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Yamareco

記録ID: 549288
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
十和田湖・八甲田

積雪期って言っても過言じゃない?冬景色だった八甲田大岳。

2014年11月18日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:09
距離
9.2km
登り
702m
下り
687m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:21
休憩
0:43
合計
5:04
8:59
8:59
64
10:03
10:04
14
10:18
10:22
3
10:25
10:25
5
10:30
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15
10:50
11:05
4
11:18
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28
11:46
11:52
10
12:02
12:07
9
12:16
12:22
5
12:27
12:28
8
12:36
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10
12:46
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4
12:57
13:02
2
13:04
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11
13:15
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3
13:18
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11
13:29
13:29
31
14:00
14:00
3
14:03
ゴール地点
一応冬山だから、うちの母親に行き先と帰る時間を伝えたら、「おめー、アホじゃないの?」と高貴なお言葉を賜って八甲田へ。積雪で谷地温泉ー酸ケ湯間が通行止めだったので、泣く泣く田代平経由の酸ケ湯着。
酸ケ湯は元々鹿湯だったと物の本で読みましたが、たしかに津軽弁で鹿湯って言えば酸ケ湯って聞こえそうだなって思いました。駐車場についてみると、16日に登られた方々の踏み跡があって、それをトレースするも、視界が悪くすんなりロスト。なんとか夏道に復帰するも、視界の悪さは依然と変わらず、よくよく注意しなきゃダメだなって思いました。悪名高い銚子の首の風はそれほど強くなく、すんなり仙人岱へ。仙人岱避難小屋でしばし休憩後、荷物を置いて山頂へ。森林限界前までは風はそれほど無かったんですが、森林限界後はそこそこの風で寒かったです。山頂に着くも、当然、視界が悪く展望なしだったので、写真を2,3枚取って下山。雪が積もってて、足下のごろ石が見えないので、けっつまづきながらの下山でした。優しかった銚子の首と地獄湯の沢も帰りはなかなかの風でつらかったです。
16日に登った方々の踏み跡が無ければ、途中断念せざるを得なかったと思いました。踏み跡のおかげでラッセルも少なくて、無事に山頂を極める事ができ、この場を借りて16日に登った方々へ感謝申し上げます。ありがとうございました。
天候 麓は曇り。山頂付近は風雪。
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
酸ケ湯の上の駐車場は夏場の1/3位しかスペースがありませんでした。
トイレも閉鎖なので、酸ケ湯温泉に借りに行かなくてはなりませんでした。
コース状況/
危険箇所等
踏み跡があって夏道がわかりやすかったですが、踏み跡無いと厳しそう。
踏み跡があったとしても、今日見たく視界が悪いと道から外れがちになるので、注意ですね。
その他周辺情報 入ったことがないですが、田代平にある八甲田温泉が良いらしいです。
登山道登り口の鳥居。
2014年11月18日 09:00撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
1
11/18 9:00
登山道登り口の鳥居。
結構積ってます。
2014年11月18日 09:09撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
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11/18 9:09
結構積ってます。
踏み跡をロストしてしまい、火山ガス帯に到着。火山ガス帯を横切ってなんとか夏道に復帰。
2014年11月18日 09:30撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
11/18 9:30
踏み跡をロストしてしまい、火山ガス帯に到着。火山ガス帯を横切ってなんとか夏道に復帰。
夏道は踏まれてて、実に助かります。
2014年11月18日 09:32撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
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11/18 9:32
夏道は踏まれてて、実に助かります。
最初で最後の太陽。
2014年11月18日 09:41撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
11/18 9:41
最初で最後の太陽。
クリスマスツリー。
2014年11月18日 09:50撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
1
11/18 9:50
クリスマスツリー。
当然ながら、南八甲田は見えず・・・。
2014年11月18日 10:19撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
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11/18 10:19
当然ながら、南八甲田は見えず・・・。
地獄湯の沢。風が弱めで助かりました。
2014年11月18日 10:23撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
1
11/18 10:23
地獄湯の沢。風が弱めで助かりました。
仙人岱。
2014年11月18日 10:44撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
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11/18 10:44
仙人岱。
仙人岱避難小屋で休憩。空荷で山頂を目指すことに。
2014年11月18日 10:51撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
3
11/18 10:51
仙人岱避難小屋で休憩。空荷で山頂を目指すことに。
ますます視界が無くなって行きます。心細さMAXでした。
2014年11月18日 11:22撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
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11/18 11:22
ますます視界が無くなって行きます。心細さMAXでした。
アオモリトドマツは半モンスター。
2014年11月18日 11:41撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
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11/18 11:41
アオモリトドマツは半モンスター。
必要なかったけど、練習がてら装着。
2014年11月18日 11:42撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
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11/18 11:42
必要なかったけど、練習がてら装着。
森林限界越え。
2014年11月18日 11:49撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
11/18 11:49
森林限界越え。
エビのしっぽ。
2014年11月18日 11:53撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
11/18 11:53
エビのしっぽ。
エビのしっぽ。
2014年11月18日 11:53撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
11/18 11:53
エビのしっぽ。
鏡沼。マジで何も見えん。
2014年11月18日 12:09撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
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11/18 12:09
鏡沼。マジで何も見えん。
山頂付近の祠。あともう少し。
2014年11月18日 12:14撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
11/18 12:14
山頂付近の祠。あともう少し。
セルフタイマーで記念撮影。強風でゴーグルを外せず。
体が丸々してる気がしますが、多分着ぶくれでしょう・・・。
2014年11月18日 12:20撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
10
11/18 12:20
セルフタイマーで記念撮影。強風でゴーグルを外せず。
体が丸々してる気がしますが、多分着ぶくれでしょう・・・。
エビのしっぽってより、シャコっぽい。
2014年11月18日 12:21撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
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11/18 12:21
エビのしっぽってより、シャコっぽい。
柵やロープにも。
2014年11月18日 12:21撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
11/18 12:21
柵やロープにも。
そそくさと降りて、小岳との分岐。
2014年11月18日 12:50撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
11/18 12:50
そそくさと降りて、小岳との分岐。
仙人岱の水場。まだ現役で頑張っておりました。
2014年11月18日 12:54撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
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11/18 12:54
仙人岱の水場。まだ現役で頑張っておりました。
小屋に戻って荷物をピックアップ。
2014年11月18日 13:03撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
4
11/18 13:03
小屋に戻って荷物をピックアップ。
帰りの地獄湯の沢。強風。
2014年11月18日 13:15撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
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11/18 13:15
帰りの地獄湯の沢。強風。
天気が悪いといまいち写真を取る気がしませんね。
2014年11月18日 13:28撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
11/18 13:28
天気が悪いといまいち写真を取る気がしませんね。
雪藪の登山道。
2014年11月18日 13:40撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
11/18 13:40
雪藪の登山道。
やっと火山ガス帯。この辺で太ももがつりだす。
2014年11月18日 13:49撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
1
11/18 13:49
やっと火山ガス帯。この辺で太ももがつりだす。
あぁ、あとちょっと。
2014年11月18日 13:58撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
11/18 13:58
あぁ、あとちょっと。
2014年11月18日 13:59撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
11/18 13:59
ゴール。
2014年11月18日 14:01撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
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11/18 14:01
ゴール。
公共トイレは閉鎖でした。
2014年11月18日 14:02撮影 by  DMC-FS7, Panasonic
11/18 14:02
公共トイレは閉鎖でした。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター バラクラバ 毛帽子 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 携帯 タオル ツェルト ナイフ カメラ ゴーグル

