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Yamareco

記録ID: 5754152
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

浅間隠山,竜ヶ岳 周回コース

2023年07月25日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:51
距離
17.6km
登り
1,556m
下り
1,542m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:05
休憩
1:44
合計
10:49
4:30
44
駐車場
5:14
5:14
42
竜ヶ岳登山口
5:56
5:56
64
分岐
7:00
7:12
23
竜ヶ岳からの尾根
7:35
7:35
36
1420m小ピーク
8:11
8:25
46
1510m付近
9:11
9:13
14
分岐
9:27
9:56
16
10:12
10:12
41
10:53
11:05
20
沢出合
11:25
11:26
44
1024m付近の分岐
12:10
12:23
48
稜線上
13:11
13:17
54
14:11
14:26
9
沢出合
14:35
14:35
44
竜ヶ岳登山口
15:19
駐車場
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
「ドコモ群馬の森」の標識が建っているスペースに駐車。3,4台は止められるが,道路を挟んだ向かい側のチェーン装着場の方が勝手が良いかもしれない。
コース状況/
危険箇所等
・駐車場から登山口までは歩きやすい林道で問題なし。
・登山口付近は地図にない林道があり,注意が必要。
・竜ヶ岳から浅間隠山に至る登山路は国土地理院の地図に記載があるものの踏み跡がはっきりしない個所もあり,ルートファインディングしながらになる。特に1420mの小ピークから少しの間は,木の根を掴んでの急登もあって気が抜けない。また,分岐の少し手前までの100mくらいの登りは,樹々の間を縫ってキックステップで登るような個所もあり体力を消耗した。
・シャクナゲ尾根は問題ないが,沢に近いところでは目印に注意する必要がある。
・竜ヶ岳への登り口は少々分かりづらいが,少し進むと割と明瞭になる。登り口から直ぐに沢を渡って隣の尾根に取り付くが,そのまま進んで行く踏み跡もついていたので注意が必要。
・竜ヶ岳の北東鞍部からの下降路は入り口が分からず適当に下ったが,さほど問題はなかった。途中から路らしきものがあったが,ほぼ水平の路がずっと続いているので,中々高度を下げることができない。傾斜もさほどはなかったので,ほぼ直下降で下った。踏み跡の明瞭でない個所もあったが,それほど危険な個所はなかった。
その他周辺情報 駐車場から10kmほど手前に,道の駅「くらふち小栗の里」がある。駐車場にはトイレがないので,ここで済ませた。
ヤマユリ。処々に咲いていた
2023年07月25日 04:57撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
7/25 4:57
ヤマユリ。処々に咲いていた
タケニグサ
2023年07月25日 05:26撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
7/25 5:26
タケニグサ
ホタルブクロ
2023年07月25日 05:27撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
7/25 5:27
ホタルブクロ
蕾のヤマアジサイ
2023年07月25日 05:54撮影 by  iPhone 6s, Apple
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7/25 5:54
蕾のヤマアジサイ
登り口の分岐。右側が登山道。間違えて左の林道を辿ってしまった
2023年07月25日 05:56撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/25 5:56
登り口の分岐。右側が登山道。間違えて左の林道を辿ってしまった
登山道に戻ろうとして樹の間を抜けて行く
2023年07月25日 06:05撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/25 6:05
登山道に戻ろうとして樹の間を抜けて行く
やっと戻れた
2023年07月25日 06:21撮影 by  iPhone 6s, Apple
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7/25 6:21
やっと戻れた
尾根筋に出たところで一休み
2023年07月25日 07:10撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/25 7:10
尾根筋に出たところで一休み
樹々の間を縫って登って行く。本来よりも少し西寄りの境界線上を登っていたようだ
2023年07月25日 08:36撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/25 8:36
樹々の間を縫って登って行く。本来よりも少し西寄りの境界線上を登っていたようだ
やっと浅間隠山への縦走路に出た。確認のため,分岐点まで少し戻る
2023年07月25日 09:10撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
7/25 9:10
やっと浅間隠山への縦走路に出た。確認のため,分岐点まで少し戻る
分岐点。右側が登ってきた尾根の本来の路。左側が浅間隠山へと続く路
2023年07月25日 09:11撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
7/25 9:11
分岐点。右側が登ってきた尾根の本来の路。左側が浅間隠山へと続く路
高山植物の向こうに山並みが広がる。快晴ではあったが遠望はあまり利かなかった
2023年07月25日 09:20撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
7/25 9:20
高山植物の向こうに山並みが広がる。快晴ではあったが遠望はあまり利かなかった
トラノオ
2023年07月25日 09:21撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
7/25 9:21
トラノオ
オダマキ
2023年07月25日 09:22撮影 by  iPhone 6s, Apple
