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Yamareco

記録ID: 576905
全員に公開
雪山ハイキング
奥秩父

笹子雁ヶ腹摺山-米沢山-お坊山

2015年01月17日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.5km
登り
1,152m
下り
1,121m

コースタイム

日帰り
山行
0:594
休憩
0:00
合計
0:00
6:43
32
7:15
0:00
4
7:19
0:00
115
登山口
9:14
0:00
46
10:00
0:00
131
12:11
0:00
54
13:05
0:00
102
14:47
0:00
57
15:44
0:00
12
送電線十字交差
15:56
0:00
41
氷川神社
16:37
0:00
天候 曇り時々晴れ、強風
過去天気図(気象庁) 2015年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
JR 笹子駅下車
JR 甲斐大和駅乗車
コース状況/
危険箇所等
・登山口を入ってすぐの登山路については記録写真欄を参照。
・笹子雁ヶ腹摺山から北東方面の米沢山・お坊山・大鹿峠・氷川神社(田野)まで、積雪は深いところで30-40cm(、浅いところで雪なし)、要アイゼン。
・氷川神社を経て田野集落に出る際、フェンスの扉があるが地面の雪が固まって扉が開かないので、フェンス沿いを回って、それが切れるところで約80cmほどの段差を飛び降りる必要あり。
6:35 笹子駅着。ホームが凍っており滑りやすくなっている。6:45、みどりやがもう開いていたので、もちろん笹子餅を購入する。
2
6:35 笹子駅着。ホームが凍っており滑りやすくなっている。6:45、みどりやがもう開いていたので、もちろん笹子餅を購入する。
登山口。2万5000分ノ1上に記されている登山路を歩くと、尾根がどんどん左手に高くそびえるようになり、尾根に少しづつ向かって上っていくのはとても無理なように思われ(それを無理に垂直に登るように上ったが)、何度も地図上の登山路が間違っているのではと自問した。登山口からの最初の青線が実際の登山路ではなかろうか。
登山口。2万5000分ノ1上に記されている登山路を歩くと、尾根がどんどん左手に高くそびえるようになり、尾根に少しづつ向かって上っていくのはとても無理なように思われ(それを無理に垂直に登るように上ったが)、何度も地図上の登山路が間違っているのではと自問した。登山口からの最初の青線が実際の登山路ではなかろうか。
「送電塔」と記した箇所の送電塔がこれであるなら(あるはず)、やはり2万5000分ノ一上の登山路はおかしいように感じるが、どうだろうか。
「送電塔」と記した箇所の送電塔がこれであるなら(あるはず)、やはり2万5000分ノ一上の登山路はおかしいように感じるが、どうだろうか。
笹子雁ヶ腹摺山
笹子雁ヶ腹摺山山頂から見た富士山
1
笹子雁ヶ腹摺山山頂から見た富士山
米沢山、お坊山、大鹿峠を田野集落に下山し、甲斐大和駅から帰る行程がここから始まる。全く人の踏み跡がないまっさらな状態だ。
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米沢山、お坊山、大鹿峠を田野集落に下山し、甲斐大和駅から帰る行程がここから始まる。全く人の踏み跡がないまっさらな状態だ。
踏み跡が無いのでなかなか難しい行程だ。赤リボンと地図を指針とする。指針とするものの…
踏み跡が無いのでなかなか難しい行程だ。赤リボンと地図を指針とする。指針とするものの…
赤リボンと地図を指針とするものの、写真の左下に下りてくる尾根の方へ向かわず、斜面を右側に降りていくので、どうしたことだ?という気持ちがずっとあった。この(写真の)尾根は次の次の小ピークから発する尾根のようで、ここからはつながらない。
赤リボンと地図を指針とするものの、写真の左下に下りてくる尾根の方へ向かわず、斜面を右側に降りていくので、どうしたことだ?という気持ちがずっとあった。この(写真の)尾根は次の次の小ピークから発する尾根のようで、ここからはつながらない。
獣の足跡は、複数種あった。これな鮮明なもので、ついさっき出来たものかもしれない。このあたりで軽アイゼンをつける。俄然、スリップが無くなる。すごいもんだ。
獣の足跡は、複数種あった。これな鮮明なもので、ついさっき出来たものかもしれない。このあたりで軽アイゼンをつける。俄然、スリップが無くなる。すごいもんだ。
二つの小ピークを経て、米沢山山頂へ向かう痩せ尾根。激しい風が吹きつける。
二つの小ピークを経て、米沢山山頂へ向かう痩せ尾根。激しい風が吹きつける。
鎖場。鎖が雪に隠れていた。
鎖場。鎖が雪に隠れていた。
ここは南を向いているのだろうか、雪がない。実に険しい斜面が続く。
