コマツ発祥の地 遊泉寺銅山跡（小松市）

2014年11月20日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 1.9km
• 登り: 98m
• 下り: 83m

コースタイム

林道分岐駐車地11:24-巨大煙突と煙道窓11:29-鍛冶屋の炉跡11:37-山道11:40-巻き上げ装置跡11:49-展望台11:55-砂山11:57-観音山分岐12:00-林道12:07-桐の木谷の堤12:08-駐車地12:15

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小松市鵜川町「遊泉寺銅山跡記念碑」前から林道を東へ約800m入ると、林道が二股に分かれる。右角に遊歩道案内板があるので、この付近の路側帯に駐車する。

コース状況／危険箇所等

特に危険個所なし。クマ鈴は必携。

写真

11/20 12:53

小松市鵜川町の案内板

11/20 10:36

「遊泉寺銅山跡記念碑」に立つ竹内明太郎像。遊泉寺銅山を盛んにし、後に小松製作所を創立した。

11/20 10:34

銅山精錬所町並み図。大正初期には一時5,000人もの住民が生活していたという。

11/20 12:33

当時の様子（明治41年）（入口の案内板にある写真）

11/20 10:30

「遊泉寺銅山跡遊歩道案内図」。車を林道分岐まで進める。（約800m先）

11/20 11:22

林道分岐付近の路側帯に駐車。案内板に従い右の作業道へ歩き出す。反時計回りに周回し、帰りは左から降りて来る。

11/20 11:26

一人身で怖いのでクマ鈴をジャンジャン鳴らしていく。

11/20 11:29

右手に「巨大煙突と煙道窓」が見えてきた。

11/20 11:30

「煙道窓」。右上の方向に煙道が続いているのが分かりますか？

11/20 11:31

窓の中へ身を乗り出して左右を覗いてみたら、巨大なトンネルが奥まで続いていた。

11/20 11:31

この巨大な煙道の先に巨大なレンガ造りの煙突が建っている。精錬の煙がモクモクと出ていたのだろう。

11/20 11:36

11/20 11:37

間もなく右手に「鍛冶屋の炉跡」。

11/20 11:39

これが炉。

11/20 11:37

その少し奥に「竪抗跡」。危険なためコンクリートでフタがしてあるが、竪抗は尾小屋まで伸びていたと書いてある。

11/20 12:33

当時の竪抗の写真（これも入口の案内板に）。

11/20 11:40

間もなく作業道は終了し、急な山道になる。

11/20 11:41

急登。

11/20 11:49

稜線に出た。

11/20 11:50

「巻上げ装置跡」。精錬カスを下から引き上げたらしい。

11/20 11:50

道は稜線から左へ曲がる。

11/20 11:50

静かすぎる・・。

11/20 11:55

「展望台」に着く。

11/20 11:56

なるほど、西側が開け小松市街が一望のもと。

11/20 11:57

間もなく「砂山」。廃鉱を捨てたところだというが、草木が生い茂りよく分からない。ここらが最高地点らしい。

11/20 11:59

周囲はこの通り、樹林の中だ。

11/20 12:00

「観音山方面」というところへ出た。遣水観音山へたどる道だが、このように倒木が邪魔している。

11/20 12:01

ここからは下りになる。

11/20 12:02

イノシシがエサを探して掘り返した跡が道のあちこちに。

11/20 12:07

林道に出た。ここは左折する。

11/20 12:08

すぐに「桐の木谷の堤」。この池は鉱山街の水源だったという。

11/20 12:13

11/20 12:14

人工的な水路もある。

11/20 12:15

駐車地に戻る。

11/20 12:28

車で戻る途中に「銅山の真吹炉」。

11/20 12:29

銅鉱質の分析炉だというが、がっちり出来ている。全体的に当時の鉱山の様子がよく分かり、本日は楽しい一日となりました。

撮影機器：

EX-Z1000 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

long01

新聞紙上に小松製作所創立者竹内明太郎の人物像が紹介されたので、記念碑のある遊泉寺銅山跡にやってまいりました。
見ると「遊泉寺銅山跡遊歩道案内図」があり、当時の銅山遺構巡りができるというので早速歩いてみました。約1時間の歩きですが、当時の設備がいろいろ残っており、なかなか楽しませてもらいました。
なお、この遊歩道は地形図にはありませんのでいろいろ調べてみましたら、「加賀の里山逍遥」さんのレポート「砂山」にこのルート図が紹介されていました。私の歩いたルートにぴったりなのでこのルート図を参考にさせていただきました。どうかご了承ください。