雪山ラッセル! 揖斐 貝月山



- GPS
- 08:00
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 909m
- 下り
- 891m
コースタイム
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:30
天候 | 曇り ちらちら雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし 夏道をたどれる |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
|
---|---|
備考 | スノーシュー ストックのお皿が序盤で紛失 緩みの確認等 ご飯は忘れずに |
感想
初体験という事には多くの人は、緊張するし、不器用にもなる。
それらを含めて、受け入れてくれると、嬉しいものだ。
山に、岩に行く時に限らず、私の仲間の人たちは押しつけもなく、惜しげもなく、私に多くの事を与えてくれる。
貴重な時間、経験に裏付けされた知識、適切なアドバイス。
そして、私の足らない事を補ってくれる。
山や岩でのロープ、装備、安全確保、登り方、歩き方、素敵な山、色々な方法手段。
今日、初めての雪山登山で、初ラッセルで、初スノーシュー!
疲れているのはお互い様なのに、少ししかラッセルできなかった私にかわってトレースをつけてくれた仲間に感謝!!
ここしばらくの寒気により揖斐高原スキー場の駐車まで着けずからスタートした今回の山旅、まだ除雪車が通らずに道路には雪。
何度か後退し、車でのスキー場駐車場を目指すが、スコップで除雪し、車をデポ。
そして、スキー場までを歩く。
予定は未定。計画に変更は付き物。変更が何事もないかの様に進めることができるのはそれらに対処できる準備があるからだ。
スコップを持っていなかったらスタックした車をどうする事もできなかった。
勉強する事は多い。
貝月ゲレンデには腰までの雪・・・・傾斜あり、125cmまで伸ばしたストックは手まで雪の中の時は、頭の中も真っ白に。
新雪でパフパフの雪は気持ちが良い・・・が、今回は違う。
誰も通っていない雪にトレースを付けるのがこんなにも大変な事とは、後から思うと
良い経験と思えるが・・・。
スノーシュー装着しても足がかりなく沈む雪、足運び、筋肉に溜まる疲労、乱れる呼吸、悲鳴を上げる腿、知らない事ばかり・・・経験しないとわからない・・・どれほど大変なのかを。
ゲレンデを越え、リフト乗り場の裏から、本格的登山道に入る。
ここまでで、すでに衝撃的なラッセル。
不安が私の頭の中をぐるぐるする。
相方は涼しい顔をしてズンズン進む。間違いなく一人であればここで敗退してだろう。
仲間がいる時は、冷静さを保たせてくれる。冷静を装った冷静さでも、パニックになるよりは良いだろう。
冷静なふりをした私は何食わぬ顔でついていく・・・多分、彼には、私がへこたれてるのはわかってると思うが・・・・・。
稜線までは両側樹林帯。両側尾根筋の緩やかな坂は身体にも心にも優しい。
まだ、日陰が多いので分岐の先で輝くが太陽が恋しい。
今は肌寒さを感じるが、Tシャツと長袖で十分だ。
ここらあたりの雪は、ゲレンデの雪よりは締まっている感じがする。
ギュっぎゅっと音がするし、雪の深さも浅い。
スノーシューでの足運びにも多少の余裕ができてきたようだ。
が・・・・・稜線に出てからは、風も幾分か増し、日差しはあるけれども、体感温度が下がってきたので、上に薄手の上着を重ねる。
雪も波のようにうねる様に積り、時々、太陽に照らされる雪の模様もまた美しい。
深い雪は弱点(浅い部分)を探しながら進み、時には戻り、時にはさらに、足をあげ乗り越えていく。その都度、越え方も、かわし方も違う。
山頂近くなってくると、視界が広がってきて、雪化粧された山々がきらきらして美しい。
初めての雪山登山。
それは大げさかも知れないが、人生の様だった。
差しても差しても差さらないストック、それでも、負けじと差し続ける。
上げても上がらない足、時には休み、次の先頭に備える。
自分の為、それと、仲間の為に。
人生でも、努力しても、頑張っても、ダメな時はある。
でも、続ける事で次が生まれる。
頑張った、苦労したからこそ実感できる達成感がその頂きには確かにあった。
1234m 日が経つにつれてこの山旅の達成感が大きくなっていく・・・。
雪山の楽しさに目覚めてしまったのかも知れない・・・・。
不甲斐ない私に、背中で、あるべき姿を語ってくれた仲間に感動!
貴重な機会をくれた山と仲間に感謝!
コメント
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はじめまして!
12/7 貝月山
無事、登頂ご苦労様でした
はじめまして ueharuさん!
有難うございます!
私は本当に帰れるかドキドキでしたが、パートナーが慣れた方で必死な私を笑ってたかな?
動画みながら笑えたらしいです・・・・。私も笑えましたが(後日ですが・・・)
すごい量の雪でしたが、風がほぼ無風でしたのが幸いでした。
山頂近辺は雲が多かったですが、足跡のない登山道、山頂はステキでした!
その苦労にあった達成感でいっぱいです。
コメント、有難うございます。
いつか、どこかの山でお会いできたらと思います!!
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