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Yamareco

記録ID: 568604
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
道東・知床

【御来光】雌阿寒岳ー阿寒富士

2015年01月02日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:54
距離
10.0km
登り
1,249m
下り
1,273m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:36
休憩
0:09
合計
5:45
距離 10.0km 登り 1,265m 下り 1,282m
6:54
61
7:55
8:00
56
阿寒富士
8:56
9:00
85
雌阿寒岳
10:25
雌阿寒温泉登山口
○12/31 Enemiさんの記録を参考にしました。この場をお借りしてお礼申し上げます<(_ _)>
○阿寒三山の登山から11年ぶり、2回目の再登です。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
樹林限界までトレースが残っていた。それ以降(以上)は吹きさらしのため、トレースなし。
その他周辺情報 登山口に野中温泉(日帰り入浴 税込350円)があります。
(下山後に立ち寄りました。おススメです。)
「オリオン座など、冬の大三角形」
阿寒へ向かう途中、足寄の道の駅より:雲ひとつない星空、好天を期待出来そうです。(この時点で−22度!)
2015年01月02日 01:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
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1/2 1:58
「オリオン座など、冬の大三角形」
阿寒へ向かう途中、足寄の道の駅より:雲ひとつない星空、好天を期待出来そうです。(この時点で−22度!)
雌阿寒岳の登山口:日の出までおよそ2時間10分。ぎりぎりでした(^^(ー20度!)
2015年01月02日 04:41撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 4:41
雌阿寒岳の登山口:日の出までおよそ2時間10分。ぎりぎりでした(^^(ー20度!)
二合目:樹林内は風が穏やかであるため、登山者のトレースがそのまま残っていました。(この状態が山頂まで続くものだとばかり・・・)
2015年01月02日 05:08撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
1/2 5:08
二合目:樹林内は風が穏やかであるため、登山者のトレースがそのまま残っていました。(この状態が山頂まで続くものだとばかり・・・)
樹林限界地点付近です。これより吹きさらし地帯となります。
2015年01月02日 05:20撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 5:20
樹林限界地点付近です。これより吹きさらし地帯となります。
トレースがどんどん不明瞭になって行きました。
徐々にトレースを追えなくなり、岩の上や凍りついた這松、クラストした雪面などを選びながら登りました。(効率が悪いが最善策)
2015年01月02日 05:28撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 5:28
トレースがどんどん不明瞭になって行きました。
徐々にトレースを追えなくなり、岩の上や凍りついた這松、クラストした雪面などを選びながら登りました。(効率が悪いが最善策)
期待できそうな空
2015年01月02日 05:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
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1/2 5:53
期待できそうな空
6時過ぎには東の空が色づきます。
暗い中の高度上昇は結構、難しくもありました・・・ロスも大。
2015年01月02日 06:16撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 6:16
6時過ぎには東の空が色づきます。
暗い中の高度上昇は結構、難しくもありました・・・ロスも大。
そうしてやっと稜線へ。
2015年01月02日 06:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
1/2 6:30
そうしてやっと稜線へ。
お釜に噴出する噴煙や色づく空など。
2015年01月02日 06:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
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1/2 6:48
お釜に噴出する噴煙や色づく空など。
rising sun 来ました!山頂目前!あと50m(^^
−25度前後、更に数メートルの風・・・瞬間冷凍されそうです。
2015年01月02日 06:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
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1/2 6:53
rising sun 来ました!山頂目前!あと50m(^^
−25度前後、更に数メートルの風・・・瞬間冷凍されそうです。
目阿寒山頂より:良い感じです(^^
2015年01月02日 06:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
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目阿寒山頂より:良い感じです(^^
赤く染まる噴煙・・・
2015年01月02日 06:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
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1/2 6:57
赤く染まる噴煙・・・
お鉢を回り、阿寒富士を目指します。
2015年01月02日 07:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
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1/2 7:00
お鉢を回り、阿寒富士を目指します。
本当に良い景観だと思います。
2015年01月02日 07:06撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 7:06
本当に良い景観だと思います。
阿寒富士に取り付き登っていますが、なかなか実感がわきません。
2015年01月02日 07:35撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 7:35
阿寒富士に取り付き登っていますが、なかなか実感がわきません。
