高野町石道で丹生都比売神社

2023年07月02日(日) [日帰り]

• GPS: 06:06
• 距離: 15.8km
• 登り: 913m
• 下り: 790m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:39
• 休憩: 0:28
• 合計: 6:07

7:43 九度山駅
8:02 8:02 道の駅柿の郷くどやま
8:15 8:17 慈尊院
9:45 9:47 雨引山
10:36 10:36 六本杉峠
11:04 11:16 丹生都比売神社
12:31 12:42 二ツ鳥居
12:46 12:46 古峠
13:37 13:38 上古沢駅
13:50 ゴール地点

天候

梅雨の晴れ間でむし暑い

アクセス

利用交通機関：

電車

南海高野線・九度山駅スタート
南海高野線・上古沢駅ゴール
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コース状況／危険箇所等

豪雨災害により高野町石道は何ヶ所か崩れている部分があるが、今回のルートにおいて通過するのに危険を伴うような場所はなかった。
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その他周辺情報

●カフェ客殿（0736-26-0372）11〜16時　金土日月祝営業
　天野米のランチセット1,500円
　http://cafekyakuden.xyz/index.html

●ゆの里　0736-33-1126（和歌山県橋本市神野々898）
　大人1,100円　AM10〜PM 9 受付終了　第２、４木曜日定休
　橋本駅からの送迎バスあり
　https://www.spa-yunosato.com/yunosato/
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写真

7/2 7:21

橋本駅で極楽橋行各停に乗り換え

7/2 7:35

いきなりクイズ。『学文路』と書いて何と読むか？この駅の入場券（硬券）は、『入学』と表記されていて、受験のお守りとして人気があったが、今は知らない？

7/2 7:41

六文銭をアピールした九度山駅。自宅最寄りのJR駅始発に乗って2時間40分もかかった。ここからハイキングをスタート。

7/2 7:40

駅構内に掲げられた『九度山まちなかMAP』。まずは、左上の慈尊院まで歩く。

7/2 7:41

駅構内に掲げられた真田幸村一族の図

7/2 7:43

商店がほとんどない商店街を歩く。

7/2 7:45

真田の道っていつ命名されたのか？

7/2 7:50

真田の抜け穴伝説を説明する駒札。祖父は大阪城まで続いているんだと、ガキのボクに説明してくれた。

7/2 7:53

関ケ原の合戦のあと真田幸村が幽閉された真田庵。これだけの文化遺産なのに最近とても荒れていたが、再整備されたようだ。

7/2 7:52

となりにある新しい蕎麦屋のほうが綺麗

7/2 7:55

真田ミュージアムというのが出来ていたが、たぶん真田庵のなかにあった宝物殿の展示品を移したんだろう。

7/2 8:13

慈尊院（女人高野）に着いた。弘法大師のご母堂を祀っている。もちろん、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部。

7/2 8:15

土塀の雰囲気がなんともいえない。

7/2 8:15

弥勒堂（鎌倉時代・重文）など

7/2 8:16

拝堂と多宝塔（県指定文化財）

7/2 8:18

慈尊院から丹生官省符神社への石段

7/2 8:19

高野町石道の最初の1本目となる町石（180町石）が、慈尊院から丹生官省符神社へと向かう石段の中間に建っている。慈尊院から高野山根本大塔まで約20キロ、さらに奥之院まで4キロの間、109m毎に町石が建てられている。

