野猿返し

- GPS
- 09:05
- 距離
- 2.2km
- 登り
- 289m
- 下り
- 291m
コースタイム
- 山行
- 9:06
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:06
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
パートナーと本ちゃんに向けての練習。
今回はオールNPのフリーマルチルートで、ルーファイとNPをメイン課題として取り組んだ。
前回の稲子岳に続き、梅雨なのに快晴に恵まれる。
アプローチの沢がかなり増水しており裸足で渡渉したが、水が痛いくらいの冷たさでなかなかキツかった。
前日にかなり雨が降ったので濡れを心配したが1、2P以外はほとんど乾いていた。
1P(縦クラックのフェイス〜岩頭部のピナクル)Ⅲ+:J
2P(短いフェイス〜長いフェイス最上部の立木)Ⅳ+:N
3P(長いフェイスの最後数m〜リッジ歩き):J
順番待ち大休憩1h
4P(右に回り込む核心ピッチ)5.7:J
5P(バンド〜ルンゼ)Ⅲ:N
6P(階段状)Ⅱ:Jコンテ
7P(階段状)Ⅱ:Nコンテ
懸垂25m
ルーファイは特に問題なし。課題は支点の取り方とロープの流れか。
各支点の単体での設置は問題ないが、ルート上のロープの流れまで考えると上手くできてなかった。
気を付けていたつもりなのに、2P目ではロープが屈曲しまくって登攀に支障が出る重さに・・・おかげでトポに記載されてる一番上のピナクル終了点まで行けず、数m下の立木で切ることに。まあ、ここで切ってるPTも多いようだが。ロープが重くて苦労するとはこういう事かと実感を持って理解した。
もっとこれから自分が登るルートの予測と、支点を取る場所、スリングの長さ(伸ばすか伸ばさないか)などをよく考える必要がある。そしてもっと経験を積まなければ。4P目ではロープの大スタック祭りが開催されてしまい、復帰に苦労した・・・。
最近の成果としてこのくらいのグレード感までであれば、とりあえず時間をかけて試行錯誤すればなんとか安全マージンは取りつつルートを突破できることは分かった。
ただ自分たち含め4PTが重なったので順番待ちなどでだいぶ時間を食ったのはあったが、それでもやっぱり時間がかかり過ぎてる。もっと的確に早くこなせるように技術・判断の練度を高めたい。
それと登攀力。核心ピッチ5.7は自分がリードすると想像すると、支点の構築やロープの流れなどに頭を割く余裕がまだないと思った。きっと登攀に必死で視野が狭くなり、その辺りが雑になってしまうだろう。
野猿返しはルート構成や岩質などが天狗山ダイレクトに似てると思った。場所も近いし。登攀グレードはこっちの方が高いけど。
このルートを自信と余裕を持って時間を余らせるくらいで完了できるようになったら、成長を感じることができるかな。
自分の中で三つ峠中央カンテの次のステップとして、良いベンチマークになりそう。
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