感想

11月か12月になると飲みたくなる汁ものは、やっぱり粕汁じゃないですかね。酒粕の豊潤な香りと味噌のコクと冬の寒さの組み合わせは、なんとも言えません。粕汁の一番の調味料は外の寒さで、寒くないと粕汁の味は半減すると思います。
シンプルになめこ汁の仕上げにねぎと酒粕を加えてアツアツの所を飲むのもいいですし、豚汁とか具だくさんの汁ものに酒粕を仕上げに入れて、出来たところを頂くのも楽しい。今は鮭でこれからはタラの時期なので、季節の魚で粕汁をこしらえても素晴らしいと思います。具はあれとこれ。あれはああゆう風に切って、ダシはこれ。出来る直前に味噌を入れよう。味噌は麹のつぶが残っているタイプが良いか。その後は出来た味噌汁で酒粕を溶き入れ、お椀に盛ったら刻み葱と一味唐辛子を入れてフーフー言いながら鼻をすすりすすり飲む。想像するだけで楽しいですね。
今日の山は寒くて、そんな事を思いながら登って降りてきました。いつか山小屋で粕汁会もいいなぁって思いましたが、一人じゃ面倒くさいなぁと思いなおして、冷え切ったおにぎりを食べようと大口を開けたら、乾燥してたくちびるがパカッと割れてしまいました。

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訪問者数:1054人

コメント

大変お疲れ様でした
>粕汁の一番の調味料は外の寒さ
これは納得です。かなり寒い中、肉体を酷使しながらもありつきたいのはアツアツの汁。私だったらヘタレ者なので仙人岱までいければいいかなと思います。
また、こういう冬山は誰か同行者がいれば心強いと思うのですが、単独で登られたoyama56さんのど根性は凄いです。
2014/11/18 20:31
大変お疲れ様でした。
初積雪期で(残雪は登った事があるんですが)、超ドキドキの山行でした。
あんなに熱望した粕汁ですが、下山後に食堂でカツ丼食ったらすっかり忘れてしまい、粕汁は明日の晩に持ち越しですね。
2014/11/18 20:50
ゲスト
はじめましてoyama56さん
11月でも八甲田はこんな世界なんですね。
写真を見ながら、もし自分がここにいたらと想像しただけで
心細さでブルっときました。笑
よくおひとりで山頂まで行きましたね!!
おにぎりが凍っていなくて何よりでした^^
2014/11/19 19:59
Re: はじめましてoyama56さん
slow_songさん、こんばんは、かつ、はじめまして。

いつも拍手ありがとうございます。
いやー、一人で登ってると、やめ時の見極めが難しいんですよね。あの時は13:30まで頂上目指して、駄目だったらスパッと戻ろうと考えてて、踏み跡があったから迷うことなく無事山頂を踏ませていただけました。完全に他力本願でした。

山で食べるおにぎり僕の一番の楽しみなので、おにぎりは内ポケットで保温してたので、凍ってなかったけど、だいぶ固くなってたんですが、それより唇が割れたショックが大きくて、今日の晩ご飯の刺身の醤油が唇にしみて、リップスティックの必要性をいまさらながら感じております。
2014/11/19 20:24
強いですね
春スキーまで踏み込めない(笑)ヘタレですでも晴れを狙い初八甲田できるかな?
2014/12/14 21:09
強くはないですよ。
僕も雪山は怖いので、よほど晴天じゃない限りは登れそうもないですね。スノーシューしか持ってないですし・・・。
2014/12/15 20:01
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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