日本で海岸線から一番遠い地点〜榊山

2023年06月05日(月) [日帰り]

• GPS: 02:41
• 距離: 5.5km
• 登り: 362m
• 下り: 346m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:24
• 休憩: 0:09
• 合計: 2:33

11:19 「日本で海から一番遠い地点」登山口
12:31 12:33 日本で海岸線から一番遠い地点
12:48 12:50 県境ピーク（榊山南ピーク）
12:56 13:01 榊山
13:50 13:50 「日本で海から一番遠い地点」登山口
13:52 駐車スペース

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

滝ヶ沢林道ゲートが入口です。付近に数台駐車できる他、橋を渡った（右岸）国道も付近がやや広くなっているので路駐できると思います。

コース状況／危険箇所等

道標はあるものの沢沿いの道は渡渉も多々あり、ところどころに土砂崩れがあったり、倒木・流木で埋まっていたりと、かなり荒れていました。スニーカーとかではなく、しっかりとした靴で行くべきです。

写真

6/5 11:17

滝ヶ沢林道のゲートが出発点です。平日というのに、2台の車が駐車していました。でも、この車、ゲート前に停めちゃだめでしょ！

6/5 11:18

案内看板があります。ところどころに残り距離付きの道標もありました。

6/5 11:57

あと650mの標識を過ぎてすぐ、樹木に二重のテープがついているここから右（左岸）の沢沿いに進みます。

6/5 11:58

倒木・流木が密集しているところがあったりします。

6/5 12:27

到着しました。約17年半ぶり2回目。でも、こんな案内看板、見覚えないなぁ・・・

6/5 12:29

・・・と思ったら、右下に小さく「平成27年10月吉日設置」とあるじゃないですか。平成27年は2015年だから私が最初に来た2005年の10年後だ！

6/5 12:36

80mくらい緩やかに登ると、中央分水嶺に乗ります。付近はどこでも歩けてしまいます。

6/5 12:46

古いタイプの三角点。国土地理院地形図には載っていません。

6/5 12:48

でもここは中央分水嶺かつ榊山の最高地点（のはず）なので、忘れずに記念撮影。

6/5 12:58

そこから中央分水嶺を外れて、少し北に進むと新しい三角点。国土地理院地形図に「1257.9m」と記載されている地点です。

6/5 13:13

新三角点からは適当に地形図を読んで、できるだけ尾根筋を辿って下り、Co1130m付近で沢床に降りました。

6/5 13:22

そして、Co1080m付近で往路に戻りました。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

nomoshin

「日本で海岸線から一番遠い地点」へ、約17年半ぶり2回目。中央分水嶺（上信国境：長野県東部で群馬県との県境）からすぐ(80mくらい)のところにあります。

この地点が明らかになった当時、山岳雑誌のニュース記事になりました。それによると一般市民が国土地理院に照会したところ、国土地理院が回答できずにやおらコンピュータをぶん回して見つけたそうです。中央分水嶺からすぐなので、私が最初に訪れたのは、中央分水嶺踏査に情熱を注いでいたころで、中央分水嶺から立ち寄った（上側からピストンした）のでした。

今回、下側から再訪。沢沿いの道はところどころ倒木や土砂崩れで荒れていました。到着してみると、見覚えのない看板が。よく見るとその看板の右下に小さく「平成27年10月吉日設置」とあるじゃないですか。平成27年は2015年だから私が最初に来た2005年の10年後でした。

復路は信州ふるさと120山の一つでもある榊山を経由。古い三角点(現在の地形図にはもう少し北の中央分水嶺から外れた尾根上にある新しい三角点が載っています)は中央分水嶺上でしかも榊山の最高地点です。