ここは南を向いているのだろうか、雪がない。実に険しい斜面が続く。
米沢山山頂
米沢山山頂から。1412(中央)とお坊山(中央やや左)だろうか。
米沢山山頂から。1412(中央)とお坊山(中央やや左)だろうか。
後ろを振り返って撮影。私の足跡
後ろを振り返って撮影。私の足跡
前は人跡なし。
数学の問題でこういったものがあったような…
数学の問題でこういったものがあったような…
1412。ここで昼食。曇りがちだが風がおさまり、ときおり太陽もでてきて気持ちよく休憩、食事をとる。
1412。ここで昼食。曇りがちだが風がおさまり、ときおり太陽もでてきて気持ちよく休憩、食事をとる。
1412をいったん下り、鞍部に至り、お坊山へ登る。この尾根も痩せ尾根になっていく。風がまたでてきた。
1412をいったん下り、鞍部に至り、お坊山へ登る。この尾根も痩せ尾根になっていく。風がまたでてきた。
お坊山山頂から(南西方面か?)
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お坊山山頂から(南西方面か?)
お坊山山頂から(北西方面か?)
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お坊山山頂から(北西方面か?)
お坊山山頂
写真奥が大鹿峠に下りていく斜面、手前が東尾根となる。
写真奥が大鹿峠に下りていく斜面、手前が東尾根となる。
お坊山頂上から東峰を望む。
お坊山頂上から東峰を望む。
お坊山から大鹿峠へ下りるべく、ひたすら尾根の一番高いところを外さぬよう、そしてまた赤リボンを探しつつ、下山する。
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お坊山から大鹿峠へ下りるべく、ひたすら尾根の一番高いところを外さぬよう、そしてまた赤リボンを探しつつ、下山する。
どうやら大きく外すことなく下山できているようだ。
どうやら大きく外すことなく下山できているようだ。
尾根の一番高いところに注意して下山
尾根の一番高いところに注意して下山
1度左手に逸れてしまうが、地図と赤リボン、勘をもって、軌道修正。どうやら無事下山できているらしい。
1度左手に逸れてしまうが、地図と赤リボン、勘をもって、軌道修正。どうやら無事下山できているらしい。
風がさらに強くなってくる。風そのものはもちろん、その猛り狂う響き、地面で小さな氷の塊となった雪の吹きつけが凄まじく、半ば呆れ、半ば恐ろしくなってくる。
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風がさらに強くなってくる。風そのものはもちろん、その猛り狂う響き、地面で小さな氷の塊となった雪の吹きつけが凄まじく、半ば呆れ、半ば恐ろしくなってくる。
写真では分からないかもしれないが…
写真では分からないかもしれないが…
大鹿峠の西の方角。こちらから風が流れ込んでくる。この峠を挟む両山が壁のようになって、ビル風と同じ原理で、風が抜けていくのだろうか、猛烈に激しい風である。
大鹿峠の西の方角。こちらから風が流れ込んでくる。この峠を挟む両山が壁のようになって、ビル風と同じ原理で、風が抜けていくのだろうか、猛烈に激しい風である。
大鹿峠から左の上り道をとり、小ピークに達してそこから田野へ降りていく行程を撮る。
大鹿峠から左の上り道をとり、小ピークに達してそこから田野へ降りていく行程を撮る。
地図上、拙い丸印で示した、送電線が十字に交わっているところ
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地図上、拙い丸印で示した、送電線が十字に交わっているところ
ここのフェンスの扉は、積もった雪が凍ってしまったせいか、開かない。フェンス沿いに(写真手前側へ)歩き、フェンスがなくなったところで、80cmほどの段差を飛び降りて外にでる。
ここのフェンスの扉は、積もった雪が凍ってしまったせいか、開かない。フェンス沿いに(写真手前側へ)歩き、フェンスがなくなったところで、80cmほどの段差を飛び降りて外にでる。

感想

・初めての山であり、トレースがなく、鎖場になるような急登、痩せ尾根、激しい風とそれに吹き上げられ殴りつけてくる氷の粒のため、笹子雁ヶ腹摺山から大鹿峠を抜け終わるまでは、恐怖を感じる場面がいくつかあった。まだこの行程を経験したことの無い人は、来春まではひかえるべきだろう。雪解けまでは、もう知らない山には登らないことにする。
・アップダウンが激しく、ヤビツ峠〜塔ノ岳の行程をこじんまりしたような感じか。
・笹子駅から登山口まで、田野集落から甲斐大和までは甲州街道であり、交通量が多い。とりわけ前者(笹子駅から)の交通量の多さは閉口もので、個人的には我慢できない不快なところであると今回も感じた。

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