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7/25 9:22
オダマキ
手前はヤマハハコ?
2023年07月25日 09:23撮影 by  iPhone 6s, Apple
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7/25 9:23
手前はヤマハハコ?
ギボウシ
2023年07月25日 09:24撮影 by  iPhone 6s, Apple
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7/25 9:24
ギボウシ
オニユリ
2023年07月25日 09:24撮影 by  iPhone 6s, Apple
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7/25 9:24
オニユリ
浅間隠山の山頂は小広場。浅間山が近い
2023年07月25日 09:29撮影 by  iPhone 6s, Apple
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7/25 9:29
浅間隠山の山頂は小広場。浅間山が近い
シャクナゲ尾根への分岐ポイント。右側の路を行く。左側の踏み跡の薄い道は笠岩へと続く。標識はなかった
2023年07月25日 10:11撮影 by  iPhone 6s, Apple
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7/25 10:11
シャクナゲ尾根への分岐ポイント。右側の路を行く。左側の踏み跡の薄い道は笠岩へと続く。標識はなかった
シャクナゲ尾根の名の通り,両側にシャクナゲがズラリ
2023年07月25日 10:20撮影 by  iPhone 6s, Apple
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7/25 10:20
シャクナゲ尾根の名の通り,両側にシャクナゲがズラリ
途中の立派な道標
2023年07月25日 10:39撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/25 10:39
途中の立派な道標
小さな沢を渡渉する。飲料が少なくなっていたので補給。先日購入した浄水器が初めて役に立った
2023年07月25日 10:53撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/25 10:53
小さな沢を渡渉する。飲料が少なくなっていたので補給。先日購入した浄水器が初めて役に立った
竜ヶ岳への登り口。少しわかり難いが,かすかな踏み跡を辿るとすぐに分かりやすい路になった
2023年07月25日 11:21撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/25 11:21
竜ヶ岳への登り口。少しわかり難いが,かすかな踏み跡を辿るとすぐに分かりやすい路になった
少し登ったところで小さな沢を横切って隣の尾根に取り付く
2023年07月25日 11:28撮影 by  iPhone 6s, Apple
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7/25 11:28
少し登ったところで小さな沢を横切って隣の尾根に取り付く
稜線に出たところ。なだらかで,時々風も吹いてくるので休むには良いが,アブも含めて虫が多いのには閉口
2023年07月25日 12:23撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/25 12:23
稜線に出たところ。なだらかで,時々風も吹いてくるので休むには良いが,アブも含めて虫が多いのには閉口
平らな広場状態の竜ヶ岳山頂。展望はない
2023年07月25日 13:11撮影 by  iPhone 6s, Apple
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7/25 13:11
平らな広場状態の竜ヶ岳山頂。展望はない
北向きの尾根に続く路
2023年07月25日 13:15撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/25 13:15
北向きの尾根に続く路
崖はなさそうなので,沢を下るが足場はあまり良くない
2023年07月25日 13:31撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/25 13:31
崖はなさそうなので,沢を下るが足場はあまり良くない
登山路のような道が出たのでこれを辿るが,殆ど水平についているので下るのに時間がかかる
2023年07月25日 13:35撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/25 13:35
登山路のような道が出たのでこれを辿るが,殆ど水平についているので下るのに時間がかかる
モアイ像のような巨石
2023年07月25日 14:09撮影 by  iPhone 6s, Apple
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7/25 14:09
モアイ像のような巨石
林道に出たところ。標識にはかすかにヒカリゴケとかウサギコウモリの案内が見えるが,見落としたのか途中では気が付かなかった
2023年07月25日 14:35撮影 by  iPhone 6s, Apple
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7/25 14:35
林道に出たところ。標識にはかすかにヒカリゴケとかウサギコウモリの案内が見えるが,見落としたのか途中では気が付かなかった
林道入り口のゲートに貼られていたシカ罠のお知らせ
2023年07月25日 15:19撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/25 15:19
林道入り口のゲートに貼られていたシカ罠のお知らせ
駐車場には他の車は居なかった。道路を挟んだ反対側にチェーン装着用のスペースがあるのでそちらに駐車しても良いかも
2023年07月25日 15:20撮影 by  iPhone 6s, Apple
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7/25 15:20
駐車場には他の車は居なかった。道路を挟んだ反対側にチェーン装着用のスペースがあるのでそちらに駐車しても良いかも
撮影機器:

