ナイフ シェラフ

共同装備

ガスカートリッジ ツェルト ポール テント

感想

kubocchi1002

普段人の使わない右岸林道を使ったが、とんでもない有様だった。雪量が少ないこともあるが、林道の荒れ方自体も酷く、途中からほぼ全て籔漕ぎと言った感じ。まあこの時期に使える代物ではない。
今年の雪解けが早いせいもあってか、上部付近まで雪がだいぶ減っていた。こんな山行にするつもりではなかったのだが。。。計画段階の自分を悔やみ恨むばかりである。