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Yamareco

記録ID: 562834
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ハイキング
丹沢

鐘ケ嶽北尾根★猟犬と鹿に出くわして進路変更したらきついバリルート!

2014年12月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:26
距離
7.4km
登り
569m
下り
589m

コースタイム

日帰り
山行
3:56
休憩
0:29
合計
4:25
8:28
110
10:18
10:20
67
11:27
11:54
59
12:53
ゴール地点
天候 晴/雲り、途中ガスが流れていた
過去天気図(気象庁) 2014年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:本厚木 ⇒ 煤ケ谷バス停
帰り:鐘ケ嶽バス停 ⇒ 本厚木駅
コース状況/
危険箇所等
鐘ケ嶽北尾根(メモ)
・途中2か所に立派な道標ありましたがその他取付きや分岐に一切表示なし
・多数の作業道が尾根から下りているので色々な場所に出れそう
・枝尾根もあるので進行方向を常に確認する必要あり(一回間違え引返した)
・分かりやすい作業道の場所と不明確な場所が混在している(全体的には歩きやすい)
・鐘ケ嶽直下付近は傾斜がきつくルート不明確(今日はやむなく違う尾根に移ったのでよけいに大変な目にあった)
煤ケ谷バス停からまずはこの橋まで来ます。
煤ケ谷バス停からまずはこの橋まで来ます。
橋から歩いて最初の尾根端部は民家があったので次の場所。お墓の上に鹿柵扉を発見。
橋から歩いて最初の尾根端部は民家があったので次の場所。お墓の上に鹿柵扉を発見。
すぐに作業道に乗れました。ここを登ると下に里が見渡せ次の写真。
すぐに作業道に乗れました。ここを登ると下に里が見渡せ次の写真。
綿あめのような霞です。天気予報の晴れの割には雲が多い。
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綿あめのような霞です。天気予報の晴れの割には雲が多い。
さっそく祠と鹿柵扉。この後多数の扉を通過します。
さっそく祠と鹿柵扉。この後多数の扉を通過します。
出ました、場所に不釣り合いな立派な道標。ここは「福神山」方向に行くのですが・・・
出ました、場所に不釣り合いな立派な道標。ここは「福神山」方向に行くのですが・・・
道があるわけではなく、大体の方向を目指して一旦下ります。
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道があるわけではなく、大体の方向を目指して一旦下ります。
アップダウンを繰り返すたびに鹿柵扉。
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アップダウンを繰り返すたびに鹿柵扉。
やせ尾根風であり、雰囲気がとても良い尾根です。
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やせ尾根風であり、雰囲気がとても良い尾根です。
大きな岩がある場所や、急傾斜やザレ場等変化があります。
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大きな岩がある場所や、急傾斜やザレ場等変化があります。
2つ目の立派な道標。三角点の方向に枝尾根が延びていましたが行きません。
2つ目の立派な道標。三角点の方向に枝尾根が延びていましたが行きません。
基本的には歩きやすい尾根でこの辺りは散歩気分。
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基本的には歩きやすい尾根でこの辺りは散歩気分。
分かり難い尾根の分岐でこれ発見。でも赤帽杭に書いてあったのはここだけでした。
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分かり難い尾根の分岐でこれ発見。でも赤帽杭に書いてあったのはここだけでした。
たまに眺望が開けますがずっとガスが目立ちました。
たまに眺望が開けますがずっとガスが目立ちました。
<本日のアクシデントの伏線>
標高250m付近でオレンジのヤッケの人発見。何やってるんだろうと良く見ると横に猟銃!(写真ぼけ)。「こんにちは、猟をやっているんですか?」「そうだよ」「ここ通っても大丈夫ですか?」「大丈夫でしょ」「じゃあ稜線を行きますので」・・・その後無線でハイカーが通ることを連絡していたようです。
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<本日のアクシデントの伏線>
標高250m付近でオレンジのヤッケの人発見。何やってるんだろうと良く見ると横に猟銃!(写真ぼけ)。「こんにちは、猟をやっているんですか?」「そうだよ」「ここ通っても大丈夫ですか?」「大丈夫でしょ」「じゃあ稜線を行きますので」・・・その後無線でハイカーが通ることを連絡していたようです。
途中ピークを巻かずに直登したらきつい下りとなり、ここは巻道が良かったです。
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途中ピークを巻かずに直登したらきつい下りとなり、ここは巻道が良かったです。
福神山が近付くと傾斜がゆるくなり紅葉も目立ちます。
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福神山が近付くと傾斜がゆるくなり紅葉も目立ちます。
とてもゆったりとした雰囲気で歩けます。
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とてもゆったりとした雰囲気で歩けます。
「紅」はないですが「黄」はきれいです。
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「紅」はないですが「黄」はきれいです。
そして枝に巻いたテープに「福神山」と書かれたピークに到着。
そして枝に巻いたテープに「福神山」と書かれたピークに到着。
裏には「420m」。標高ですね。ヤマレコ見ると板に山名が書かれてものが取り付けられていますが気が付きませんでした。
裏には「420m」。標高ですね。ヤマレコ見ると板に山名が書かれてものが取り付けられていますが気が付きませんでした。
