記録ID: 560372
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ハイキング
東海
三保半島 三保松原シーサイドハイク
2014年12月13日(土) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 12m
- 下り
- 12m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 6:05
9:50
25分
JR清水駅
10:15
15分
清水マリンパーク
10:30
10:45
5分
末廣
10:50
11:05
15分
次郎長生家
11:20
11:30
90分
清水総合運動場
13:00
13:35
15分
羽衣の松入口
13:50
20分
御穂神社
14:10
20分
鎌ヶ崎
14:30
25分
三保灯台
14:55
15:13
17分
真崎桟橋(三保海水浴場)
15:30
15:50
5分
江尻桟橋(清水魚市場)
15:55
JR清水駅
清水駅から御穂神社までは、清水港線の跡をまっすぐ歩けば7km程度の道のりです。
今回は午前中に「末廣」や次郎長の生家などを見学した結果、
後半で水上バスの時間が押し迫ってしまい、
当初の目的地だった真崎灯台まで辿り着くことができずに
三保灯台から桟橋までショートカットせざるを得なくなってしまいました。
小さな半島ですが、さすがは世界遺産にも登録されたほどの景勝地なだけあって、
周遊にはそれなりの時間がかかることを覚悟しておかなければならないようです。
三保灯台のすぐ隣には日帰り温泉を備えた三保園ホテルもありますが、今回はそれも素通り……。
少し計画を甘く見過ぎてしまったようです。
今回は午前中に「末廣」や次郎長の生家などを見学した結果、
後半で水上バスの時間が押し迫ってしまい、
当初の目的地だった真崎灯台まで辿り着くことができずに
三保灯台から桟橋までショートカットせざるを得なくなってしまいました。
小さな半島ですが、さすがは世界遺産にも登録されたほどの景勝地なだけあって、
周遊にはそれなりの時間がかかることを覚悟しておかなければならないようです。
三保灯台のすぐ隣には日帰り温泉を備えた三保園ホテルもありますが、今回はそれも素通り……。
少し計画を甘く見過ぎてしまったようです。
天候 | 晴れ。強風で波高く、フェリーは全便欠航(水上バスは運行)。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
船
※今回は真崎桟橋〜江尻桟橋(清水駅)間は水上バスを利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。観光地&市街地です。 コースのほとんどが歩行者・自転車専用道ですので、安心して歩行できます。 トイレも随所にあります。 なお波打ち際を歩く場合は、急な高波などに気を付けてください。 |
その他周辺情報 | 三保灯台近くの三保園ホテルにて、手ごろな料金で日帰り入浴ができます。 またホテルの玄関先には、無料で利用できる足湯もあります。 |
写真
清水駅から三保までは、旧清水港線の線路跡が続いています。
清水港線はもともと清水港に発着する船舶への、貨物の積み下ろしを目的として敷設された路線でしたが、昭和59年(1984)に廃止されました。
現在は、跡地の一部が歩行者・自転車専用道として整備されています。
清水港線はもともと清水港に発着する船舶への、貨物の積み下ろしを目的として敷設された路線でしたが、昭和59年(1984)に廃止されました。
現在は、跡地の一部が歩行者・自転車専用道として整備されています。
清水マリンパークに到着。
一般的には「エスパルスドリームプラザ」の名称で知られているエリアです。伊豆の土肥(とい)方面へのフェリーが発着するフェリーターミナルも併設されています。
これは清水港線時代に貨物(木材)の積み込みに利用されていたクレーン(テルハ)で、近代化遺産として保存されています。
ホイストのレールが環状になっているのが特徴的です。
一般的には「エスパルスドリームプラザ」の名称で知られているエリアです。伊豆の土肥(とい)方面へのフェリーが発着するフェリーターミナルも併設されています。
これは清水港線時代に貨物(木材)の積み込みに利用されていたクレーン(テルハ)で、近代化遺産として保存されています。
ホイストのレールが環状になっているのが特徴的です。
ここから少し脇道に入り、内陸側へ。
巴川(ともえがわ)沿いに建つ「末廣(すえひろ)」は、清水の次郎長が経営していた船宿を、当時の部材を再利用して復元したものです。
現在は次郎長親分ゆかりの品を展示する史料館になっています。入館無料。
ちなみに敷地の一部は、なんと山梨県の飛び地になっています。
