記録ID: 567117
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ハイキング
近畿
信貴山 表参道〜朝護孫子寺本堂〜山頂
2009年11月15日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 264m
- 下り
- 269m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
西信貴ケーブル高安山駅から近鉄バス乗り換え、信貴山門バス停下車。 奈良方面から: 近鉄信貴山下駅から奈良交通バス乗り換え、信貴山バス停下車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ほとんどの箇所が舗装されているので非常に歩きやすいです。 ただし急傾斜や階段もありますので、運動不足の方には少々キツいと感じるかもしれません。 危険箇所はありません。小さなお子さん連れでも安心して登れます。 |
その他周辺情報 | 宿泊施設は、表参道に旅館が数軒あるほか、境内に宿坊があります。 信貴山観光ホテルに温泉の大浴場があり、日帰り入浴も受け付けています。 食堂やお土産物屋は開運橋の周辺にあります。 |
写真
信貴山(しぎさん)は奈良県と大阪府の間、生駒山地の南部にある山で、古代から軍事や信仰の拠点となった歴史的に重要な山です。
信貴山へのハイキングは大阪・奈良各方面の山麓から徒歩で登るのが一般的ですが、今回は中腹までバスで向かいました。
信貴山へのハイキングは大阪・奈良各方面の山麓から徒歩で登るのが一般的ですが、今回は中腹までバスで向かいました。
境内すぐ左手の階段を上った先にある開山堂。
信貴山の開基とされる聖徳太子や、中興の祖である命蓮(みょうれん)上人らを祀っています。
お堂向かって左手には、命蓮の墓と伝わる塚もあります。
このお寺では命蓮上人をとても大事にしているとのことで、
この開山堂は本堂と同じ高さに築かれているそうです。
信貴山の開基とされる聖徳太子や、中興の祖である命蓮(みょうれん)上人らを祀っています。
お堂向かって左手には、命蓮の墓と伝わる塚もあります。
このお寺では命蓮上人をとても大事にしているとのことで、
この開山堂は本堂と同じ高さに築かれているそうです。
信貴山は「寅の寺」として有名で、境内各所でトラの意匠を見かけます。
これは聖徳太子が物部守屋との戦いに先立って、寅年、寅の日、寅の刻に信貴山で戦勝祈願をした際に、武神である毘沙門天が出現した、という伝承に基づくものです。
写真は大門近くにある張子の虎で、「世界一福寅」と呼ばれています。
これは聖徳太子が物部守屋との戦いに先立って、寅年、寅の日、寅の刻に信貴山で戦勝祈願をした際に、武神である毘沙門天が出現した、という伝承に基づくものです。
写真は大門近くにある張子の虎で、「世界一福寅」と呼ばれています。
朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)の本堂である毘沙門堂。
御本尊の毘沙門天ほか、開山堂、空鉢護法堂(くうはつごほうどう)の御朱印はこちらにて受け付けています。
境内はアップダウンが多いものの、紅葉の名所として有名で大阪近郊でも有数の観光スポットとなっています。
御本尊の毘沙門天ほか、開山堂、空鉢護法堂(くうはつごほうどう)の御朱印はこちらにて受け付けています。
境内はアップダウンが多いものの、紅葉の名所として有名で大阪近郊でも有数の観光スポットとなっています。
信貴山の山頂には空鉢護法堂というお堂があり、その参詣路が登山道となっています。
「空鉢護法」とは仏教の守護神である竜王の秘法で、命蓮上人がこの秘法でもって托鉢で使う鉢を飛ばした、と言い伝えられています。
その伝説は国宝『信貴山縁起絵巻』にも描かれています。
「空鉢護法」とは仏教の守護神である竜王の秘法で、命蓮上人がこの秘法でもって托鉢で使う鉢を飛ばした、と言い伝えられています。
その伝説は国宝『信貴山縁起絵巻』にも描かれています。
坂道の途中で境内を見下ろすと、山の中腹に無理矢理造営したかのようにお堂が建てられているのがよくわかります。
この堅固な地形を活かして、戦国時代には武将の松永久秀によって山頂に信貴山城が築かれ、織田信長軍を相手に籠城戦を繰り広げました。
この堅固な地形を活かして、戦国時代には武将の松永久秀によって山頂に信貴山城が築かれ、織田信長軍を相手に籠城戦を繰り広げました。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
飲料
計画書
ガイド地図(ブック)
保険証
携帯
時計
カメラ
|
---|---|
備考 | 動きやすい服装であれば、ハイキング用品は特に必要ありません。 強いて言えば山頂までの登山道ではT型ストックがあると便利かもしれません。 |
感想
奈良県西部を代表する霊山の一つ、信貴山です。
生駒山地にはよく整備されたハイキングコースがありますので、
山麓から登るのもあまり大変ではありませんが、
運動慣れしていない人は、信貴山門までバスでを利用すると便利です。
実際、この当時まだ本格的に登山趣味を始めていなかった私は、
バスで信貴山門まで来たにもかかわらず、山頂までの往復でヒザを痛めました……。
山内全域がお寺の境内で、ほぼ舗装された道が続きますが、
意外にも三門〜本堂の間にアップダウンがあり、いかにも山寺といった風情です。
有名寺院ともあって参拝客や観光客が多いですが、
山頂まで歩かれる方は多くないと思います。
登った先には絶景が待っていますので、
ぜひとも空鉢護法堂まで足を運んでいただきたいものです。
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