感想

先週は梅雨のために,予定山行を中止したのでほぼ2週間ぶりの山。例によって早くに目が覚めてしまい,自宅を0時前に出発。途中休憩も入れながら,4時間余りで駐車場に。(ナビの入力間違いで,最初2kmほど離れた地点をウロウロ,間違いに気づいてきた道を引返したので20分ほどロスしていた)
ヘッドランプなしでも歩ける明るさの中,車止めを越えて出発。途中でイノシシ2頭に出会ったが,初めて身に着けた熊除け鈴のためか,早々と向こうから逃げてくれた。効果あるのかも。
林道は歩きやすかったので予定していたよりも早くに登山口に到着したのだが,そのまま林道を歩き続けたところ地形図にある沢にいつまでも出会わないので間違いに気づく。おそらく登山口にあった右側の藪がかかった細い路が正解だと思い,ルートを右寄りに取り沢沿いを進む。ルートのある尾根に戻るために傾斜の緩そうなところを探しながらしばらく進むと,少し崩れかけたところを登っている古そうな踏み跡を見つけたので取り付く。草や木の根を掴みながらなんとか正規ルートに飛び出し,そのまま道を辿る。竜ヶ岳〜浅間隠山を結ぶ稜線に出,この日初めての小休止。3時間動き続けていたので,少々疲れた。
稜線上は踏み跡が不明瞭な部分も多く,稜線からは外れないように,樹々の隙間を狙って歩きやすそうなところを進む。どうも元からの路は少し稜線から外れているのかもしれないが・・。1550m辺りから暫くは,傾斜がきつくなり岩が重なったところを木の根っこなどを手掛かりにして進む。それが終わって暫くすると,今度は少し傾斜のきつい草の生えた斜面をキックステップしながら登り続ける。予想以上に体力を使い,時間も要した。浅間隠山への一般登山道には,分岐の20mくらい手前に出た。少し戻って分岐地点を確認したところ,藪で少し覆われてはいるが,歩き易そうな路がついていたので,そちらが本当なのだろう。
浅間隠山までは僅かの距離だったが,山頂直下辺りから多くの高山植物が咲いており,目を楽しませてくれた。浅間山が目前に見えるが,手前のゴルフ場が目障りだった。以前に登った西側の黒斑山からの景観の方が,間近であることもあり良かったようには思う。ただ,山頂には僅かばかりの風も吹き,暑さもそれほどは感じられず,暫しの憩いの時間であった。
一服した後,山頂から北北西に少し下ったところからシャクナゲ尾根に向かう。標識は立っていなかったが,笠岩との分岐点である。ずっと下って沢と絡むようになってくる。持参した飲料を予定よりも早く消費していたので,渡渉する際に水補給をした。初めて浄水器を使用したが,容器に入れた水をフィルターを通して絞り出すだけなのでお手軽だった。今後の山行での重量軽減に役立ちそう。
竜ヶ岳への登り始めは踏み跡が薄く自信がなかったが,すぐに踏み跡がはっきりしてきたので安心した。少し登ったところで沢を渡るが,真っすぐの路がついていたので,間違えそうになった。稜線までの登りはそれほど問題はなかったが,とにかく暑さが厳しくなってきて体力を消耗した。熱中症には気をつけねば。稜線上は樹に覆われていたが,たまにそよ風も来たりして一息付けた。ただ,アブも含めて虫が多いので,防虫ネットを被ったところ快適だった。これも今回初めての使用だったが,夏の低山では必須アイテムになりそう。
竜ヶ岳までの路も問題個所はないが,樹々の間隔が狭いところも多く,それを避けるのが煩わしかった。山頂は広場状になっているが周囲を覆われていて眺望はなし。早々に下りにかかる。
予定していたコルからの下り口付近では踏み跡が見当たらなかったので,歩き易そうなところを選んで適当に下る。しばらくで小さな涸れ沢状に出る。石がゴロゴロしてはいるが,崖などは無さそうなので少し下ってみると踏み跡に出た。これを辿って行くとはっきりとした路があったのでこれをしばらくの間辿る。しかし,路はほぼ水平に右へ左へと続いており,中々,下方向に向かないので時間がかかる。適当なところから,傾斜の少し緩くなったところを探して直下降する。疲れが足にも出てきたので,転げないように一歩ずつ注意しながら下った。少しして沢沿いになるとはっきりとした路が出てきた。登り口に出ると,後はのんびりと林道を戻るのみ。途中,角落山の特徴的な頂が間近に見えた。機会があれば,登ってみたいものだ。
駐車場には他の車は居なかった。そういえば,今回は一人の登山者にも遭遇しなかった。平日ということもあるのだろうが,今日のような猛暑日は避ける人が多いのかもしれない。秋の紅葉か,初夏のシャクナゲの頃がベストだなと感じた次第。
帰りは道の駅「くらふち小栗の里」に寄ったが,既に食堂は閉まっており,飲み物だけ購入。帰りも4時間かけて自宅に辿り着いた。暑さのせいもあり,予想していた以上に疲れたが,充実した山行ではあった。

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