城山 レスキュートレーニング

過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
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コース状況/ 危険箇所等 |
東南壁付近でトレーニング |
感想
備忘録のためのメモ。未検証部分があるので真にはうけないこと。
■自己脱出
・肩がらみ、腰がらみで確保していた場合にビレイヤーの安全を確保するための
古い技術。ビレイ器を利用するときにはほぼ不要。
また、パートナーを救助する技術ではない。
■救助者へのアクセス
・セルフの確保にタイブロックは危険。静荷重では問題ないが、動かした場合に
スリップしてロープを痛める可能性がある
・ビレイ器でのセルフ確保は、細いロープが主流となる現在はロープを食うこと
が考えられるので可能ならば避ける
・セルフはマイクロトラクションがよい(プーリーがあり荷揚げなどにも使える)
・フリクションノットはクレイムハイストがベター。プルージック、マッシャーは
崩れやすい
・プルージック用のスリングが売られているがロープスリングの強度は低い。
すべてソウンスリングでよい。
・ダイニーマは熱に弱いといわれるが過剰に考えすぎ。落ちたりするなどして大き
な摩擦熱が発生しない限りフリクションノットに使って問題ない。
・タイブロックとマイクロトラクションの組み合わせがよいかも。
■懸垂
・気を失った人を背負う場合はスリングを胸部に回してのけぞらないようにする
たすき掛けは頸動脈を圧迫するので厳禁。
・要救助者と救助者の連結は可動式より固定式がよいかもしれない。
動くと体重の重い方に引きずられてずれてしまい調整が面倒なことがある。
■チロリアンブリッジ
・フィックスロープは 2 本でつくる
・ガイドロープは上下でとる
・あまりきつく張ることはしないでよい。テンションをかけすぎると支点に荷重が
かかりすぎる
■雪山でのヘルメット
・雪崩のあるところではヘルメットを外したほうがよい。雪が詰まった結果、チン
ベルトで窒息する
・雪山ではなるべくヘルメットをかぶらない
■引き上げシステム
・1/3 システムを作り、さらに折り返しカウンターウェイトで引き上げる
・引き上げ側のビレイループにガルーダでロープを固定する
・要救助者側のロープを引っ張り上げるのではなく、上に持ち上げるようにして
体重をかけると自然に引き上げられる
・要救助者に意識があれば、引き上げのポイントにカラビナを付けてハーネスに
セットしてもらうのがよい
・意識がない場合、引き上げのポイントにガチャなどおもりをつけると下まで
落としてセットできる(支点まで上がったロープを再度セッティングする手間を
省ける)
■搬出
・ザックのショルダーにスリングを結び付け、要救助者のハーネスのレッグループと
クロスしてカラビナで固定。
救助者はザックを背負って搬出。
・ロープの半分付近を要救助者に結び、両端から交互に先行して、あるいは後方から
確保する
・1-2 人は背負う人の前を歩きヘルプする
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