コイカクシュサツナイ岳 ザンクは虫で敗退

2023年07月09日(日) [日帰り]

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ヒュッテ前の駐車場を利用しました。

その他周辺情報

直帰。高速は睡魔が怖いので下道で何度か仮眠して帰りました。

写真

スマホのGPS機能が不調のため(この機種で3度目だ)ログなしです。まあ紙地図あるので問題なしだ。凶悪な夏尾根が見えてくる

今日は暑くなる予報なので水7L担いだが徹夜なのも相まって流石にキツい。途中のテン場でオニギリ食べて休憩

樹林帯から上までゴゼンタチバナ祭りだった

歩いてきた沢を見下ろす。気温が上がってきたが、これくらいでへばっていたら多治見では生きていけないネキ

それでも徐々に調子が出てペースも上がってくる

ピラトコミ山

1853かな

コケモモ

モミジカラマツも多かった

崖に吸い込まれないように上って行きます。エゾツツジとミヤマダイコンソウが咲いている

ミヤマダイコンソウ。黄色はこの花が多い

エゾノハクサンイチゲ

夏尾根頭までもう一息。良い調子で登っていける

マルバシモツケかな

夏尾根頭着。ザンク今日こそ行くぜ！

こちらはカムエク

まずはコイカクへ。奥が山頂です。虫がとても多い。前回ヤオロの先で耳に虫が入ってえらい目にあったので今日は耳栓を持ってきている

ヒダカゲンゲ。コイカク山頂まで3時間45分。このザック重量ならまあまあだと思う。ザンクを日帰りするなら4時間切らんと話にならない。3時間くらいで登るトレランの人達は別物

山頂で準備している時に耳に虫が入る。これが中々抜けてくれなく山行どころではなくなってしまいました。病院に急がなければと下山を決める

今日の調子なら行けそうだったんだけどなぁ

コイカク山頂手前のゴゼンタチバナは中々見事

エゾイソツツジ

ムカゴトラノオとヒダカゲンゲ

ヨツバシオガマが見頃

ヒダカゲンゲはほとんど終わりかけでした

ピンクの斑点が入ったハクサンイチゲ

チシマキンレイカ。耳の中で羽の音がブブブ五月蠅くて全く集中できない

もう少し待っててな

上るのも大変だが下るのはもっと大変

ここのロープは信用しちゃダメですよ

こんなんだからね。岩、根、枝を掴みましょう。下降中に何とか虫が耳から抜けてくれた。かなり降りてからなので登り返す気力もなかったです

テン場でのんびり朝ご飯にします。このザックは日高専用にして新しいの買うことにしよ。ソールを4回替えて防水性のない靴も今年で終了です。良く頑張ってくれました

あまりキレイじゃないけどハクサンシャクナゲ

こんな時間にこの沢に下りてくるのは初めてです。水遊びして帰ります

振り返ると悔しさしか出ません。余っている水4Lを頭からかぶって心身共にクールダウンする

このエゾアジサイの清涼感よ

下のシャクナゲはキレイに咲いている

沢から上がり登山口へ。ウツボグサかな

登山口の橋からのコイカクシュサツナイ川とサツナイ川の合流地点

感想

kaminarijima

1839峰。この山を日帰りするにあたって、時期、天気、体調、気力の全てが揃わないと私には無理だと思っています。17時間くらいかければ多少の要素が揃ってなくても出来るだろうが、想い続けている山なので15時間くらいでしっかり歩きたかった。満を持して臨むも、3時間以上仮眠出来るはずが結局徹夜。スタートからGPS不調。用心のため耳栓持ってきたのに付ける前に虫が耳に侵入…
この山は私を拒んでいるのだろうか？そんな風に考えてしまいました。まだ諦めてはいないけど、いっそのことテン泊出来る環境になってからのお楽しみにとっとこうかな？なんて思ってしまいました。むう。