蓬莱湖第４岩脈を中心に、岩脈探索

2023年06月21日(水) [日帰り]

• GPS: 05:29
• 距離: 5.3km
• 登り: 360m
• 下り: 353m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:28
• 休憩: 0:57
• 合計: 5:25

9:06 人道橋
12:25 13:17 北尾根展望台
13:23 13:26 大幸田峠
14:26 14:29 人道橋
14:31 ゴール地点

天候

曇り
暑すぎずと言った感じ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

蓬莱湖西端　人道橋？脇の空き地（５台分くらいの駐車スペース）

コース状況／危険箇所等

沢筋や蓬莱湖の湖岸です苔のついたところは滑りやすいところあり
また全般にシダや低木の枝が張り出し、ヤブコギ覚悟で．．．。

その他周辺情報

入浴施設　ゆーゆありいな

写真

6/21 9:03

ここから入山です

6/21 9:04

岩脈

6/21 9:05

6/21 9:24

このエリア特有の沢なのですが、巨大な岩の塊の随所に雨樋のような沢が刻まれています。
大半は水は流れていませんが、溶結凝灰岩の均質な岩だからこその地質構造だと思います。

6/21 9:34

岩脈

6/21 9:34

蓬莱湖が見えます

6/21 9:35

巨大な岩脈

6/21 9:36

6/21 9:43

大きい凹面鏡のような形状の岩があり、その前で声を出すとヤマビコが聞こえます

6/21 9:50

水平歩道

6/21 9:52

岩脈

6/21 10:00

第４岩脈は蓬莱湖の中の岬となっており、ヘルメットをつけて先端に向かいます

6/21 10:04

6/21 10:07

先端までもう少し
本日一番の景観です

6/21 10:08

先端から三瀬明神？or宇連山？

6/21 10:11

岬の先端なのですが、足元を見ると湖底に向かいさらに岩脈が伸びています
渇水期に再訪して、この先が見たいです．．．。

6/21 10:50

尾根筋を進みましたが、幾つもの岩脈が横切っていました

6/21 11:25

馬の背的な岩
このエリアの馬の背と言われる岩の露出した地形の多くは、岩脈がだと思います。
周りの溶結凝灰岩が風化し、硬い安山岩や流紋岩が残って露出し馬の背となります

6/21 11:26

ゴメツガの新芽の黄緑が美しかったー

6/21 12:12

北尾根の登山道に合流

6/21 12:26

先にある屋根は北尾根展望台
ただし木が高くなっていて、あまり展望は見られず．．．。

6/21 12:26

6/21 13:24

ここから降ります

6/21 13:25

6/21 13:40

オーバーハングの巨大な岩が．．。

6/21 13:47

沢が美しい。
コバルトプルーの水が流れています．．。

6/21 13:47

大きなポットホールがありました。

6/21 13:54

この辺りの沢は、河床が水平になっているのも大きな特徴です
溶結凝灰岩の材料となる火山灰が降り積もった際、水平に硬い層・柔らかい層とでき、柔らかい層が侵食で失われた結果だと思います。

6/21 14:22

ため息が出るほど美しかった

6/21 14:28

6/21 14:28

6/21 14:29

やっと道が良くなってきました

6/21 14:30

蓬莱湖の湖面の端っこ

6/21 14:30

駐車場所まで戻ります

蓬莱湖周辺の岩脈概念図

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

たいせい

鬼嫁の山友のお誘いで『蓬莱湖第６岩脈を中心に岩脈探訪』

蓬莱湖周辺域には昔巨大なカルデラ火山があり、このエリアはその火山から噴出した火山灰による溶結凝灰岩でできています。
そこに地殻変動て縦の割れ目ができ、安山岩や流紋岩質マグマが上がってきた跡が、岩脈として何本も地表に現れています。

それを探索するのが今回の山歩き、岩脈に興味を持って探索していた我が鬼嫁の山友から今回声が掛かり、同行させていただきました。

今回見られたのはなかなかのものだったのですが、渇水期になると蓬莱湖の湖底が見られる時があり、水の下のこうした地質構造がさらによく見られるとのことです。
ぜひそうした時期にも、再び訪れたいと感じました．．．。

あ、ポットホールも見られました

コメント

カエル🐸

面白そうな所ですね。地元ですが知りませんでした。水平歩道みたいな所もあるんですね。
また行ってみようと思います！

たいせい

カエル🐸さん、蓬莱湖の東側はご存知のように車道があるのですが、西側にも歩道がずっと通っています。
もう少し時間と体力があれば、湖岸沿いにずっと南下していきそのまま上臈岩まで上がることもできるようです。
ただ結構滑りやすいところがあったり、藪漕ぎ的なところもありあるかもしれませんので、お気をつけ下さい。
私は行ったことがありませんが、上臈岩への登りは大変そうです。