過去レコ・鳴滝城山周回古道
- GPS
- 03:13
- 距離
- 2.1km
- 登り
- 164m
- 下り
- 165m
コースタイム
- 山行
- 3:13
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:13
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
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アクセス |
感想
※ 2023年3月28日の過去ログです。
ネット『今昔マップ』の「岡山・福山」1895〜1898年(明治28〜31年)の鳴滝城山の地図を見ると、麓の吉和の方から城山の南東まで上ってきてそこから北ルートと南ルートとに分岐し、熊野神社の手前で合流している。
そしてその後の一般道建設で峠が切通しとなり、合流付近は消滅している。
2023年2月6日に鳴滝城山の石垣コース他を探索した折、城山の北ルートの一部を見かけ、よく整備されていたので、もしかしたら城山南東まで道は続き、南ルートを通って一周できるのではと思い立って探索、結果、一周できることが分かった。
今回は時計回りで周ったが、周回には断然、この時計回りがよい。
◆北ルート
北ルートはほぼ明治28〜31年の古道のままであった。道のところどころにU字型にくぼんだ路面が残っており、かつて牛や馬に荷物を載せて運んだろう古道らしさが残っている。
多くは木陰の道であり、夏場のハイキングにも良さそう。
倒竹や倒木が幾らかあったが通行には支障なし。沢部分の数か所で道が崩れていたが、足元を確かめながら丁寧に歩けば問題ない程度。スタートから8割は緩やかにトラバースしながら下る道で、最後は尾根の急坂であるがズルズル滑るほどの斜面や路面ではないが、ここを登るのであれば少々しんどそう。
南東の分岐点付近は現在は墓地となって古道は無くなっているが、墓地の奥の斜面には人が行き来している跡があり、墓地を経由して行き来できる。
この墓地というのは、麓から一般道を上ってゆくと左手に大きな墓苑があり、そこを過ぎてすぐの右カーブの途中に左に入る細道があり、その先にある墓地。
※北ルートの終点手前の下り坂では、もしかしたら道を間違えて墓地の方に下りてしまったのかもしれない。明治の地図と比べると今回の探索では不自然に折れ曲がって墓地に下っているので。要再探索。
※2023.03.31追記。墓地周辺を再探索の結果、墓地に下るしか道がないことを確認した。
◆南ルート
南ルートは『今昔マップ』によって、当時の古道からは何ヶ所かで何度か道の付け替えが行われていることが分かっているが、全体としては南ルートは生きている。
現在の南ルートは、墓地を横切って500m進むと現在は使われていない配水池(タンク)があり、そこまでは車両通行止めの緩やかに登る舗装路である。
所々に尾道水道や瀬戸の島々を望む絶景ポイント、岩場を見上げる絶景ポイントがある。
配水池の山側を進むと、石垣の道が現れ、終点の集落の手前まで続いている。
途中、村四国二十七番とか、鳴滝城山山頂への岩場コースの登山口がある。
沢の部分は樹林を抜けて吹き上げてくる海風が涼しく心地よい。
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