白毛門

2023年07月17日(月) [日帰り]

• GPS: 07:38
• 距離: 6.1km
• 登り: 1,056m
• 下り: 1,045m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:29
• 休憩: 0:08
• 合計: 7:37

8:46 白毛門登山口駐車場
8:53 8:53 東黒沢
11:54 12:00 松ノ木沢の頭
13:03 13:04 白毛門
13:37 13:37 松ノ木沢の頭
15:51 15:53 東黒沢
16:25 16:25 白毛門登山口駐車場
16:25 ゴール地点

天候

天国よりも眩しく、地獄よりも暑い

写真

7/17 11:50

早速見えてきたマチガ沢、源頭部は壁に見えるが、今年滑ってきたばかりで感慨深い。一ノ倉沢は巨大な一つの岩に見える。

7/17 11:50

土合、上州の山々。この日、景色の良いところにとどまるということは、太陽を浴び続けることであり、体力を犠牲にするということだった。

7/17 12:32

ここまでも爆熱だったが、ここからは日陰の一切ない灼熱地獄 -デスゾーン- となり、同行人は完全オーバーヒート、別れを告げる。

7/17 12:43

一の倉沢全貌

7/17 13:00

山頂、笠ヶ岳。馬蹄形の山々も見え、湯檜曽川源流の展望台の様相。

7/17 15:55

そして僕らは川に入り、日が傾くまで涼み続けた

7/17 15:57

川にこそ入るべき日差しの一日だった。

撮影機器：

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

感想

ioriveur

早起きしたのに登山開始はまったりのいつもの流れ。何気なく友人を山に誘い、提示したいくつかのアイデアから白毛門が選ばれた。
白毛門の登山道は、向かいの西黒尾根ほどではないにしろ急登が漫然と続く、北一直線の道であり、これはつまり、登山道が拓く一筋の森の裂け目を通り、正午の太陽が容赦なく背中に打ちつけ、地面に反射し目を焼き、過熱した石からは赤外線が放たれて皮膚の中まで焼けるということだ。
急登をさくさく登っていた我々の体熱はあっという間に逃げ場を失い、一転して木陰から木陰へと逃げ込んでは冷却を待つ、遅々とした山行となった。友人は特に熱にやられ、しばらく騙し騙し休ませては登っていたが、ついにダウン。デポして単独で山頂へ向かった。

1200m 地点の木陰にできた天然のソファーで昼寝していると、熱中症でバテかかっている方々を見かけ、白毛門ハードモードの日だったことを知った。
一方、谷川岳〜武能岳や笠ヶ岳、朝日岳をはじめ、その辺の尾根のあちこちが雲を傘にしており、この尾根だけがとにかく暑かったようだ。