行者道を行く 長瀧白山神社〜三ノ宿

2023年05月28日(日) [日帰り]

• GPS: 08:04
• 距離: 16.1km
• 登り: 1,175m
• 下り: 1,157m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:30
• 休憩: 0:30
• 合計: 8:00

6:35 長滝白山神社
12:13 12:43 三ノ宿
14:35 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

長瀧白山神社　白山長瀧駅前に20台くらいの駐車場　道の駅も近い
蓮原川林道　奥は私有地で侵入禁止　堰堤の工事現場先で自転車配置した

コース状況／危険箇所等

神社〜一の宿　葦原院谷を遡るが踏み跡的なものはあるので（古道ではない）登って行ける　林道近くに上がったら右手の尾根へ　林道を廻って行くと林内に入っていく踏み跡あるので奥に5分ほどで一の宿
一の宿〜県境稜線　行者道がここからは不明　祠の裏の尾根が順当と思うが？
尾根は杉林で中腹までは歩きやすいが、杉が薄い上部は藪あり
県境稜線〜三ノ宿　上がった県境が藪ひどく方向注意　県境に沿って福井側に林道走り、尾根沿いを無理にトレースしなくても　1116m峰の南から県境稜線を
忠実に辿るが、標識、テープなどはほとんどない、杉林の間は藪ひどくないが三ノ宿　直下の辺りは自然林で笹藪きつい
三ノ宿〜蓮原川林道　作業路で特に歩きにくい所はない　谷で洗い越しで渡る箇所が2カ所あり、増水時は徒渉注意

写真

5/28 6:31

5/28 6:31

朝早くに参院する方もおられず

5/28 6:34

この長瀧寺は美濃禅定道の拠点　美濃馬場

5/28 6:35

5/28 6:35

白山修験では、金剛童子社から入峰し、行をする「宿」を辿って白山へ向かう

5/28 6:37

入峰堂跡

5/28 6:37

行者道の説明です

5/28 6:38

動物除けの柵があるので

5/28 6:40

こちらから
ビニールのひもを解いて入る

5/28 6:46

ここから先は明確な道はない

5/28 6:58

雰囲気のある踏み跡もあるが

5/28 7:11

谷を突き上げず右手の尾根へ

5/28 7:22

上の林道に出る

5/28 7:23

本当なら尾根を乗越て行くところだが、わかりやすく林道をまわる

5/28 7:29

林道から一之宿への入り口

5/28 7:38

一の宿

5/28 7:46

祠の裏の尾根に上がる

5/28 7:50

5/28 8:27

5/28 8:47

5/28 9:06

見えてるのは牛道〜六ノ里

5/28 9:09

県境に出ると藪で方向見失いそう

5/28 9:35

福井側の林道に
こんだけ整備されたため二ノ宿は行方不明

5/28 9:44

三ノ宿（三角点）の方

5/28 9:52

林道から分かれ稜線へ

5/28 10:07

5/28 10:18

5/28 10:23

麓の干田野

5/28 10:34

力強い三つ叉

5/28 10:42

福井側の皆伐地から先辿ってきた林道見える

5/28 10:44

田茂谷
九頭竜湖畔から林道上がってきてる

5/28 11:41

杉がなくなると歩きづらい

5/28 11:57

三ノ宿（三角点）への林道へ直登

5/28 12:02

5/28 12:07

やっと作業路の跡に

5/28 12:08

5/28 12:23

三ノ宿の三角点
20分ほど探し惑う

5/28 12:37

林道の東側すぐ脇にあった

5/28 12:48

左は西山　右は毘沙門岳
行者道はこの稜線に続く

5/28 12:49

真ん中に見えるのは、石徹白の小白山〜野伏ヶ岳〜薙刀山〜日岸山

5/28 13:43

決して車で上がれる道ではない

5/28 13:51

5/28 14:14

無理に侵入しないで

5/28 14:18

自転車にたどり着く

5/28 14:36

干田野から長瀧はたいした距離ではなかったけど

撮影機器：

Galaxy A21 SC-42A docomo サムスン

感想

typemoon

かって白山を目指した人は、白山を崇拝して登頂する禅定道とともに、山中で修行し験力を得る白山修験の行者道があった。長瀧寺から前谷、桧峠を経て石徹白から向かう禅定道に対し、行者道は長瀧寺から山中を分け入り、毘沙門岳、大日ヶ岳、芦倉山とずっと峰伝いの道で厳しいルートです。上村俊邦さんの「白山修験の行者道」に詳しいですが、修験の行場であった宿や古道も全容はわかっていません。
この道をもっと知られてほしいし、整備して歩かれるようになればと思ってます。
今回歩いた箇所で一の宿以外で遺構や道跡は存在しません。
山岳抖叢という修行の意味では、あまり整備しすぎてもという気もしますが。
三ノ宿（地名だけ残ったんです）から先、毘沙門岳、桧峠は又いずれ挑戦します。