夫婦滝/女滝(小秀山)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 457m
- 下り
- 448m
コースタイム
二の谷登山口(0:30)ねじれ滝(0:50)避難小屋(0:50)男滝(0:20)女滝
女滝(1:00)二の谷登山口
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
木製の桟橋の積雪が手すり以上になっており歩行時には、注意が必要 |
その他周辺情報 | 道の駅「かしも(加子母)」にはちびっ子用の体験ボルダリング壁あり!笑 |
写真
感想
夫婦滝・女滝(小秀山、乙女渓谷)
今回はKTCとタイミング合わず、遠出は止めて、中出(笑)
小秀山の乙女渓谷にある夫婦滝にアイスクライミングに行くことにした
例年より2週間ほど早いように思ったが、冷え込みが続いていたので
夫婦滝とした
しかし結果的には、男滝、女滝ともに氷結状態が想像以上に悪かった
1月下旬以降だろうと思った
※積雪は例年以上で、アプローチに時間と体力を要した
★2015年1月16日(土)
2100集合、出発〜久居IC〜伊勢道〜東名阪道〜伊勢湾岸道〜東海環状道〜中央道〜
中津川IC〜R257〜
2330道の駅「加子母(かしも)」
※子供体験用のボルダリング壁あり
車中泊
★2015年1月17日(日)
0600起床、準備、出発
0700乙女渓谷、駐車場、着
ここまでの道路は、積雪約10cm、氷結している箇所数か所あり
駐車場には一台の車も無く閑散としている
※2年前は、加子母川の右岸側の道路が工事中で、左岸の道路を
迂回したが、すでに工事は終わっているようであった
0720二の谷口、発
0750ねじれ滝
木製の桟道が雪で埋もれ桟道の手すり(腰高)を越えて
積雪があり歩きにくい
先行者の踏み跡が雪面から消えている箇所が数か所あり
後半は、何度も立ち止まって、確認しながら進んだ
突風が渓谷の雪煙を巻き上げることも数回あった
0840避難小屋
避難小屋の手前とそれ以降は、お目当ての氷瀑が遠くに
チラチラ見えてくる
0930男滝、着
蒼く凍っているが・・・
登攀可能なほどの氷結ではないようだ
左上にある「妾(めかけ)滝」も氷結してはいるが・・・
我々には登攀不可能と判断し、隣の伴侶「女滝」へ移動することにした
※地元の青年っぽい方が、男滝の撮影していた
ん〜〜・・・2年前もこの青年とあったような・・・
あってないような・・・
0950女滝、着
女滝までのラッセルに一汗かいて到着した
ふむふむ・・・
これなら右側のラインを登攀できるだろうと協議し登攀準備開始
★女滝登攀1015〜1115
なりゆき?で436号がリードで行くことに
あれ?KTC君??・・・
俺がリード行っていいの??
ま、いっか!笑
さて序盤は、やや右のラインを調子よく高度を上げていった
これぐらいの傾斜なら、ノーテンションでアイススクリュを
セットしつつドンドン高度を上げて登攀
モンキースタイルではなく、ダイアゴナルで気持ちよく登攀だ
半分ほど登ったところにある雪の帯を越える
ここから氷結状態が変化する
左は、雪が全面付着しているし、ぐずぐずと予想(登攀不可能)
直上は、つらら状の氷結(アイゼンを利かせづらいかも?)
右は、階段状の氷結で良さそうだが、その上部は
下の岩が氷に透けて黒っぽい(アイススクリュがセットできるか?)
右の階段状を登攀することにしたが、思いのほか氷結が良くない
ダメか?
さんざん迷った挙句、5mほどクライムダウンして戻り
つらら状を直上しようとした
んが!
ここも氷結状態が予想外に良くない
く〜〜〜・・・
しょうがない!
さらに5mほどクライムダウンして結局、半分の雪の帯上に出戻った(照)
さて・・・と・・・
V字スレッドを作成可能なギアは車の中だ!(うっかり!)
右の灌木にトラバースして懸垂下降が近いが
岩に薄く張りついたベルグラ状の氷だ
自分には、その勇気が無理!!
真横の左へ10mほど緊張のトラバースをして灌木へ支点をセット
これにTR状の処置をして、後で登攀練習をしようと考えた
そして女滝の基部へ懸垂下降し一息〜〜♪
ふ〜〜〜
★TR
1 KTC:真ん中のラインを登攀
2 436号:「せっかくやし!」ってことで左の薄いベルグラを登攀
3 KTC:ダイアゴナル登攀の練習をぎくしゃく実施
4 436号:「TRやしっ!」ってことで右端を登攀し、右上のベルグラ
状の垂直部を登攀
5 KTC:ダイアゴナル登攀の練習をぎくしゃく実施
なぜだろう?アイゼンを利かせれていないようだ
悪循環だな〜
6 436号:「氷柱状が苦手やし!」ってことで氷柱状の部分を狙って登攀
7 KTC:意を決して右のベルグラ状を登攀練習
8 436号:「あの狭いとこ登ってみよ」ってことで右端の岩の上部を登攀
ここも薄くベルグラ&一部幅50cmほどの狭い区間もあって楽しい♪
そのまま残置していたアイススクリュと支点を回収し懸垂下降
本日の登攀は終了〜〜
TPで練習したのは2年?3年振りだろうか・・・
なかなか楽しかった
女滝をトップアウト出来なかったのは残念だが、2年前に
登攀完了しているので、今回は良しとしよう
たくさん練習できて満足だ
1400女滝、発
1450駐車場、着
途中で、ソロの登山者の女性とすれ違った
凍ってますか?と質問されたので、うちら登っていたんです♪
と返答した
1530道の駅「加子母(かしも)」
ボルダリング体験の張り紙があったのでレジの女性に質問した・・・
ら!
店外にボルダリング壁があった(笑)
さらにレジの横には、女滝を登攀中の大きな写真があった(笑)
「うちら、これをさっき登って来たんです」
「え〜〜〜!すごいですね!!」と気持ちよいリアクション(あざーす)
道の駅支配人はボルダリングとアイスクライミングをするらしい
・・・ん〜〜〜
2年前に女滝で出会った地元のクライマーさん達かもね〜〜
R257を中津川ICに向かって南下する
正面には恵那山が美しい
恵那SAに寄り、その駐車場からは噴煙を上げる御嶽山
中央アルプスの白い山々が美しい
夏、御嶽山の捜索活動に参加できればな〜・・・
復路は往路の逆順
1900帰宅
★参考
2013年2月8日(2人)男滝&女滝
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-269338.html
2013年2月24日(3人)男滝のみ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-272806.html
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