銀河の滝
- GPS
- 05:30
- 距離
- 438m
- 登り
- 196m
- 下り
- 0m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
下山後は層雲峡温泉でほっこり。 私どもは黒岳の湯(公共温泉) |
写真
感想
所属山岳会1名といつも青巌峡で活躍してるクライマー2名と銀河の滝のアイスクライミングに2月11日に行ってきた。
十勝から2時間半で銀河の滝駐車場に到着。
道中、道央道が事故で閉鎖になり身動きの出来ない札幌組とのメールでのやりとりがあり少しだけ待つが意外と早く彼らも到着する。
女性からバレンタインディチョコをもらって鼻の下を伸ばす。
この間、雲井の滝に行くという北見の3人パーティと札幌の2名パーティに会う。 札幌二人組は2名は銀河の滝だという。
中国人観光客と一緒に銀河の滝を見上げるとその高さに身が引き締まる思いだ。 ふと下をみるとくだんの札幌二人組が徒渉を終えて取付に向かっていた。
実は昨年、最後のアイスクライミングを銀河の滝として2月下旬に来たのだが徒渉で長靴が水没。
15分で撤収した苦い経験がある。
今年は帯広二人組は胴着きを用意する。
私の胴着きは職場の部長から借りたもので恰幅のいい部長の腹を見て、ゆとりがあるかと思ったらハーネスとかギアとか付けていたら腰まであがらず、ハクション大魔王のような格好で徒渉することになった。
今回は水量が少なく長靴でもなんとか行けたが(札幌組は長靴)お友達が釣り人なら胴着きを借りることをお勧めする。
私はアイスクライミングで初めてのマルチピッチなのでフォローに回ることにしてリードする訳ではないと思いつつ、アルパインヌンチャクも含めてクイックドローが6本・スリング6本とやっぱりごちゃごちゃとラックに付けてしまった。
フィフィはやっぱりスクリュー回収で使うと楽だったのだが、私のロープ・ギアの扱いの拙さにイライラした札幌の先生から途中で「邪魔くさいのでしまいなさい」と言われてしまい渋々とビレーループから外した。
札幌組が登っていくのを見ていたが私以上にスクリューポイントの取り方の大胆さに驚く。
ここから見上げると向こう岸からみる銀河の滝の勇姿からみると随分穏やかに見える。
1ピッチ目の終了点を棚状で水流がのぞく横にスクリューを打ってビレイポイントをとる。
実は左(右岸)の岩の裏にリングがあるのだがロープが届かなかった。
届かせようとすると雪壁を登ることになりつまらないことおびただしい。
2ピッチ目は雪陵歩き。
3ピッチ目もサクサクとした雪の雪陵歩き。バイル・アイゼンでしっかりと体を確保しながら進むことができないのでなんとなくやだし、なんかアイスクライミングっぽくない。
ミックスみたいだ。
2ピッチも3ピッチもビレイポイントがスリングなどで作られていたのを利用する。
4ピッチ目でやっとアイスクライミングらしく氷にバイルを食い込ませる。
今日はピックがよく刺さる・
途中はつらららしいところもあり、そこは引っかけだ。
途中に下に何もなく微妙なトラバース気味に流れの本流部分に移っていく部分がある。
そんな足場も不安定なところにスクリュ−で支点が作られていた。
札幌の先生たちの力量に関心。
こんなところ私は10年経ってもリードできそうにない。
のっこしは例年になく楽だったらしい。
上に抜けて歓喜の雄叫びを上げる。
「おっかねーぇぇぇっぇぇ!!!!!!!!〜×♪△□×・・・・」
ここから見る屏風岳は端正な姿で美しい。
銀河の滝の源頭部をのぞきにいったが、これって程のものではなかった。
でも折角来たなら覗きましょうね。
で、懸垂下降。
最初はロープの重さで流れがスムーズでなかったが、3ピッチでは慣れてきた。
2ピッチはバック姿勢でクライムダウン。
1ピッチ目は岩の陰の終了点を利用して雪壁(右岸)からクライムダウン。
札幌の先生のひとりは肩がらみで降りてしまった。
10時から登り取付は3時半。5時間半にわたるクライミングであった。
その前のヌプントムラウシに比べるとギアの扱いも慣れてきたような気もするのだがリードでなかったから何とも言えないかな?
とても楽しい一日だった。
帰りにニタニタうっとりと運転していたら大雪ダムの分岐点でうっかりと北見方面に直進してしまうほど楽しかったのだ。
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