小櫃川水系土沢遡行・四郎治沢下降
- GPS
- 07:03
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 880m
- 下り
- 911m
コースタイム
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:05
土沢の出合に着いたのが10時10分ころ。稜線に着いたのが11時55分ころ。
四郎治沢の本流に降り立ったのは12時15分ころ。
滝原公園に戻ったのは13時45分ころ。一休みして14時過ぎに出発し、
14時50分ころに亀山温泉着。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自家用車の場合は滝原地区湖畔公園(滝原公園)の駐車場に駐車可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
倒木帯の処理が問題。 四郎治沢への下降も倒木があることを前提にルートを考えるべき。 |
その他周辺情報 | 下山後は亀山温泉ホテルで入浴。湖水亭嵯峨和でも入浴可能。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
着替え
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
携帯
時計
ナイフ
カメラ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ハンマーバイル
渓流シューズ
ポイズンリムーバー
|
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感想
1 序
公共交通機関を用いて行ける適当な沢がないか探していたところ、
小櫃川水系の土沢とその隣の四郎治沢は歩かれている旨の記載を見かけた。
いずれも紙ベースでの記録には接したことがなく、
ウェブ上の記録もほとんどなかったが、
どうやらいずれも難所はなさそうだったので、両者をつなげて歩くこととした。
2 土沢
亀山湖のバックウォーターの末端辺りで小櫃川に流入するのが土沢である。
亀山神社の南側に滝原地区湖畔公園(滝原公園)があり、その向かい側に位置する。
小櫃川を渡渉すれば入渓できそうであるが、後述の四郎治沢の出合と異なり、
土沢の出合付近はやや深く、しかも砂が堆積しているようで、
試しに渡渉を試みたところ、ズブズブと足首まで埋まる有様だったので、
先例と同様に四郎治沢から尾根を越して入渓することとした。
四郎治沢の出合は反対にナメであって簡単に渡渉できる。
四郎治沢に入ってやや進んだところの左岸に踏み跡がある。
地形図では土沢と四郎治沢の中間尾根に破線道があるが、
この踏み跡がそれに当たると思われる。
この踏み跡を辿ってしばらく登り(登りすぎに注意。)、
トラバースして土沢に降りる。
土沢に入渓してからしばらくはゴーロ。
我慢して20分ほど歩けばナメが出てくる。
なお、乾いたところは滑る(四郎治沢も)ことが多かったので、
水流中を歩くほうがよいと思う。
20分ほどナメを堪能しながら歩くと、上部にガードレールが見えてくる。
その林道の工事と関係があるか分からないが、
ガードレールが見えてくる辺りからかなり荒れてくる。
我慢して20分程度進むとまたナメが出てくる。
今回のルートで最も大きかった滝(両門の滝となっているところの右俣の滝。)
あたりまでは倒木も気になった(と記憶している)が、
そこから先は本流には目立った倒木はなかった。
計画段階では、標高180m付近の二俣を左に入り、
右岸から流入する支沢の2本目を稜線に上がろうと考えていたが、
GPSを持っていたにもかかわらず、房総の沢の例に漏れず、
次第に現在地が分からなくなっていっていたので、
適当なところで右岸側の支沢に入って稜線に詰め上がることとした。
支沢は、最初は滑床が続く様相を呈していたが、すぐにナメは終わり、
倒木の処理に難儀することとなった。
といっても、標高差がさほどなかったため、
進退窮まるようなこともなく稜線へ上がることができた。
なお、180m二俣よりも手前で稜線に上がってしまった模様である。
3 四郎治沢
稜線に上がったところの四郎治沢側はやや急だったが
GPS上で傾斜の緩そうな尾根を下降しようと考えた。
その尾根に向かう途中で、四郎治沢に降りる獣道があったので、それを降りてみた。
途中で支沢に入ったが、大量の倒木や滑るナメでかなり大変であった
(標高差で100mも降りていないが、20分ほど費やした。)。
おとなしく尾根を下降する方がよいと思う
(この場合、沢床に降りるためには懸垂下降が必要になるかもしれない。)。
四郎治沢本流に降り立った後は、特に難所はない。
倒木も土沢に比べればないに等しい。
もちろんゴーロはあるが、特段問題となることはない。
沢の下降である以上は通常の遡行に比べれば注意は必要であるが、
ある程度沢登り/沢歩きをしている人であれば問題はないと思う。
本流に降りてから50分ほど歩いたところで川廻し。
これまでに通った川廻しは、足下が穿たれているようなことはなかったが、
ここの川廻しは足下がえぐられているようなところもある。
微妙なステップが切られているが、ここは滑らなかったので、
ステップどおりに進めば問題ないと思う。
川廻しを過ぎて少し進めば林道小仁田線の橋をくぐる。
たぶんエスケープに使えるとは思うが、
この先も難所はないので、特段の事情のない限り
林道小仁田線に上がる必要はないと思う。
その辺りから出合まではナメが卓越している。
真っ平らなナメではないので賛否が分かれるとは思うが、
ナメを堪能しながら歩いて行けば40分ほどで出合。
あとは小櫃川を渡渉するだけ。
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