7/2 8:22

丹生官省符神社

7/2 8:24

一町とは一般に広さを表す単位で約3000坪になるが、長さを表す場合もあり約109mとなる。混同を避けるため、長さの単位を一町歩と呼ぶこともある。

7/2 8:25

丹生官省符神社の右奥からスタート

7/2 8:25

おやおや・・・今回は116町石までは行かないので進む。

7/2 8:35

いまはこんな感じ

7/2 8:38

ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」たる雰囲気が偲ばれる

7/2 8:47

紀ノ川が蛇行する

7/2 8:52

ちょっくら休憩

7/2 9:00

展望台でも、むし暑くて大量の汗をかく

7/2 9:00

この展望台の位置

7/2 9:05

赤白の電波塔？に向かって歩く

7/2 9:09

ヤマアジサイがあちこちで満開

7/2 9:22

ちょっくら寄り道

7/2 9:25

いろいろあるな

7/2 9:32

豪雨災害で町石（154？）が倒れていた。世界遺産なのにまだ修復予算がつかないのだろうか？

7/2 9:46

寄り道して雨引山（あまびきやま）514mに登頂。同名の有名な山ではなく、こちらは展望などない。奥には竜神さまが奉られている石碑がある。さすが雨引！

7/2 10:07

149町石。まだまだこれから。

7/2 10:12

木肌の苔が光って見えたが、写真には写らなかった。

7/2 10:31

おやっ、ナメコだと思って近寄ってみたら、違うようだ・・・

7/2 10:37

ここ六本杉から町石道を離れて丹生都比売神社へ降りていく

7/2 10:38

現在地

7/2 10:56

天野の里に降りてきた

7/2 10:56

こちらからも・・・

7/2 10:58

丹生都比売神社へ

7/2 11:01

丹生都比売神社（にうつひめじんじゃ）。日本三大厄神のひとつで、もちろんここも世界文化遺産。

7/2 11:02

太鼓橋。かつて、おじいちゃんが連れて行ってくれると約束していた。

7/2 11:03

儀礼にのっとったやりかたで、茅の輪くぐりをしてきた。左、右、左・・・『蘇民将来（そみんしょうらい）　蘇民将来』

7/2 11:08

神前結婚式が執り行われていた。おめでとうございます！

7/2 11:13

厄除けのお守りを購入

7/2 11:21

ランチを食べに近くの『Cafe客殿』へ

7/2 11:28

天野米のお食事セット。カラダに良さそう・・・ごはんおかわり出来た。熱中症ぎみだが、食欲は旺盛だ(笑)

7/2 11:35

店の雰囲気

7/2 11:35

神社は昔からこの感じなんだ

7/2 12:00

さて、服もすこしは乾いたようだし、ルートに復帰だ

7/2 12:05

ウツボグサがあちこちで満開だった

7/2 12:13

八町坂をエイコラ、エイコラ登る

7/2 12:28

町石道に復帰。

7/2 12:29

二ツ鳥居だ

7/2 12:46

古峠まで町石道をもどって、上古沢駅にむかって降りていく

7/2 13:17

洋もんの繁殖力の高いやつやな

7/2 14:09

暑さでグロッキー（死語？）。おまけに汗臭っさ〜。

撮影機器：

Xperia 1 V SO-51D docomo SONY

感想

クマ

　梅雨の晴れ間、九度山駅から高野町石道（こうや・ちょういしみち）で丹生都比売神社（にうつひめじんじゃ）を参詣してきました。弘法大師ゆかりの神社ですが、日本三大厄神のひとつでもあります。今日はかなりむし暑くて、熱中症になりかけました。
　
　九度山町はオフクロの里で、ガキの頃、毎年の夏休みや冬休みは、ここで数週間過ごしていました。今から数十年前になりますが、その後、町石道などが世界文化遺産に登録されたり、いろいろ変化がありましたが、変わらないものも多くて、これを懐かしく探しながら歩いてきました。

　当時、おじいちゃんが、雨引山や太鼓橋のある神社（丹生都比売神社）までの道のりの大変さを何やら自慢げによく話していて、いつか連れて行ってくれる約束をしていました。そのおじいちゃんもこの約束を果たしてくれないまま数十年前に亡くなり、他でもない自分自身がおじいちゃんになりつつあることを考えると、感慨深いものがあります。

　この地方の方言で、おじいちゃんはよく『そんな走ったら、まくれらよ！』（コケルこと）とか、『真田庵へ行こら！』とか言っていたのを思い出します。おじいちゃん、山頂に龍神さまが祀られた山には、初めて登ったよ。太鼓橋も大きくて綺麗な神社だった・・・ヤンチャざかりのボクに優しく接してくれたおじいちゃん、ありがとう。
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