赤湯又沢 野湯の旅

2023年07月22日(土) 〜 2023年07月23日(日)

• GPS: 13:52
• 距離: 14.5km
• 登り: 1,066m
• 下り: 1,049m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:44
• 休憩: 0:07
• 合計: 5:51

9:39 スタート地点
9:56 9:56 高松岳 湯ノ又ガンジャ口
12:11 12:18 虎毛高松縦走線分岐 湯ノ又ガンジャ口方面
15:30 宿泊地

2日目

• 山行: 4:35
• 休憩: 0:01
• 合計: 4:36

5:53 宿泊地
9:21 9:22 虎毛高松縦走線分岐 湯ノ又ガンジャ口方面
10:19 10:19 高松岳 湯ノ又ガンジャ口
10:29 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

7/22 9:41

11年前は無かったような気がする登山届
カウンターは7になっていた。
届を記入してカウンターを追加して、野湯旅スタート！
ワクワクドキドキ。

7/22 9:56

ガニ沢看板の入り口。
なつかしー！
でも前より草ボーボーだよ

7/22 10:26

登山道を外れて沢を歩きます
涼しい〜！
ナメも綺麗

7/22 10:46

湯ノ又沢を歩いていると温泉の香りが！
ふと見渡すと岩から湧いていました。
前回は見つけられなかったもの、既にテンション爆上がり！

7/22 10:52

亀の甲羅みたいな岩模様

7/22 10:56

前回はフェルト沢靴、今回はスパイク足袋。
どちらも快適。
沢歩きは景色が良くて癒されます。

7/22 11:24

途中右沢に入って間違えたけど、藪山を越えて左の沢に戻る。
そういえば前回も同じ間違いをして、そのまま藪沢を詰めたっけ。
何故なら右沢にピンクテープがあったから。もう間違えないぞ。
左沢の850m付近より登山道に合流します。

7/22 11:39

ここから赤湯又沢左俣下降地点まで登山道歩き。
勾配があるからキツイのです。
3年ほど前に日帰りで同じルートを辿ったけど、雨が降ってきて心が折れて途中で撤退しました。
今日は泊まりだから頑張るぞー！

7/22 12:10

高松岳と虎毛山の縦走登山道に出ました。
まだ目当ての沢にすら入っていないのに疲れた。
ここから虎毛山方向へ南下します。

7/22 12:14

疲れたので休憩。
真夏は固形物をなかなか食べられない。
島牧村で痛感したため、今日はゼリーを2個持ってきました。
喉越しさわやか。エネルギーチャージオッケー！

7/22 12:29

登山道はいずこ…。
藪が酷い。11年前はこんなんじゃなかったはず。
ほとんど利用する人いないんだろうなぁ

7/22 12:45

小さい花、綺麗。

7/22 13:02

ふと視界が開けた。
湯気は見えない。秋なら見えたはず。
藪しか見ていなかったため、この景色で気分転換。

7/22 13:07

左俣への下降地点。
ピンクテープがある。親切だなぁ。
ここからがスタート

7/22 13:08

薄い藪をちょっとだけ進んで行くと…

7/22 13:15

すぐ沢筋にでます。
やはり歩くなら登山道より沢がいいですね。

7/22 13:28

元気そうなカエル。
見つけると嬉しくなっちゃいます。

7/22 13:44

前に比べて倒木の多さにビックリ。
でも、秋になればキノコ天国になりそう。

7/22 13:51

沢幅が広くなって歩きやすくなってきました。
ずっとイワナを探していますがまだ1匹も見ていません。
前は左俣で見たと思うんだけどなぁ。

7/22 14:19

またもカエル発見。
ずっとゲコゲコ鳴いていました。

7/22 14:51

右俣合流間近。
この景色覚えてるー！
懐かしい。

7/22 14:59

腰までの浸かる釜を遡行時、「熊よけスプレーが水没すると大変！しまっとこう」と思ってカラビナを確認したら何もぶら下がっていなかった。
熊よけスプレーを紛失してしまった…！
買ったばかりなのにー！！

7/22 15:02

本流の滝。
テン場に向かう途中で唯一高度感のある場所。
初めて来た時は少しビビりました。

7/22 15:08

前の時は左右少しだけしか水がなかったハズ。
ここは勝手に「プレデターの滝」と呼んでいます。
この水量だとあんまりプレデターに見えない。

7/22 15:17

左俣からきて右俣と合流後、明らかに水温が上がりました。
温泉川です。右俣右沢を登っていくとそのまま川で入浴できるのです。
でも今回はテン場までのルートの偵察が目的。
楽しみは秋に残しておきましょう。

7/22 15:31

11年ぶりのテン場こんにちは！！
絶景！湯気たってるー！
誰もいない、貸し切りー！

7/22 15:32

テン場内には温泉卵を作れるほどの源泉が多数あります。
レトルトカレーも温められる。
熱燗だってできちゃう！

7/22 15:38

テン場から川へ降りるとすぐ40度の露天風呂♨️
湧いてる温度は46度くらいかな？
上から沢水が流れ込み、奇跡の温度になっています。
服のまま入浴しましたがアブに齧られました。
なんてアゴしてやがるのだ。

