カスケード・キャニオン・トレイル Cascade Canyon Trail
- GPS
- 07:59
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 381m
- 下り
- 376m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:00
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
アメリカ滞在も残り3日。どこかもう1箇所、登るか歩くとしたら今日しかない。しかし、一昨日、私は懸垂下降時に足を打撲したので、あまり長い距離は歩けそうにない。本当は、カスケード・キャニオンの二股から北股(ノースフォーク)に入り、レイク・ソリチュードから尾根を乗っ越してペイントブラシ・キャニオンに降ってくるというサーキット=周回ルートを歩きたかったのだけど、とても無理そう。カスケード・キャニオン・トレイルを行けるところまで行って戻ってくることにする。クライマーズ・ランチを離れる前に、Tシャツやグレン・エグザムに関する本を購入。ジェニー・レイクのビジターセンターから西岸を歩いて、まずヒドゥン・フォールズの滝を見学し、インスピレーション・ポイントの高台に上がると、ジェニー・レイクが見渡せる。このそばの岩場では子供たちがクライミングをしていた。今日もとにかく人が多い。そこからカスケード・キャニオンのU字谷に入っていく。左岸側についた道をたどり、谷を遡っていくと、対岸にティーウィノット・マウンテンやマウント・オーウェン(3924m)、その奥にグランド・ティトンも見える。谷の草むらには黒っぽいムースがいた。堰き止め湖のあたりでは人が大勢休んでいる。
さらに奥に進んでいくと、いろんなピークが見えてくる。左には、カスケード・キャニオンの支流のヴァルハラ・キャニオンが急角度で突き上げ、水流がいくつもの滝=カスケードをかけながら豪快に駆け下っている。そして、その一番奥、源頭部にはグランド・ティトンが聳えている。他の方角から見たときと形こそ異なれ、鋭く尖った岩塊であることに変わりはない。進むにつれ、北西面が見えてくる。あんなところに登ったとはとても信じられない。そのときに我々が登ったルートが実際に見えていたことに気づいたのは、帰国後に、自分の撮った写真をよく見てからだった。
谷が二股となって左右に大きく分かれるところから来た道を引き返し、帰りはインスピレーション・ポイントの下から行列に並んで船に乗って帰った。この夜は、グロス・ヴェントレのキャンプ場に泊まった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する