シモフリ新道道迷い対策
- GPS
- 02:12
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 326m
- 下り
- 319m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
シモフリ新道の記録で道迷い事案を確認したためその確認と対策 |
写真
感想
YAMAPを見ていたらシモフリ新道で道迷いの記録がありました。
gpsデータを見ると賽の河原から向かって不動沢の渡渉のちょっと手前の枯れ沢のようです。
場所確認するため、他の方の軌跡データを確認していたところ、やはりそこで間違いそうになったとの記録も確認。
これは対策せないかんと思い早速行ってきました。
午後からは兄の仕事の手伝いがあるので、急いで出発、とは言ってもいつものように8時過ぎの出発、でも近いってのは幸せです。
現場まで所々赤布を生分解性のピンテ(一部キイロテ)に交換しながら、他に迷いそうなところないか確認しながら進みました。よほどのことがなければ道がしっかりしてるので間違えるようなことはないと思います。
さて現場はというと、登りで行くなら多分間違いようないと思われます。
下りで使った時、ロープを利用して一番下まで降りてしまうと確かに沢に吸い込まれる可能性はあるなと思いました。
普通に注意していれば間違うようなところではありませんが、疲れていて足元ばかり見ていたりすればすぐ上にある明瞭な道を見逃し進みやすい方向に進んでしまうのでしょう。また、暗くなり始めたりすれば尚更です。
わかっている人はあり得ないミスですが、そういう状況はどこででも、誰もが経験する可能性があります。私も何度か明らかに間違いようないようなルートで道を外したことがあります。おかしいとすぐ気付けるような状態なら良いですが、その進んだところがそれなりに歩ける状態だとどんどん進んでしまいます。
ということで、まずは近くにあった枯れ木三本ほどを切り取り沢に通せんぼ、ただし豪雨があれば流されるかもしれません。
ロープも足場がしっかりできているので不要かとも思いましたが、リスク減らすためにはあったほうがよさそう、なので上部の取り回しを変更し少し手前側に寄せ、さらに垂れ下がらないように末端部を上流側の根っこに取り付けました。これで一段下まで降りることはないと思います。
ピンテも追加したので、これで大丈夫かと思います。
常に気を張って山登りしていたら疲れてしまいます。なので、ぼーっとして道を外すことがあるかと思います。今はgpsで自分の居場所がわかるので、少しでもおかしいなと思ったらそれを確認し、落ち着いて来た道を引き返すことが大切だと思います。
賽の河原にシモフリ新道入り口の看板が設置されましたが、それがあっという間になくなってしまったそうです。誰かが故意に撤去しているようです。どんな理由があるかわかりませんので、その行為に対し善悪の判断はできません。
慶応山荘で設置したのですが、シモフリ新道の入り口がわからず慶応山荘まで来てしまう人がいるので設置が必要とのことです。
でも考えてみれば、入り口がわからないまま進んで慶応山荘まで行ってしまうというのも困ったものです。地図やGPSがあればそこに行くまでに気づくだろうし、あれだけ明瞭な分岐を見逃す人がそのままシモフリ新道に行って大丈夫だろうかと考えてしまいます。
電子地図が普通に普及して便利な世の中になりましたが、山登りする人は少なくとも地図読みできるようになるべきです。人について歩くときもただついて歩くのではなく地図を見て、今どこを歩いてる、くらいは把握してほしいし、それも山登りの楽しみの一つにしてほしいと思います。
偉そうなことを言いましたが、私もまだまだ勉強不足だし、地図読みも下手くそでGPSに頼ってばかりです。
のんびり考えながら作業していたら1時間くらい長居してしまい、慌てて帰りました。もうこの時間だから誰も来ないかなと思って走っていたらお二人歩いてびっくりさせてしまったかな??申し訳ありません。
それで慌てて帰ったものだから、またやってしまった。スマホを車の屋根に乗っけて走り出してしまった!少し進んだところで落っこちて、バックミラーに映ったのですぐに取りに行きましたが、なんとか生きていてくれました。無くならなくてよかった!
何事も慌てず落ち着いて、だね。
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