足利両崖山と七福神・古刹巡り

2015年01月03日(土) [日帰り]

• GPS: 03:45
• 距離: 11.6km
• 登り: 251m
• 下り: 250m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:39
• 休憩: 0:07
• 合計: 3:46

距離 11.6km 登り 251m 下り 253m

12:55 足利市民会館
13:57 14:04 両崖山
16:41 足利市民会館

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

足利市民会館の駐車場に車を置かせてもらいました。

コース状況／危険箇所等

両崖山は低山ですが岩場があります。また、車道を歩くときは、車の往来に注意しましょう。なお、きちんと歩きたい人は、名草か行道山麓の浄因寺から歩くと充実感が味わえるはず。（名草コースは14.4キロでほぼ一日、行道山コースは6.1キロ3時間が目安／足利市HP）

その他周辺情報

鑁阿寺（ばんなじ）は足利氏の館跡で日本の城百選、25年に本堂が国宝に指定されました！足利学校も近く、観光スポットととしてもオススメです。

写真

1/3 11:17

例によって遅く起きた朝、お正月なので近所のステーキ屋で3,900円の黒毛和牛を奮発します（＾＾）

1/3 13:01

今日のワープ先は栃木県足利市、市民会館脇の駐車場に車を置かせてもらいました

1/3 13:09

七福神巡り最初は、歩いてすぐの明石弁天（本城厳島神社）

1/3 13:10

本殿脇に、美人弁天として知られる辨財天、やはり昔水が湧く池が近くにあったのだとか

1/3 13:15

スタンプラリー用の冊子600円也を購入、甘酒のおふるまいもありました

1/3 13:18

次は近くにある寿老人へ

1/3 13:20

足利長尾氏五代目政長が1566年に創建した、心通院に到着

1/3 13:24

寿老人はこのお堂のなかにいらっしゃいました

1/3 13:33

足利高校のフェンスに沿って進み、突き当たりの病院を左折

1/3 13:38

両崖茶屋の看板に従って登山口へ

1/3 13:39

市民憩いの山、ハイキングコースがいろいろとあります

1/3 13:41

ちょっと薄暗い木立を進みます

1/3 13:46

日影で寒い山道

1/3 13:49

明るい尾根に出ました

1/3 13:52

途中で段々と見晴らしがよくなります

1/3 13:52

岩やコンクリの階段を登ります

1/3 13:53

市街地が見下ろせる場所まで来ました

1/3 13:55

岩混じりの尾根は案外急です

1/3 13:56

岩の山道を登り詰めると・・・

1/3 13:57

尾根伝いのメインルートに出ました

1/3 13:57

振り返ると展望台、後で寄ります

1/3 13:58

石段を登ると

1/3 13:59

さらに石段

1/3 14:00

両崖山251mの山頂には、御嶽神社が鎮座していました

1/3 14:00

足利氏のお城跡、そして関東ふれあいの道でもあります

1/3 14:01

市天然記念物のタブノキ、大きいです

1/3 14:10

展望地に来ました

1/3 14:10

南側に尾根がうねうねと続いています（元のサイズ、で拡大できます）

尾根の先には形のいい神奈川県の大山、遠く北関東からも講が組まれた理由が分かるような気がします

1/3 14:10

視線をちょっと右にそらすと・・・（元のサイズ、で拡大できます）

恥ずかしげに富士山が見えました！

1/3 14:10

そして南南東の方角、高層ビル群が肉眼でも確認できます（元のサイズ、で拡大できます）

コンデジではこれが限界ですが、スカイツリーもくっきり！

1/3 14:11

北の方、日光連山は雪雲のなか

1/3 14:11

尾根の先にある低山が、海に浮かぶ島のようです

1/3 14:16

両崖山、要害の言葉がなまったものらしいですが、その名のとおり岩がゴツゴツした尾根を下ります

1/3 14:16

太田金山の向こうに両神山、さらに右手、御荷鉾山の奥には白い八ヶ岳の姿も！（元のサイズ、で拡大できます）

1/3 14:20

尾根を直進すると織姫神社に着きますが、七福神巡りは途中の鞍部で鋭角に右折します（来た道を振り返って撮影）

1/3 14:26

個人名のタグがついた梅園を通り過ぎると、車道に出ます

