赤薙山(スノーシュー不向きの山でした)
- GPS
- 03:10
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 668m
- 下り
- 652m
コースタイム
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
薄っすらとトレースあり。スキー場内はリフト伝いに行けば問題なし。リフト上からしばらくは、杭やロープで分かり易い。標識も割かし、しっかりしている。焼石金剛より先は、ロープ等ないのでマークを頼りに進む。トレースはある。尾根伝いなので迷うことはないと思う。 |
写真
感想
少し前に考えていた、日光の赤薙山に行ってきた。しかし、スノーシューには不向きの山だった(後述)。
今日は遅めに5時に家を出る。東北道に乗るが、この時間になるとそこそこ車が多い。しかし、ノロノロ運転になることはない…日光道に入ると雪がチラついてくる。日光インターで下り、一路霧降高原へ。車自体があんまりいない。雪も本格的に降ってきた。道路には積ってないなぁと思ってたら先に除雪車が。ありがとうございます。霧降高原スキー場跡の駐車場に着く。車は1台も停まっていない。轍の跡はあったので駐車場に停める。朝食代わりにブリトーを頬張りながら、支度をする。準備が整い、いざ出発。
道路を渡り、丸山に登る分岐に着く。丸山経由で行こうと思い、先に進むが道が川になってる。雪解け水だろうか…。う〜ん、さすがにスノーシューで沢登りは止めといた方が…というわけで、素直に戻る。スキー場跡を薄っすらと見えるトレースを追って行く。トレースなくとも、リフト沿いに登っていけばとりあえず尾根に乗れるので目指していく。しかし、雪が降っていて地面が見づらい。トレースもそこそこ前の者なのか、ちょっと凍ってるのでスノーシューがグニョグニョいくので歩きづらいったらありゃしない。横目でトレースを見ながら、ちょっと外して歩く。
第何リフトか分からないが、赤薙山に向かうリフトの下部までくる。上を見上げると、けっこう急だ。でも、リフトの下なのでジグザグ行けないので直登していく。スノーシューにとっては急すぎるのか、少し滑りながら登っていく。ひたすら、リフトのロープを見上げながら登っていくと、リフトの終点に着く。ここから、キスケ平までは、すぐ。もちろん、今は何にもありません。この辺りまで来ると、雲の中に入るのか、視界が一気に落ちた。だいたい、200mくらいかなぁ。ここから、焼石金剛までは、スノーシュー向きの緩やかな登り。
焼石金剛から山頂までは、割かし急な登りになる。ここでも、雪の下がクラストしているせいか、ズルズルと滑りながら登っていく。途中で、スノーシューが外れるし…。登山中でスノーシューが外れたのは初めて。山頂近くになるにつれ、だんだん明るくなってくる。うっすら、青空も見えるような気がする。時たま、晴れ間ものぞきイイ感じの天気になってくる。
急な登りにもへこたれず、登っていくと山頂に着く。山頂に着くと、出迎えてくれるかのように晴れ間がのぞき、青空すら見える。風も吹いてないしイイ気分だ。でも、さすがにマイナス5度以下そうそうのんびりもしてられないので、そそくさと下りにはいる。
この下りが、スノーシューに不向きだった…。雪も、ざらざらした雪。その下はクラストしてる。スノーシューのエッジが全く効かない。ズルズル滑っていく。そのまま、滑っていければイイのだが途中で木の根っことかで引っかかる。ヒーヒー言いながら、やっとのことで焼石金剛までくる。ここまでくれば、緩やかになるので問題ない。しかし、視界は来た時より悪くなってた。100mくらいまで落ちてる。
帰りは、丸山周りで帰ろうかとも思ったが、やはり下りの等高線が詰まってるのでやめて素直に来た道をそのまま帰ることに。
リフト上部まで来て、また急な下りに挑戦。今度は、木の根っこがないので無理矢理スノーシューで滑って下りることに。意外にイケた。バランス取るのが難しいがなんとかイケることに気がついた。リフトの下を下って、ふと右を見ると人の姿が今回は絶対に人に遭うと思わなかったのに…。その人は、スノーボードを担いでたのでバックカントリーだな。確かに、滑ったら気持ちよさそうな雪質だ。圧雪もしてないしね。天気は別にして。挨拶をして、そそくさと下りていく。
帰りも、ちょっとトレースを外してサクサクと下っていく。たまにトレースに足を取られてグニョって足首がいくことがあったが…。
駐車場に着くと、バックカントリーの彼の車と自分車がポツリ。
今回の山は、相棒と行こうかと考えてた山だけど。行かなくて良かった。行ったらたぶん怒られてたな。トレースはあるし、スノーシューには向いてないし…
この山は、全然埋まらないのでスノーシューでは不向きです。どちらかといえばアイゼン向きな山でした。6本爪持ってたけど、6本じゃ面白くないしなぁ〜
コメント
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2010メートル、今年にふさわしい山ですね。
スノーシューでの滑る下り、そのままで実現されたんですね!
前後にバランスとりにくそうですが…。
踵が固定できると大丈夫なのでしょょうか。
2010年登山は、言われるまで気がつかなかった…格好のネタだったのに。
です。スノーシューで滑り降りる。やるつもりは、なかったんですが強制的になってしまいました。かなりの後傾姿勢になり、なかなか難しいもんです。しょっちゅう尻もちをついてました。
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