巴川(ともえがわ)沿いに建つ「末廣(すえひろ)」は、清水の次郎長が経営していた船宿を、当時の部材を再利用して復元したものです。
現在は次郎長親分ゆかりの品を展示する史料館になっています。入館無料。
ちなみに敷地の一部は、なんと山梨県の飛び地になっています。
御穂神社の拝殿。境内全域が世界遺産の構成資産になっています。
祭神は三穂津彦命(みほつひこのみこと)と三穂津姫命(みほつひめのみこと)です。
三穂津彦命は出雲の大国主命の別名といい、国譲りのあと、夫婦でこの地に鎮座したとされています。
御朱印は授与所にて、半紙に押したものがいただけます(帳面不可)。
祭神は三穂津彦命(みほつひこのみこと)と三穂津姫命(みほつひめのみこと)です。
三穂津彦命は出雲の大国主命の別名といい、国譲りのあと、夫婦でこの地に鎮座したとされています。
御朱印は授与所にて、半紙に押したものがいただけます(帳面不可)。
三保松原の中でも屈指の絶景スポットとされる名勝、鎌ヶ崎(かまがさき)。
童謡の歌詞のように、富士山は頭を雲の上に出しています。
富士見の名所ですが、夏場はガスって富士山が見られない。
……というのは静岡県民には常識ですが、それを知らずに期待して訪れた観光客も、きっと多いはず。
童謡の歌詞のように、富士山は頭を雲の上に出しています。
富士見の名所ですが、夏場はガスって富士山が見られない。
……というのは静岡県民には常識ですが、それを知らずに期待して訪れた観光客も、きっと多いはず。
清水灯台(三保灯台)。
明治45年(1912)建造の日本最古のコンクリート製灯台で、今なお現役で航行の安全を担っています。
三保半島にはもう一つ、岬の突端の真崎(まさき)地区に灯台(真崎灯台)があるので、こちらは「三保灯台」という通称で区別されています。
明治45年(1912)建造の日本最古のコンクリート製灯台で、今なお現役で航行の安全を担っています。
三保半島にはもう一つ、岬の突端の真崎(まさき)地区に灯台(真崎灯台)があるので、こちらは「三保灯台」という通称で区別されています。
清水港内の水上バスが発着する、三保(真崎)の桟橋。
困ったことに、これが船着き場の全景です。風除けの待合室さえ無い完全アウトドア仕様(汗)。
当然ながら無人なので、料金は船が着いた時に係員に支払います。
困ったことに、これが船着き場の全景です。風除けの待合室さえ無い完全アウトドア仕様(汗)。
当然ながら無人なので、料金は船が着いた時に係員に支払います。
海上から見る富士山。
伊丹の清酒『白雪』は、摂津から江戸まで樽廻船で航行中、雪を頂いた富士山に感銘を受けた蔵元の当主によって名付けられたのだとか。
蔵元が見た風景は、ちょうどこんなイメージだったのかもしれません。
伊丹の清酒『白雪』は、摂津から江戸まで樽廻船で航行中、雪を頂いた富士山に感銘を受けた蔵元の当主によって名付けられたのだとか。
蔵元が見た風景は、ちょうどこんなイメージだったのかもしれません。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
笛
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
カメラ
|
---|---|
備考 | 世界遺産にも指定されている観光地です。ストーブ等の火器の使用はできません。 羽衣の松の周辺に売店や食堂が多数ありますので、食料、飲み水は現地で調達が可能です。 鎌ヶ崎から真崎海岸までは長いコンクリート敷きの自転車道が伸びています。 ノルディックウォーキングポール(非登山用)があると便利です。 |
感想
山行……、ではないです。ハイ。
世界遺産・三保松原から遠く富士山を眺めつつ、
海岸付近を長々と歩くのも、語意的にはハイキングと言えなくもないのでは……?
という実験の記録です。
結果として、平地とはいえ15km以上を歩いたのでかなりの運動量となりました。
青い海に白い砂浜、そして松原越しの富士山は、さすがは「芸術の源泉」の面目躍如、と言えるような景観です。
とはいえ、さすがに延々と「松と富士山」の海岸が続くと、どうしても単調な景色に感じてしまい、少しずつ退屈になってきてしまいます。
本来はサイクリングロードですので、やはり自転車で風を切りながらスイスイと走るのが理想的なルートと言えそうです。
(同じく白砂青松の景勝地、天橋立も自転車での散策がオススメ)
せっかく三保松原までやって来たのに、羽衣の松だけ見て帰ってしまうのはもったいない!
たまには海風を感じながら、シーサイドハイクというのも面白いですよ。
また三保半島は日本平や久能山にも近いので、路線バスやロープウェイを組み合わせて、柔軟なハイキングコースを設定することもできます。
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