1/3 14:27

ところどころ紅葉の残った木々も

1/3 14:40

次は恵比寿神（西宮神社）、こちらでも甘酒のおふるまいがありました

1/3 14:45

西宮神社、立派な石段を下りました

1/3 14:52

近くの長林寺は足利長尾家の菩提寺で1448年創建、歴史のある禅寺です（狩野派の絵画・国重文も所有）

1/3 14:53

お地蔵さんや山門は市重文です

1/3 14:54

禅寺らしく、ご本尊は掛け軸でした

1/3 14:54

銅造大日如来座像は江戸時代の作、市重文です

1/3 14:55

福禄寿尊はこちらのお堂のなか

1/3 15:03

参道入り口には多分使われなくなったとおぼしき手押しポンプ

1/3 15:06

弁天さまは先ほどお参りしましたが、再び6丁目長尾弁天、足利の七福神はなぜか全部で11ヶ所あります（＾＾）

1/3 15:12

七福神のお寺以外にも立派な佇まいのお寺、三宝院は1239年の創建（山門前の川「逆さ川」（柳原用水）は普通とは逆に南から北に流れています）

1/3 15:14

恵比寿天の常念寺は平安時代の創建

1/3 15:14

両崖山からのルートのひとつ、天狗山ハイキングコースはこちらに降りてきます

1/3 15:15

時宗のお寺らしく、一遍上人像

1/3 15:23

布袋尊の福厳寺は1182年の創建の古刹、スタンプは本堂内にあり、ご本尊、市重文の釈迦如来像を拝観しました

1/3 15:28

咳止めに効くというお地蔵さまのお堂もありました

1/3 15:39

途中の八雲神社には、市天然記念物の大銀杏

1/3 15:39

八雲神社先で左折すると織姫神社で、尾根道をまっすぐ下るとここに出てきます（以前お参りしたことあるので、今回はパスします）

1/3 15:48

いよいよ本日の（個人的に）メインイベント、鑁阿寺（ばんなじ）に到着！

1/3 15:56

本堂は1299年、鎌倉時代の建物で、一昨年国宝に指定されました！（並んで参拝します）

1/3 15:59

屋根の獅子は魔除け？

1/3 15:59

鬼瓦も立派

1/3 16:02

栃木県指定天然記念物の大銀杏の向こう側に、沈み行く夕日と多宝塔

1/3 16:02

本堂隣は不動明王のおわす中御堂（不動堂）

1/3 16:03

こちらの経堂は1407年築、国重文

1/3 16:04

本堂裏手の諸堂のなかに七福神（大黒天）がいらしゃいました（スタンプは本堂左側御守受場で100円也）

1/3 16:04

たくさんの庚申塔が寄せ集まった場所、なんだかパワーを感じます

1/3 16:06

夕暮れ行く本堂、かっこいい〜〜〜♪

1/3 16:14

大銀杏のうえのほうだけ夕日が赤く染めます

1/3 16:17

真言宗のお寺らしく弘法大師　

1/3 16:18

鐘楼は鎌倉時代築、国の重文指定です

1/3 16:20

お堀に水鳥が泳いでいます

1/3 16:21

東側の門、こういう古いお寺は何をとっても立派です

1/3 16:26

足利学校も行ってみましたが・・・

1/3 16:27

すでに閉館していました（涙）

1/3 16:30

足利学校の向こう側に、夕日に染まる両崖山

1/3 16:44

今日も楽しく山歩き＆お参りができました（＾＾）

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

感想

yamaonse

毎度毎度のお参り＆山旅ですが、今日のコースは歴史の町、足利。本当は行道山から足利市内まで歩いて、市内散策で一昨年国宝に指定された鑁阿寺（ばんなじ）を拝観するつもりでしたが、起きたのが余りに遅く（10時・汗）、市内の足利七福神巡りと、市民憩いの山、両崖山ハイキングとすることにしました。

両崖山は、以前行道山から歩いたときに眺望のいい山だという記憶はありましたが、改めて単独で行ってみて、これ単体でも十分楽しい山だと感じました。里山、というには麓の町が大きすぎますが、これまた似ているお隣、桐生市の吾妻山よりもコンパクトで人家が近い分、手頃なバリエーションルートが豊富なのも魅力です。

そして、足利市自体が都心からそう離れていないせいか、眺望はすこぶる良好。角度的にも南半分がすべて視界に収められます。スカイツリーやビル群から、大山、八が岳、そして富士山まで見渡せました。鎌倉時代からの繁栄を今に伝える古刹も素晴らしいし、今度は早起きしてロングコースで歩きたいと思いを新たにしました。