そして広く明るい緩やかな尾根が続きます。
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そして広く明るい緩やかな尾根が続きます。
緩やかな尾根の終点付近に2つの祠。
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緩やかな尾根の終点付近に2つの祠。
祠を過ぎて傾斜が急になると一転藪っぽくなり、このまま進んでいいのかな?と思うようになります。
祠を過ぎて傾斜が急になると一転藪っぽくなり、このまま進んでいいのかな?と思うようになります。
地形図を見ると黒破線でトラバースから違う尾根を登るルートが書かれているので行ってみると、鹿柵の「穴」が小さすぎて「犬」しか通れないな・・・なんて思って困っていたら!
地形図を見ると黒破線でトラバースから違う尾根を登るルートが書かれているので行ってみると、鹿柵の「穴」が小さすぎて「犬」しか通れないな・・・なんて思って困っていたら!
犬!と犬! 首に無線機みたいなものが付いています。猟犬じゃん! え! 私は鹿じゃないよ、人間だよ。目があいましたが犬は驚くでもなく別の方向に駆けていきました。
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犬!と犬! 首に無線機みたいなものが付いています。猟犬じゃん! え! 私は鹿じゃないよ、人間だよ。目があいましたが犬は驚くでもなく別の方向に駆けていきました。
その後犬が吠える声が数回したと思ったら、私の10m程前を大きな鹿が一頭駆け抜けて行きました。(速すぎて写せなかった) そのあとを追う犬だけかろうじて写りました。行った方向は先ほどの祠の先の斜面です。
その後犬が吠える声が数回したと思ったら、私の10m程前を大きな鹿が一頭駆け抜けて行きました。(速すぎて写せなかった) そのあとを追う犬だけかろうじて写りました。行った方向は先ほどの祠の先の斜面です。
どうも本来の場所は猟の真っ最中のようなので、尾根を変えることにして大きくトラバースしました。
どうも本来の場所は猟の真っ最中のようなので、尾根を変えることにして大きくトラバースしました。
ところがそこがすごい傾斜で下を見ると写真のように大きな岩がごろごろしている谷です。
ところがそこがすごい傾斜で下を見ると写真のように大きな岩がごろごろしている谷です。
ほとんど四つん這いで登ります。
ほとんど四つん這いで登ります。
急傾斜の途中、ぼたん岩(タマネギ石)がまとまってありました。
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急傾斜の途中、ぼたん岩(タマネギ石)がまとまってありました。
ヒイコラしながら上がっていくと作業道に出ることができ、ホッと一息です。
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ヒイコラしながら上がっていくと作業道に出ることができ、ホッと一息です。
登っていくと、おっとここにも猟銃を持った方がいたので挨拶して鐘ケ嶽方向に進みます。ここでも無線で私のことを連絡したようです。
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登っていくと、おっとここにも猟銃を持った方がいたので挨拶して鐘ケ嶽方向に進みます。ここでも無線で私のことを連絡したようです。
そしてほどなく人の声が聞こえてきて・・・
そしてほどなく人の声が聞こえてきて・・・
おなじみの山頂です。これまでのきついバリルートと比べるととても平和な場所です。
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おなじみの山頂です。これまでのきついバリルートと比べるととても平和な場所です。
さて、下りはまともに参道を下りましょう、と山頂のすぐ下の神社まで来たら・・・
さて、下りはまともに参道を下りましょう、と山頂のすぐ下の神社まで来たら・・・
あれ、モノレールがある! 前回来た時はなかったよな〜。どこに延びているのだろう。
あれ、モノレールがある! 前回来た時はなかったよな〜。どこに延びているのだろう。
ちょっと行ってみよう、と100mほど下ったところで、なんと!さっきの犬2頭と再会!(写真とる余裕なし) これ以上行くのは止めましょう。
ちょっと行ってみよう、と100mほど下ったところで、なんと!さっきの犬2頭と再会!(写真とる余裕なし) これ以上行くのは止めましょう。
参道に復帰しました。一名のハイカーが下で休んでいました。
参道に復帰しました。一名のハイカーが下で休んでいました。
下る途中全くすり減っていない靴底が落ちていました。
下る途中全くすり減っていない靴底が落ちていました。
下の方はまだまだ紅葉・黄葉が残っています。
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下の方はまだまだ紅葉・黄葉が残っています。
日が射すと引き立ちます。
2
日が射すと引き立ちます。
黄色は長持ちするのかな。
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黄色は長持ちするのかな。
ゴールの少し前、ゾンビのような雰囲気の幹が並んだ場所があります。色といい、形といいおどろおどろしいです。
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ゴールの少し前、ゾンビのような雰囲気の幹が並んだ場所があります。色といい、形といいおどろおどろしいです。
道路に出ると、この表示ありました。
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道路に出ると、この表示ありました。
捕獲対象鳥獣は「シカ」だけでなくこんなにたくさんの種類なんですね。
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捕獲対象鳥獣は「シカ」だけでなくこんなにたくさんの種類なんですね。
バス停の横にこれあります。石柱の横には由来が書かれています。
バス停の横にこれあります。石柱の横には由来が書かれています。
まぐれですが12時57分の4分前に到着です。この本数の少ない中でラッキー!
まぐれですが12時57分の4分前に到着です。この本数の少ない中でラッキー!
猟に関する情報の拡大です。
猟に関する情報の拡大です。