横を見ると、影阿寒富士!三角形が良い感じです。
(右は雌阿寒の影)
2015年01月02日 07:35撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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横を見ると、影阿寒富士!三角形が良い感じです。
(右は雌阿寒の影)
阿寒富士は全面クラスト状態。おおよそ夏道に沿って進みます。
踏み外すと危険な状況に陥るので慎重に進みます。※必ず3点支持を厳守、下りも同様
2015年01月02日 07:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
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阿寒富士は全面クラスト状態。おおよそ夏道に沿って進みます。
踏み外すと危険な状況に陥るので慎重に進みます。※必ず3点支持を厳守、下りも同様
石にも、地面の石ころにも、もれなく全てにエビの尻尾つき!
2015年01月02日 07:46撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 7:46
石にも、地面の石ころにも、もれなく全てにエビの尻尾つき!
阿寒富士山頂に到着!
2015年01月02日 07:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
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阿寒富士山頂に到着!
山頂標識につくエビの尻尾をざっくり削りました。
2015年01月02日 07:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
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山頂標識につくエビの尻尾をざっくり削りました。
雌阿寒と右側に雄阿寒岳
(実は直で雄阿寒の登山口に行ったのですが、駐車スペース1〜2台、登山道は雪に埋もれていました。)
2015年01月02日 07:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
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雌阿寒と右側に雄阿寒岳
(実は直で雄阿寒の登山口に行ったのですが、駐車スペース1〜2台、登山道は雪に埋もれていました。)
雄阿寒岳と知床の山々。展望はどこまでも見渡せる様です。
懐かしい山々。残すは知床連山縦走です。
2015年01月02日 07:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
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1/2 7:57
雄阿寒岳と知床の山々。展望はどこまでも見渡せる様です。
懐かしい山々。残すは知床連山縦走です。
凍るオンネトーと阿寒富士の影など。
2015年01月02日 08:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
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1/2 8:00
凍るオンネトーと阿寒富士の影など。
下る途中から:クラストする斜面を登る私のあしあと。
あんな小さい爪だけで支えていると考えると、少し恐いような気もします。
2015年01月02日 08:11撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 8:11
下る途中から:クラストする斜面を登る私のあしあと。
あんな小さい爪だけで支えていると考えると、少し恐いような気もします。
正面左:雌阿寒山頂です。戻って来ました。
この間、煙に巻かれる事3回、正直焦りました→呼吸が・・・
何事も無く、ホッとしたのはそこを脱したと言う気持ちが大きいです。
2015年01月02日 08:48撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 8:48
正面左:雌阿寒山頂です。戻って来ました。
この間、煙に巻かれる事3回、正直焦りました→呼吸が・・・
何事も無く、ホッとしたのはそこを脱したと言う気持ちが大きいです。
山頂に向かいつつ、お鉢をパチリ
2015年01月02日 08:50撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 8:50
山頂に向かいつつ、お鉢をパチリ
もう一枚。
2015年01月02日 08:55撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 8:55
もう一枚。
帰りに雌阿寒岳の山頂標識を確認
2015年01月02日 08:57撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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帰りに雌阿寒岳の山頂標識を確認
山頂標識の奥からおそるおそる(^^
2015年01月02日 08:59撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 8:59
山頂標識の奥からおそるおそる(^^
山頂を離れるので最後に稜線などを1枚
2015年01月02日 09:05撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 9:05
山頂を離れるので最後に稜線などを1枚
概ね来たルートを下ります。
2015年01月02日 09:15撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 9:15
概ね来たルートを下ります。
樹林帯に到着、ひと安心
2015年01月02日 10:03撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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樹林帯に到着、ひと安心
樹林帯の中は明瞭なトレースに復帰
2015年01月02日 10:09撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 10:09
樹林帯の中は明瞭なトレースに復帰
登山口に到着。気が張っていたのか、ここでお腹が空きました(^^
(道中、一切の飲食なし)
2015年01月02日 10:25撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 10:25
登山口に到着。気が張っていたのか、ここでお腹が空きました(^^
(道中、一切の飲食なし)
下山後はこちらに:かけ流しの温泉に入り汗を流しました。
2015年01月02日 11:25撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/2 11:25
下山後はこちらに:かけ流しの温泉に入り汗を流しました。

