冬の3000m：立山-天狗平まで：1DAYスキーヤーのラッセルに感謝

2014年12月28日(日) 〜 2014年12月31日(水)

• GPS: 75:24
• 距離: 34.5km
• 登り: 1,946m
• 下り: 1,937m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:18
• 休憩: 0:03
• 合計: 10:21

6:15 立山駅
13:54 13:57 弘法
14:25 14:25 弘法トイレ
16:36 弥陀ヶ原ホテル

2日目

• 山行: 9:00
• 休憩: 0:01
• 合計: 9:01

7:27 弥陀ヶ原ホテル
13:58 13:59 弥陀ヶ原ホテル
16:28 宿泊地

3日目

• 山行: 8:33
• 休憩: 0:04
• 合計: 8:37

7:24 宿泊地
10:37 10:39 弘法トイレ
10:55 10:57 弘法
16:01 宿泊地

4日目

• 山行: 1:29
• 休憩: 0:08
• 合計: 1:37

7:52 宿泊地
9:19 9:27 立山駅
9:29 ゴール地点

天候

28日：快晴
29日：雪
30日：吹雪
31日：小雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

立山駅の駐車場は除雪されていません

コース状況／危険箇所等

ショートカット部は疎林なので少し雪崩には気を使った方がいいとおもいます。
弥陀ヶ原は雪原のためホワイトアウト時はGPSとうで確認要。
携帯は富山平野が見えている箇所では通じます。ドコモ

その他周辺情報

入山前日は千寿荘に素泊り。5000円/人　下山後もお風呂入れます。(事前連絡要)

写真

12/28 6:56

ケーブルカーを登ります

12/28 7:02

トンネル。凍ってます

12/28 8:13

快晴オッケー。先人のトレースあり、ラッセルなし。感謝

12/28 9:21

ショートカットのトレースもあり感謝。後にNOZAさんのものと判明。ありがとうございます。

12/28 12:43

雪を纏った大日岳と師匠

12/28 14:10

このあたりでラッセルしてくれた先人(単独2人！？)とすれ違う。
片や前日16時から登り、片や1DAYのNOZAさんでした。
お礼を言い別れます。

12/28 14:59

富山平野

12/28 16:14

12/28 16:18

夕暮れの弥陀ヶ原。

12/29 15:21

29日山頂アタックしますが、天狗平まででタイムアップ。ベースキャンプをもう一段、天狗平か室堂まで上げるべきでした。
テントに戻り、オンザ氷柱ロック

12/30 14:50

30日ホワイトアウトし、前日のトレースも消えたため、下山します。立山杉で記念撮影

12/31 8:14

トンネルを下ります。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

感想

coji-coji

昨年、山師匠と一緒に立山チャレンジしましたが、
己の力不足で敗退。
今年はトレーニングをし、道具を替え、軽量化をし再挑戦。
今回は師匠と共に、スノーシュー2人の4人で望みました。
27日に富山へ移動。きときと寿司でお腹を満たし、前日宿泊の立山駅に向かいます。
今年も千寿荘に泊り、お世話になります。

28日
立山駅を出発。
あれ？トレースがある。
美女平まで去年の半分で登り、トレーニングの効果と道具の進化を感じる。
美女平からは林道歩き、時々ショートカット。
ショートカットもトレース有。二組は入っているようだ。
弘法に着くと樹林帯を抜け、視界が開ける。
快晴でルンルン。
このあたりで前方からスキーヤー登場。
雄山まで登頂し、滑走してきたようだ。話を聞くと前日の16時から行動しているそうな。。。す、すごい。
後にはノーズガードをしたスキーヤーが、NOZAさんでした。
冬の立山で自パーティも含め6人も入山してるなんて奇跡だな。
ラッセルのお礼を言い別れました。

トレースのおかげで弥陀ヶ原まで進め、
山頂まで射程圏内と判断し、幕営。宴会。
しかし翌日。

29日
雪が降り、ガスも出て、昨日のトレースは消えている。
ともかく日帰り装備でアタック。
ガスのためルートが分からず。
天狗平でタイムアップ。
読みが甘かった。
テントに戻り翌日までトレースが残っていれば再アタックとして天気予報見ると(LTEが入るという脅威)翌日から大荒れの予報。。。
今年も駄目でした。
ですが、去年よりは進歩することができた。
来年こそ、師匠にとっては4度目の正直。私は3度目の正直で登頂したいと胸に誓い就寝。

30日
やっぱりトレースもきえていたのでテント撤収。下山開始。
弥陀ヶ原のホワイトアウトの中、GPSを見ながらも微妙に登りのルートを外れる。
GPSの使い方はテクニックがいる。コツは掴んできたけどね。
ホワイトアウトになると本当に平衡感覚失うのね。
滑ってて「急斜面になったな」とおもって地面見ると「あれ？進んでない」
ドテっと転んでる。怖い。
樹林帯に入ると風も収まり一安心。
トレースを辿り、美女平に到着し幕営。

31日
山の上のほうはガスっており、きっと荒れてるんだろうなとおもいながら
立山駅に到着。
健闘を讃えあいながら、汗を流す。
昼ごはんに富山ブラックを食べようとめん八に行くが
流石に大晦日は昼の営業はしてないようだ。夜は年越しで営業するみたい。
仕方なく新湊の道の駅で富山ブラックを食べ、岐路に着いた。

昨年に引き続き再チャレンジとなったが、
初日の快晴トレース付きの千載一遇のチャンスに恵まれながらも
二日目以降の悪天候であえなく敗退となりました。
残念でしたが、得るものはとても多く、
一年間の準備の成果もあり楽しい山行になりました。
来年は決着つけたいとおもいます。また一年励みになります。