登れるとは思わなかった！冬の谷川岳
群馬県
新潟県
kanemasa
その他11人 
体力度について
- GPS
- 07:53
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 782m
- 下り
- 771m
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| 天候 | 小雪、風は結構あり |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
 06:12発 立川駅（JR中央線(中央特快) [東京行き]）→06:52着 東京駅 07:08発 東京駅（とき305号 [新潟行き]）→08:26着 上毛高原駅 08:35発 上毛高原駅バス停（関越交通バス 谷川岳ロープウェイ線）→09:20着 谷川岳ロープウェイ駅バス停（1,150円）・ 谷川岳ベースプラザ駅（谷川岳ロープウェイ）→谷川岳天神平駅 ●復路 ・ 谷川岳天神平駅（谷川岳ロープウェイ）→谷川岳ベースプラザ駅 16:00発 谷川岳ロープウェイ駅バス停（関越交通バス 谷川岳ロープウェイ線）→16:45頃着 上毛高原駅バス停（1,150円） 16:53発 上毛高原駅（Maxとき334号 [東京行き]）→18:00着 東京駅 18:09発 東京駅（JR中央線(中央特快) [河口湖行き]）→18:50着 立川駅≪参考URL≫ ・関越交通バス 谷川岳ロープウェイ線 http://www.kan-etsu.net/publics/index/20/ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
≪コース状況≫ ●天神平→熊穴沢避難小屋 21日は雪が良く締まって歩きやすかったですが、前日は膝上までズボズボ埋まり、数倍の行程時間が掛かりました（特にスキー場周辺）。トレースはありました。 ●熊穴沢避難小屋→肩の小屋 ガイドさんの後ろを付いて歩いたので危険個所はよく分かりません。雪庇はガイドさんから何か所も指摘されました。トレースはありました。 ●肩の小屋→トマノ耳 先行パーティー全てが肩の小屋までに引き返したためにトレースはありませんでした。危険個所としてガイドさんから厳しく注意されたのが山頂（トマノ耳）。山頂の標識の後ろは切り立った崖に雪庇ができているので、標識の後ろは足跡のある範囲(50cm〜1m程度)より奥へ行くな、とのことです。 ≪登山ポスト≫ ・谷川岳ロープウェイ 天神平駅にあります。 ≪トイレ≫ ・谷川岳ロープウェイ ベースプラザ駅・天神平駅にあります。 |
| その他周辺情報 | 宿泊施設「土合山の家」のお風呂場にはドライヤーがありません。ご注意を。それを除けば、夕食は大きなカニが出て豪華だし、トイレはウォシュレットで綺麗だし、乾燥室で靴が乾くので、快適な良い宿です。 |
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装備
| 個人装備 |
ハードシェル 上下
タイツ
ズボン
手袋
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
目出帽
毛帽子
ザックカバー
12本爪アイゼン
ピッケル
行動食
サーモス水筒
地図 地形図と登山地図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ゴーグル
|
|---|
感想
アルパインツアーサービスさんの雪山講習で谷川岳に登りました。20日（土曜）に講習として天神平から熊穴沢避難小屋の手前まで往復し、その晩は土合山の家に宿泊し、21日（日曜）は朝から山頂を目指しました。
20日に歩いた時点では、特にスキー場周辺で深く積もった雪が柔らかく、ガイドさんがラッセルしたあとを付いて行っても、足が突然ズボッと膝上まで埋まって大層難儀し、パーティー全体として非常に遅い行軍となりました。そのときには、ガイドさんを除く参加者のほとんどが、内心に「こんなペースでは、明日は山頂まで辿り着かずに途中で引き返すな」と思っていました
。
また、前の週末もその前の週末も、ほとんど全てのパーティーが深い雪に阻まれて敗退したことなどが伝えられ、我々の疑いをほぼ確信にしました。「明日は山頂を目指すポーズだけして、あっさりと敗退するのだろうな〜」
ところが天は我らに味方します。その晩に降ったみぞれが雪を締まらせ、翌日は一転非常に歩きやすくなりました。足が全然埋まりません。埋まって10cm程度。おかげで熊穴沢避難小屋までのペースは前日の2、3倍
。楽に辿り着けました。
それでも、その先、撤退して引き返してくるパーティーと次から次にすれ違い、あるパーティ曰く「肩の小屋から先は雪が深くて進めませんでした」とのこと。「あ〜、やはり、そうなのね」と内心覚悟しながら、それでもガイドさんに付いて黙々と登りました。
ところが、肩の小屋を過ぎても足が雪に埋まる気配はなく、比較的順調に登って行けます。「あれ？さっきの人達の言っていたのは何？
」「ひょっとしてひょっとする？」とか思っているうちに、視界の先に棒のようなものが見えてきて、なんとそれがトマノ耳の山頂標識
。いや〜、到着する10分ぐらい前まで、登頂できるか疑っていましたよ、本当に
。
＃たぶん、先頭を歩くガイドさんのコース選択と足場の踏み固め方が良かったので、我々が楽に歩けたのだと思います。
山頂からの眺望は無かったけど、悪天候の中での登頂だけに感慨もひとしお。帰路には参加者が口々に「登れるとは思わなかった」「登れてよかった」と大満足。皆、ホクホク顔で帰っていきました
。
アルパインツアーサービスのガイドさん、ツアーリーダーさんを始め、今回のツアーに一緒に参加した皆様、大変お世話になりました。本当〜に楽しい山行でした。
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