感想

2度目の阿寒は冬に再訪となりました(^.^)

【準備】特記事項なし。

【登り】
 持ち時間を2時間プラスアルファとし、登山開始
 好天の予報と明瞭なトレースに期待感は大、しかし樹林限界を過ぎると吹きさらしとなり、トレースは消失
 夏道を基準として、適切なルートを選定(クラスト斜面、岩場、這松の上など)し、高度を上げて行く。
 山頂稜線近くになり、やや風が強まってくる。
 また、日の出時刻が押し迫っている!防寒の処置を施し、先を急ぐ。

 日の出ぎりぎりに山頂到着!
 なにも遮るもののない太陽光!阿寒の山々や噴煙も赤く染めます。

 御来光も見れた事であるし、ゆっくり阿寒富士へ脚を伸ばす。
 阿寒富士の表面には雪は積もっておらず、表面は全てクラストしている。不思議な光景・・・イコールどこからでも登れると言う事。10本爪を利かせて高度を上げる。

【下山】
 阿寒富士山頂で風景を撮影して下山。雌阿寒岳山頂に戻り、見過ごした山頂標識を確認し、下山とした。
 下る途中から風が更に強まり、晴天にも関わらず山にだけガスが掛かる不思議な光景になってしまった。
 下りは登りのトレースを維持しつつ歩きやすいところを選び、無事に下山となった。

 下山時に4組の登山者と出会う。その中には、ヤマレコさんも。
 その中の2組の方は「3回に1回晴れたら良い方」だと。おっしゃっていました。

 それを聞いて、なんてツイているのかと思います。とても良い登山になりました。

【その他】
 野中温泉:本当に良いお湯です。
      露天風呂には温泉めぐりと登山が趣味の同世代の方が入浴中、やはりその筋の話に花が咲く(^^

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コメント

素晴らしいです‥。
スライドショーで拝見させていただきました。凄く美しい景色ですネ(^^)。ここ最近、自分の山行が天候に恵まれていないので羨ましい限りです(^o^)/。
あと、こちらは積雪量に変化がありませんのでご心配なく!。
2015/1/2 16:20
Re: 素晴らしいです‥。
morethanさん こんばんわ。
今年の運、全て使いきりました(^.^)
これだけの御来光、今年あと1回あるかないか・・・
視界不良の登山、実は結構多かったりします(T-T)

幸い無事故ですが、引き続き責任を持てる範囲にて行動したいと思います。
2015/1/2 19:42
バッチリですね!(^-^)
今日は、天気ドンピシャでしたね!
森林限界超えた後が、やはりわかりにくいと思うのですが
暗い中お疲れさまです!

私も実際、ここで晴れたこと無いです(汗 
阿寒・斜里・羅臼は下から見上げた時はよく快晴なのですが。。(笑)
今年は、羅臼の縦走の時だけでも天気良くなってほしいものです

私のときは、思ったよりは天気よいで上り始めたので富士までは行けませんでしたが
森林帯と上部で雪の状態がコロコロ変わりますよね。
良い山行でなによりでした。(^-^)
2015/1/2 17:56
Re: バッチリですね!(^-^)
Enemiさん こんばんわ
11年前の夏に歩いていますが冬は初めてであり、Enemiさんの記録を参考にしました、ありがとうございます!
おかげさまで気持ちよい山歩きとなり、感動的でした。

山頂を離れた後に、ガスが湧いて来たので、こればかりは非常に難しいものだと痛感しました。
2015/1/2 19:54
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