未踏の林道ルートで 滝の入頭〜有間山へ


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 839m
- 下り
- 831m
コースタイム
天候 | ☀ ・最低/最高気温 (熊谷:20.7/34.5 ℃) (秩父:17.1/33.7 ℃) ・昼間の時間: 14:37 (日出:4:25 日入:19:02) ・18日の気象[全国] : 気象人 https://kishojin.weathermap.jp/diary_detail.php?date=2023-06-18 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
します。 「浦山ダムサイト」を右に見て、上流へ。 「浦山大日堂・バス停」も過ぎて、さらに上流へ。 冠岩入口(鳥首峠登山口)に 駐車(8:34着)。 県道73号左折入口のため、数台しか止めることが出来ません。 (冠岩へは、以前から通行止となっております) 渓流釣りの車1台が止まっておりました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
「冠岩入口」から、林道・「広河原・逆川線」を上流に少し 行ってまもなく、左へ入って行く「林道」を利用して、 "「滝ノ入頭」西尾根"とも言うべき尾根から、有間山稜線に 出るルートなのですが、全くの"マイナールート"ですので。 指導標も無く、マーキングもなく、くれぐれも一般道では ありませんので(薬莢は時々落ちておりますので危ない)。 ・林業としての利用は、荒れた状況からみると無く、また 登山としてもその形跡はありません。 ・林道を利用と言うより、適当に尾根に向かって登ると言った ほうが正解です。ですから、いろいろ やや危険です🐻🐻。 ・有間山南北稜線に出れば、もう通常の一般コースですが。 ・滝ノ入頭〜しょうじくぼの頭からの、長沢背陵大観は 見事です。 ・鳥首峠〜冠岩入口への下り。途中の小文沢横断ヶ所では、 以前から登山道が流亡しており、迂回がちょっと難儀します。 |
写真
感想
◎梅雨の中休み。
・鳥首峠へは、1962(昭和37)年04月01日の初登頂以来、随分と
訪れています。この時は、中学3年生直前の春休みで、従兄弟と
4人で行きまして、名郷〜鳥首峠〜武甲山(裏参道)経由〜
秩父駅までしっかり歩き、10時燗50分も掛かりました。
この時期頃までは、石灰岩の採掘が武甲山の北面に及んで
いませんでしたから、"裏参道コース"があったのです。
以来、鳥首峠に訪れるたびに、峠を守る「祠」及び樹木が
朽ち果てていく"姿"に 悲哀を感じております。
・今年の5月24日に「仙元尾根〜仙元峠」に行ったときに、
大滑りの頭から見た、有間山周辺に行って見ようと思いました。
冠岩入口からではなく、行けるか判らない広河原・逆川林道から
左へ入る「林道」へ入って見ました。
結果、かなりマイナーです。薬莢が所々落ちており、登山者が
入った形跡はあまりありません。
滝入の頭付近に出るまで踏み跡薄く、熊さん🐻が怖いので、
常に音を発することが必要です。
・林道へ入って暫く進んだ9時40頃に、手製の地図を紛失した
ことに気づき、やむを得ず戻って探しましたが、見つからず、
これで30分以上もロスしてしまいました。
地理院アプリが機能しなかったので、位置がわからず。
◎ 久しぶりの「奥武蔵」で、少し薄日ではあったものの
"長沢背陵の大観"を見ることが出来ました。
***<おまけ>***
1966年(昭和41年)9月の読売新聞連載〜「[峠路]1〜14回」の
うち、3回(9月14日)「鳥首峠」から(原文のまま抜粋)。
・今から百年前、維新の戦いで官軍に敗れた秩父の負傷兵が、
列をなしてこの峠を越えた。
ある者はヤリを背に首をたれ、ある者は傷ついた足をひきずり、
またある者は、同僚の肩を借りながら・・・・・・。
「きっと かっての白岩及び冠岩集落の人々は、この光景を
見ていたに違いない」とは、私の感想。
・このように「鳥首峠」含め秩父の「峠」は、信仰や交易の道は
基より、1884年(明治17年)11月の「秩父事件」と何らかの
関りがあり、「峠」は"退却道"と言う 悲しい側面も。
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