熊野古道
- GPS
- 04:09
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 369m
- 下り
- 207m
コースタイム
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
熊野古道最後の一泊二日である。いつもの特急くろしお1号が架線に何かがかっらまって、前を走る快速から遅れだした。まだ大阪府内の日根野駅で特急は15分遅れとなった。
紀伊田辺駅発のバスは10時15分発で、これに乗り遅れると次のバスは1時間以上も後になる。でも、どうにもならないことを考えてもイライラするだけなので、頭は空っぽにし流れに身を任せる。和歌山駅からは停車駅ごとに1分ずつ遅れを取り戻し、紀伊田辺では11分遅れまでに盛り返し予定のバスには余裕で間に合うことができた。
牛馬童子の道の駅でトイレを済ませ歩き始めると、近露の里が見下ろせるようになる。特産品はないそうだが、この風景は良いと思うのだが。11時過ぎに歩き始めたので、少し歩いただけで昼食タイムになってしまい近露の王子でお昼を摂る。食後にコーヒーが飲みたくなって、お休み処の交遊館でコーヒーを飲む。古民家を改造した店で、若い女性が一人で切り盛りしていた。交遊館の前はしだれ桜のある野長瀬のお宅で、店に”野長瀬晩花”の絵画の美術書が飾ってあった。”晩花”は雅号で、明治生まれで竹久夢二に傾倒された日本画家だった。丁度近露の美術館で”晩花”の展覧会が開かれていて、これで美術館に寄らなくて済んだ。
近露からの道は古道を歩く方とよくで会うようになる。継桜王子では小広峠からマイクロバスで湯の峰温泉への団体さんと出会う。ここでは野中の清水や秀衡桜などがあり車での人たちとも出会う。軽自動車で旦那さんに連れられてのご夫婦とも会う。「ご夫婦で楽しそうですね」と問うと、旦那さん(”アッち”と表現されていた)は熊野古道を何度も歩かれている方で、今日は連れてこられたそうで夫婦連れは年に1度程度らしい。いつもは別々に行動されているので今回の珍しい光景に出会えたことは、何かいいことがあるかもしれないと期待を持たせる。
小広峠までに外人の二人連れにもあった。小便小僧の飲料水売り、太陽のhかりで輝くススキなど楽しい風景にもであった。ただ途中のんびりし過ぎたので小広峠からのバスの時間に遅れそうになり、慌てたこともあった。運良く10月のダイヤ改正で予定した時間より遅くなっていて16時6分のバスで民宿のある近露王子まで戻れた。
民宿”まるまる”の泊まり客は、古道で出会った外人さん夫婦、近露王子への帰りのバスに小広王子から乗り込んできた単独者と私たちの6人だった。外人さんの奥さんは日本人(フジタ)で、通訳を兼ねて貰いながら楽しく食事ができた。旦那さんはハーバートで半導体の洗浄ガスの販売で世界を回られ、日本でも大阪酸素など滞在されていたことがあるそうな。また”EDX”で日本史に興味があり、東大の講座も受講されているそうだ。お住まいはボストンで、市内から1時間ほどのところで自給の畑や花の栽培を楽しまれている。もう一人の単独者(カキウチ)は北海道富良野の方で、寡黙の方でした。
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