上高地 蝶ヶ岳 常念岳 大天井岳 燕岳 中房温泉
天候 | 7/16 やや曇り 7/17晴天 7/18晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
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コース状況/ 危険箇所等 |
大天荘からの鎖場は三点支持で 表銀座に痩せたトラバースあり |
写真
感想
2023/7/16-18
蝶ヶ岳、常念、大天井岳、燕岳縦走
上高地-徳沢-長塀尾根-蝶ヶ岳(テント泊)-常念-大天井岳-大天荘(小屋泊)-燕岳-燕山荘-合戦尾根-中房温泉
7/15松本駅付近のホテルに前泊。漫画、岳で睡眠薬飲むと高山病になると脅されていたが、睡眠薬を飲んでぐっすり寝た。
7/16
0330起床
朝食は松本駅近くの松屋にて摂取
山行く前の朝は松屋に限る
0530バスにて上高地へ
0705上高地着
新島々で並んでバスに乗っていたのが馬鹿らしいくらい楽になってて感動
0900徳沢着
トイレを済ませ、この先は水が有料なので水をなるべく補給
ここからは長塀尾根を登る
樹林帯で展望はないが歩きにくいところは特になく、思ったよりは涼しい
1147妖精の池
単なる沼地
1200蝶ヶ岳山頂
蝶ヶ岳ヒュッテへ
テント指定地と思しき場所はすでに溢れており、小屋とテント指定地の間にある斜めったところに、テントを固定
今回はZpacksのDuplex tentをFreestanding Flex Kitも併用して建てた
ピンクのキューベンファイバーがかわいい
景色は穂高槍方面はガスは多めだが、美しい
松本市街地方面はよく見える
夕食は小屋の食事を食べてみた
山の上で白い飯を腹が破裂するほど食べれて満足
まあ盛り付けとかおかずとか文句言う人には向かない
翌日の朝食も小屋で食いたかったが、朝食の時間はランダムで6時になってしまうとか言われ、翌日は行程も長いので諦めた。でも翌日のことなのにランダムってなんだよ。ランダムっていうのは小屋側のその日の気分でできた時間が朝食の時間ってことなのか?登山に来てる客に提供するには、すごいシステムだな、それってと感じたが何も言わなかった。
じゃあ、せっかくだし翌日の朝食にと思ってお弁当を頼んだが、1830-1930くらいには出来ると聞いていたのに、受け取れたのは2000近く。小屋でなんかクレーム言ってる女性の方がいたので、きっとその対応で遅れたのかと勝手に憶測し、クレーマーには怒りで股間が張り裂けそうになった。こっちは早く寝たかったんだよ。
股間が張り裂けて就寝。
睡眠薬をまた、ビクビクしながら飲む。
7/17
0300頃起床、星がメチャクチャ綺麗。朝焼けを堪能しながら、お弁当を摂取。
0505小屋発
この日は穂高、槍方面には雲一つなく全部見える。
雲が無さすぎて文句が出てくるくらいに綺麗で、涙で前が見えない。
0535蝶槍
0830常念岳
常念岳への登りは個人的に嫌いな岩場で、頼りの岩の○印を見逃しながら、がむしゃらに登り体力を使った。ルートファインディング能力のないゲーマー世代にはもっともっとわかりやすい印が欲しいんですよ。常念小屋への下りはとにかく暑くて、九十九折りが苦しい。ここ登る人はすげーマゾだなと感じながらくだる。
0950常念小屋
なんか美味いものが食べたかったが、早すぎて、まだランチ営業してなかったので、カップヌードルカレーを摂取
山で食べれば何でも美味かった
休憩を終えて大天井岳に出発した
ハイマツから襲ってくる蒸気で蒸し蒸しで苦しい山道をひたすら登る
そのうちに北アルプスらしい気持ちのいい尾根道とトラバース道に入るが、ここからがとにかく長い。目の前にピークが見えても見えてもそれを超えるとまた次のピークが出てくる。東天井岳やら中天井岳やら、天井岳が多すぎる。お前らは浦和か。
1300頃に大天荘着
テントは持ってるが小屋が予約できてたので小屋に泊まる
