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記録ID: 575217
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講習/トレーニング
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳 雪上訓練

2015年01月10日(土) 〜 2015年01月11日(日)
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天候 1日目 快晴 2日目 くもりのち粉雪
過去天気図(気象庁) 2015年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
2015年01月10日 14:32撮影 by  iPhone 4S, Apple
1/10 14:32
2015年01月10日 14:32撮影 by  iPhone 4S, Apple
1/10 14:32
撮影機器:

感想

外部講師雪上訓練

2日間にわたって外部講師の方の雪上訓練に参加してきました

外部講師 :K氏
補助講師: S氏
メンバー:ひろしさん、A部さん、やっちさん、わたし。

場所は八ヶ岳。

初日
美濃戸を経由して赤岳鉱泉まで歩く
冬の全荷+初めてのダブルロープ+食担。。
重い。。。

本来行者小屋まで行く予定でしたがメンバーの体調考慮して赤岳鉱泉で止まる。

整地してテントを立て、初日の訓練のため石尊稜のとりつき下部へ行きました。

お天気良くて囲まれるようにそびえる稜線がカッコいい!

取り付き下部まではトレースがあるものの、積雪があった為ずぼりと嵌る場所も。
先頭を交代しながらラッセルの順番交代方式で進む。

小一時間でとりつき下部に到着。
講師Kさんはもっと雪がない状態の訓練をしたかったみたいですが
どっさり積雪があり。。深雪つぼ足でも登り降り練習をやりました

太ももくらいまでうまってしまう場合は足だけに過重してしまうと埋まっていくばかりなので
手にも過重し、ゆっくり足を置いて行く。すると過重が分散されて進めます。
理屈では…。。
なかなかムツカシイ。。

あとはピッケルの使い方。
ピオレポジションで使う場合は真下に力をかけないと外れてしまうので注意
自分の体の持ち具合でダガ―でもったり、とピッケルの使い方は難しいですね。。

初日はこのへんで時間切れ。
テン場に戻って雪から水をつくり、ごはん&お酒タイム。
雪作りは手早さ、メンバーで協力して効率よく。

あと小耳にはさんだ雪袋良し悪し
雪袋含めザック用の濡れ防止袋は漬物用の大きいビニール袋がお勧め。
(雷鳥さん情報)
これ破れなくてとても良かったです。

そして2日目
当初別場所も検討していましたが、天候などにより再度石尊稜とりつきへ。

初日はとりつき下部までだったけど2日目は取りつき部分まで行くことに。

前日のおさらいしつつ、少し登り岩とのミックス地帯に。アイゼンも装着
そこでフィックスロープを張ってもらう。
マッシャーでつないでミックス地帯をトラバース。
そのあとすこし傾斜のあるところをピッケル使いに気をつけながら登る。

さらにロープを延ばして高度感が少しわかるところをまた登る。
見えるってだけでちょっ腰が引けます。。

取りつきが見えてるとこまで行きました。
この日は登攀パーティが多く、取りつきは混んでたのでここで降りることに。

後ろ向きでクライムダウンして、途中から懸垂下降。
グローブしてロープを扱うと思ってた以上にやりにくかったです。
ちょっと時間がかかってしまって体が冷えてしまったのは反省。

一番最初に卸してもらって寒くて丸くなってたらA部さんがお湯くれたりツエルト巻いてくれたり。
すみません、ありがとうございました。

最後にビーコントレ。
荷物を雪に埋めてもらって捜索。
プローブでつつき、スコップで掘る。
実際雪でやるのは初めてで、プローブの扱いにあたふた。
掘り起こす時も何度も対象の荷物にスコップを突き刺す。。
ひとだったら血だらけだよ、とひろしさんに突っ込まれる。確かに。。
こちらも練習は必要です。

以上で雪上訓練終了。
鉱泉まで戻ってテント撤収、駐車場まで歩いて無事下山。

はじめて所属山岳会以外の方の訓練でとても勉強になりました。

雪山は知識ももちろん大事だけど実践を経験させてもらえることが
とても勉強になりました。
あと今回は雪が多かったので、濡らさないことへの気使いや
登攀を待っているときの冷え対策も重要だと思いました。

体験させてもらうことによって、一回目よりも二回目。
初日よりも二日目の方がより登ること、寒さにもなれて恐怖心も和らぎました。
これも講師方がサポートしてくれたおかげです

教えてくださった講師Kさん、Sさん、
フォローしてくれた参加メンバー方々ありがとうございました!

復習して今後に役立てたいと思います!

以上

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