7/22 17:09

タープを張って焚き火です。
ただでさえ暑いのに地面は地熱でポッカポカ。
どんなに暑くても焚き火はかかせません。
しばらく薪拾いが続きます。

7/22 17:49

今日の食材はほとんどセブンイレブン
・お酒350ml 4本
・おにぎり 4個
・惣菜パン 2個
・ウインナー
・つまみ牛タンジャーキー、クラッツ
朝の思いつきだったのでスーパーに寄れず食材は寂しいものに…。

でもこの環境なら何でも美味しい。
宴の始まりだー！

7/22 19:01

タープの下でお酒を飲んで寝っ転がりながら焚き火を見る
至福のとき

7/22 19:20

あっという間に暗くなってきました。
ライトを持ってきたけど、すぐ虫だらけになって大変。
結局ライトはすぐ消しました。

7/22 20:14

聞こえるのは沢の音と焚き火の音、そして源泉ボコボコ音。
焚き火を見ながらハイボールをチビチビ。
電波も届かず、この山奥にいるのは自分だけ。
不安と楽しさの絶妙なバランス。
日常生活では味わえない感覚です。
おやすみなさい。

7/23 4:21

朝、あたりが明るくなってきました。
実は地熱が暑すぎてほとんど眠れませんでした。
枕まで汗でビッショリ。
肌寒い秋なら最高のはず。

7/23 5:03

焚き火して朝食タイム。
ベーコンエッグを食べたいところ。
でも卵を持って来ていなかった。次回はリストに入れておこう。

7/23 5:50

片付けをして出発準備。
5時に出発したかったけど6時になっちゃった。
最高の時間を有難う。

7/23 5:57

昨日より少しは水量落ち着いたかな？
今日は帰るだけなので焦らずゆっくりと。
そして落とした熊よけスプレーも探さないと。

7/23 6:16

気温が高いので濡れてもへっちゃら。

7/23 6:36

左俣まで来ました。
ここからしばらく小石が多く、スパイク足袋では足ツボマッサージ状態。

7/23 6:41

なんと熊よけスプレー発見！！
こんな所で落としていたんだ。
てっきり本流で流されたと思ってた。
無事回収。嬉しいな

7/23 7:21

枝沢が沢山あるので飲み水には困りません。
冷たくて美味しい

7/23 7:52

水量が少なくなってきました。
どんどん登って高度を稼ごう。

7/23 8:13

もうそろそろ登山道合流だったはず。

7/23 8:38

無事登山道に出ました。
といっても藪だらけで相変わらず酷い(笑)

7/23 8:53

藪疲れしたので休憩。
沢歩きはそれ程疲れないのに、登山道だと疲労がどっとくるのは何故

7/23 9:12

自分の背丈より高い藪地帯もあります。
これのどこが登山道なんだー！

7/23 9:21

ガンジャ口分岐まできました。
あとは湯ノ又沢を降りるだけ。

7/23 9:21

湯ノ又沢に合流するまで急勾配が続きます。
熊よけのスピーカーはこの辺で電池切れ。

7/23 9:43

沢まで降りてきました。
行きは沢を歩いてきたので、帰りは登山道を通ります。
道は整備されてるのかな。

7/23 10:01

何回か道をロストしました。
GPSがないと不安

7/23 10:11

この辺はとても歩きやすい
明日も休みならもう一泊したかったな。

7/23 10:28

無事に戻ってきました。
11年ぶりの赤湯又沢は変わらず素敵な場所でした。

本番は再来月かな？
キノコあるかなぁ、何食べようかな。楽しみ〜！

撮影機器：

iPhone 14 Pro Max 256GB SIMフリー Apple

感想

よもぎ♨

赤湯又沢は11年前に来ており、また再訪したいとずっと思っていた場所。
その時は地熱テン場の野湯、右俣の源泉野湯も堪能し日帰りだった。宿泊予定の方々とすれ違い、沢で宿泊なんて憧れる、いつか自分もやってみたいと思っていた。
今年の秋に訪れる予定だったが、ルートが不安だったのでテン場までの下見だけでもと当日の朝に思い立ち、今回の山行となった。

7/22(土)、いつも通り3時に起床。八甲田、八幡平、湯沢の天気予報を調べる。休みの日はこの3か所の天気をチェックするのが習慣になっている。
その中で湯沢市が土曜日、日曜日と最高に天気がいい。これはチャンスと思い急いで荷物を準備して高速に飛び乗った。
8:30頃、湯沢市に到着。食材は何も準備していないためコンビニでお酒と食料を調達。砂肝を焚き火で焼いて食べたかったがコンビニにあるはずもなく、ウインナーを購入した。
9:00過ぎに登山道入り口に到着。駐車スペースは3台くらい。前回は湯ノ又温泉より手前に停めたが、今回はもっと奥まで整備されていた。
装備を整え、枝沢にイワナがいないか確認してから
いざ出発！