街道探訪第13回：中山道大宮宿＆上尾宿（さいたま新都心〜北上尾）

2023年05月09日(火) [日帰り]

• GPS: 05:09
• 距離: 19.9km
• 登り: 18m
• 下り: 1m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:43
• 休憩: 0:21
• 合計: 5:04

距離 19.9km 登り 9m 下り 1m

8:06 さいたま新都心駅
9:41 9:45 武藏國一宮 氷川神社
12:06 12:12 下町愛宕神社
12:25 12:31 氷川鍬神社
12:38 12:43 遍照院
13:10 北上尾駅

さいたま新都心駅出発　　8:06
北上尾駅到着　　13:10
歩行時間 5時間09分(休憩時間を含む)
歩行距離 19.8km
高低差 9m
歩数 24117歩

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

さいたま新都心駅〜北上尾駅

写真

5/9 8:00

街道探訪第13回：中山道大宮宿＆上尾宿
JRさいたま新都心駅です。今回は中山道4、5番目の宿場町、 大宮宿と上尾宿です。

5/9 8:05

火の玉不動とお女郎地蔵。
盗賊にからまれ身投げした大宮宿の女郎千鳥の霊魂が火の玉になって不動明王の剣を切り落としたという伝説が残っています。

5/9 8:14

氷川神社一の鳥居。氷川神社への参道です。当初はこの参道が中山道でした。ところが参道に牛馬が通るのは恐れ多いとして新しいルートが開かれたそうです。

5/9 8:14

「宮まで十八丁」碑。

5/9 8:16

一の鳥居広場。

5/9 8:17

大宮一里塚跡は一の鳥居を過ぎた辺りと言われていますが確認するものなし。

5/9 8:23

安藤橋碑。大宮宿が大火の時、独断で幕府の御用金を使い住民を救済した道中奉行の安藤弾正にちなむ。

5/9 8:24

加賀前田家の屋敷門。前田家江戸屋敷から貰い受けたもの。

5/9 8:26

塩地蔵尊。病で倒れた父を救うために娘二人が塩断ちをした伝説が残っています。

5/9 8:26

説明板。

5/9 8:34

涙橋跡。高台橋近くにあった刑場へ送られる罪人と涙の別れとなった橋。品川宿、千住宿にもありました。

5/9 8:34

説明板。

5/9 8:36

大宮宿。近代化のため、今はほとんど宿場の雰囲気は残っていません。本陣が3つあったようですが痕跡なし。

5/8 14:46

渓斎英泉の「大宮宿」は富士遠景を描いています。

5/9 8:43

倉屋敷稲荷神社。

5/9 9:10

栗原家持仏堂。脇本陣の栗原家の阿弥陀堂。

5/9 9:16

東光寺。武蔵坊弁慶の師の東光坊祐慶が黒塚の鬼婆を退治し、犠牲になった人々を供養するために建てた寺。

5/9 9:17

だるま堂。

5/9 9:17

しゃか堂。

5/9 9:26

街道の目印だった椎の木。

5/9 9:29

氷川神社社標。裏参道口です。氷川神社に行ってみます。

5/9 9:38

氷川神社表参道。

5/9 9:45

氷川神社楼門。

5/9 9:43

拝殿。日本武尊が東征の折に戦勝祈願した古社。源頼朝が社殿を再興しました。

5/9 9:55

四恩寺。

5/9 10:10

大山道道標。「大山、御嶽山（青梅御嶽山）よの（与野）引又（志木）かわ越（川越）道」

5/9 10:10

説明板。

5/9 10:15

八百姫大明神。人魚の肉を食して八百歳まで生きたとされる八百比丘尼住んでいた所だそうです。

5/9 10:20

くらづくり本舗。川越の老舗和菓子店。

5/9 10:26

石上神社。疱瘡の神。

5/9 10:28

供養塔道標。「此方せいふ（菖蒲）四り半　きさい（騎西）五り半」

5/9 10:28

南無三界萬霊塔。

5/9 10:35

享和2年の馬頭観音。

5/9 10:44

東大成庚申塔。

5/9 10:44

元禄10年（1697）建立。地元の人達から「耳の神さん、目の神さん」と大事にされているようです。

5/9 10:45

説明板。

5/9 10:52

カウンター婆ア？あまり入りたくない。

5/9 10:57

橋供養塔。宝暦9年（1759）建立。

5/9 11:05

天神橋跡。天神橋の欄干が残っています。

5/9 11:07

天満宮。

5/9 11:11

加茂神社。京都の上賀茂神社を勧請したもの。

5/9 11:16

本殿の彫刻。

5/8 14:47

英泉は上尾宿として加茂神社を描いています。

5/9 11:21

宮原村道路元標。

5/9 11:21

馬頭観音二体。

5/9 11:23

金山権現社。鍛冶屋の守護神。

5/9 11:27

宮原小学校のセンダン。樹齢120年。

5/9 11:38

南方神社。地元では「お諏訪さま」と呼ばれているそうです。

5/9 11:46

河村屋。創業文化文政年間（1804~29)の粕漬けの老舗。

5/9 11:47

不動堂。

5/9 11:48

不動尊道標。

5/9 11:49

道標。「是より秋葉へ壱里十二丁ひご方へ壱里八丁　川越へ三里」

5/9 12:06

享保7年（1722)の庚申塔。

5/9 12:07

愛宕神社。

5/9 12:16

上尾宿に入りました。

5/9 12:19

伊勢屋和菓子屋の店頭に鍾馗様。「鍾馗羊羹」を売ってました。

5/9 12:22

井上脇本陣跡に脇本陣建物の鬼瓦が残っています。

5/9 12:25

上尾宿。上尾宿も安政7年（1860）の大火とその後の火事で建物がほとんど消失し、往時の面影は残っていません。

5/9 12:26

おしゃれ工房新井屋の看板の下にも鍾馗様。対面の家の鬼瓦とセットで火事や疫病神から守ることを祈願したようです。

5/9 12:29

氷川鍬神社。上尾宿の総鎮守。

5/9 12:31

上尾宿の本陣は氷川鍬神社の向かいにあったようです。

5/9 12:38

遍照院。

5/9 12:43

見事な庚申塔。

5/9 12:49

ここにも。

5/9 12:51

酒蔵文楽。銘酒「文楽」蔵元。明治27年創業。

5/9 12:57

上尾宿碑。上尾宿はここで終わり。

5/9 12:56

解説板の屋根にも鍾馗様。

5/9 13:10

JR北上尾駅。本日はここまで。

5/9 13:45

本日の完歩い。

撮影機器：

iPhone XS Max Apple

感想

onody

大宮宿と上尾宿を訪ねました。
大宮宿は近代化してほとんど宿場の痕跡は残っていません。上尾宿も安政7年（1860）の大火とその後の火事で建物がほとんど消失し、往時の面影は残っていません。
上尾宿には鬼瓦の家と対面する家の屋根には鍾馗様を置いたと言います。
現在脇本陣に当時の鬼瓦が残されており、街道には3基の鍾馗様(復元？)がありました。