小屋泊さいこー
空荷になって大天井岳山頂へ
絶景が過ぎる
絶景が続きすぎて、頭が痛くなったので大天荘に戻る。涼しい小屋で生ビールを飲みながらしばし休憩。
1730くらいに小屋の食事
あまりの山小屋らしからぬ綺麗な盛り付けと美味い飯に、美味しんぼの京極さんばりの感動を覚えてしまう。「大天荘さんの食事に比べると◯◯◯ヒュッテの食事はクソや」なんてことは、ご飯が食べられれば満足な私は言わないのだが、そういうふうに感じてしまう人も多いだろう。こういうのに慣れたらあかん。というくらい綺麗で美味しかった。燕山荘グループってすごいわ。夕食の時も次の日の天候とかお知らせしてくれるし、翌朝のお湯の補給も案内してくれるし、トイレも綺麗だし、ホスピタリティ高すぎる。
テント泊でここの綺麗なトイレ使えるのはいいね。でも次来ても小屋泊にするわ。
と感動しながら即就寝したが、周りがドタドタワイワイうるさい。耳栓しててもうるさい。みんな早く寝なさい。早く寝ないと死ぬよ?山だったら死んでるよ?っていうかここ山だよ。
7/18
0330起床
0415朝食
朝食も期待を裏切らない素晴らしい盛り付けと量。だってキッシュ見たいの出てきたからね。ドレッシングも使えるし、山で食べる生野菜うまいし、味噌汁も昨日の夜は赤だしで、今日はまた普通の味噌汁で変化させてくるし、なにここ、最高すぎる。しかも朝焼け見ながら暖かいところでご飯食べれる最高のシチュエーション。まず、この時間に朝食の時間設定してるところが神がかってる。登山者思い。ほんとに神。
朝食の時間はね、ランダムじゃあないんですよ。気分で決められたらその日の計画立てられないんですよ。別にどこのこととは言ってないですよ。一般的な話ですよ。まあ本心はお弁当含めてご飯作ってくれるだけで本当は感謝してます。ありがとうございます。生意気言いました。
0505大天荘発 燕岳方面へ
この日も槍穂高方面の天候は最高で景色は抜群。もう絶景に辟易するくらい。もっと雲出てもいいんですよ。写真撮ると合成したのかと疑われちゃうからと、勿体無いことを思ってしまう程、綺麗でした。
前半にハシゴと鎖場がありますが、ここはストックしまった方が良かったですね。ちゃんと三点支持しないとまずいとこでした。
ここから表銀座コースで、まあ、もう、絶景に麻痺しながらも、キレイキレイと呟きながら、歩く。でも痩せてるグリップの少ないトラバース道もあり、滑落は普通にありそうだなと感じた。あとコマクサが雑草のように咲いている。途中から見ても何も感じないくらいになった。
0750燕山荘
トイレの綺麗さと手が石鹸で洗えることに感動。
そして燕山荘から見える景色のまた綺麗なこと。小屋からこの景色見られたら、もう動く必要ないじゃん。どうせ食事も度肝を抜くほどいいんだろうし、今度泊まりたいと、むせび泣く。
お手洗い休憩後、小屋が好意で準備してくれている場所に、ザックをデポして燕岳へ。
0825燕岳
うん、きれい。知ってる。
メガネ岩やらイルカ岩やら見物しながら燕山荘に戻る。
0845ザックを再び背負い、合戦尾根へ。保険で担いできた、いらない水は捨てる。降りて早々の鎖場は、夏道では鎖があってもなくても良さそうな鎖場。
0930合戦小屋
まあ、食べるよね、スイカ
ここからはひたすら降る。北アルプス三大急登とかなんとか。まあ、長い。降りる分には難しいところは皆無。登るのは高い段差多くてバテそうだなとは思うが、危険箇所はないので体力以外にとくに難易度は皆無に見える。すれ違いが多くて萎える。団体ツアーも多い。60-70代の人も多く見える。年取っても登れるのは羨ましい。
1130中房温泉着
お疲れ様です。
中房温泉で汗を流し、ノンアルコールビールを流し込む。サイコー。
以上、皆様の旅のお役に立てればと、久しぶりの投稿でした。
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