感想

歩きやすい作業道をのんびり歩いて鐘ケ嶽・・・のつもりで軽い気持ちで歩き始めましたが、波瀾万丈のハイキングとなりました。

最初にオレンジ色のヤッケの人を見つけたときは、なんでこんな場所に座り込んでいるのだろう?と不思議に思ったものですが、猟銃が見えて一瞬で状況が呑み込めました。なので一応進んで良いか確認したところ「良い」とのことだったので続行です。

その後、猟のことなどすっかり頭から抜けて様々に変化する尾根を楽しみながら鐘ケ嶽直下の急登が始まる場所まで来ました。ここでそれまでの歩きやすい作業道から一変したので地形図を見ながらうろうろしていると、突然眼前に2匹の犬。本当にえっ!と驚き急いでその場所から離れようと歩き出すと、今度は鹿が目前を疾走して来て犬がその後を追いかけて行きました。

行きたい尾根の方向に犬が走っていったので、尾根を変えようとして苦労しながらトラバースして行った先の尾根がこれまた急登で、両手を最大限に使わないと登れませんでした。ここで汗びっしょりとなり、鐘ケ嶽山頂でアンダーウェアを着替えました(体冷えるので)。

これまでも猟の最中の近くは通ったことはありますが、猟犬や獲物の鹿が眼前を走り回るのに遭遇したのは初めてでした。

モノレールの目的がここに↓ありました。
http://www.townnews.co.jp/0404/2014/11/07/258847.html

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コメント

鐘ケ嶽あたりの猟
WeeklyClimさん。こんばんわ。
鐘ケ嶽のあたりでも猟をやっているのですね。知りませんでした。
猟の期間について、なにか記載されていたものがあれば、教えていただけませんでしょうか。
事前にわかれば近づかないのですが、予定していたコースで猟をやられて、他の場所に行ってくれとか言われると、ついカッとしちゃうんです。以前ちょっとしたケンカ状態になったことがあります。(大人気なかったと反省しています)
ちなみに私は犬は好きなので、猟犬とはいつも仲良しです。
2014/12/21 19:11
Re: 鐘ケ嶽あたりの猟
こんにちは Y-U1さん。
猟に関する情報は写真の拡大を最後に追加しました。
基本的に今年度いっぱい(27年3月)までのようです。
でも実施場所が「厚木市内全域」となっているので、本当にどこでいつやるのか分からないですね。
2014/12/21 19:35
鐘ケ嶽北尾根
WeeklyClimさん。こんばんわ。
私はまだ鐘ケ嶽に登ったことがないのですが、
北尾根バリエーションルートがあるとは知りませんでした。
なかなか変化に富んでそれでいて面白そうなルートですね。
いつか歩いてみようと思います。
紹介ありがとうございます。
2014/12/21 23:29
Re: 鐘ケ嶽北尾根
こんにちは、melonpanさん。
鐘ケ嶽北尾根はずっと前から歩きたかったのですが、後回しになっていたのでようやく行けました。ヤマレコマイページのマップ(赤線)を見ながら、未踏の尾根のうち比較的傾斜がなだらかそうな場所を探しています。見知らぬ場所はいつも何らかの発見があり楽しみです。
2014/12/22 16:26
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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