陣馬山、景信山

コースタイム
天候 | 朝方雨、のち晴れ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
ファイル |
非公開
5798.xls
計画書
(更新時刻:2012/06/14 14:00) |
感想
朝方は雨との予報により、やや遅めに出発。今回は、3月から悩まされていた膝痛からのリハビリであり、また16年ぶりに新調した縦走用登山靴の慣らし運転とインソールの検証、そしてストックワークの向上と、やりたい事は色々あったし、来週鷹ノ巣山に登るので、その訓練の意味合いもあった。
陣馬高原下バス停から車道を15分位歩いた所で、新ハイキング道なる道が左に入っている。陣馬山直下の和田峠までは単調な車道歩きなので、迷わず新ハイキング道に取り付いた。なかなかに踏まれていて悪い道ではない。後に出てくる景信山への登山道の方がずっと悪かった。
新しく新調した登山靴はスカルパのミラージュGTX。片方約740gと軽く、靴幅も広めな上に底も柔らかいので、ストレスが無い。今までの靴が片方1.1kgの革製重登山靴だったので、足元の軽いこと軽いこと。欠点はワンタッチアイゼンが着けられない点。これは必要ができたらセミワンタッチアイゼンを買うしかあるまい。
インソールは登山靴には不可欠な物だと思う。最初から付いている中敷きでは、土踏まずの盛り上がりが不十分で、足の底全体での踏ん張りに対応できない。
今回は、元々の中敷きの上にインソールを入れた場合と、中敷きを取り除いて入れた場合の具合を検証したかった。冬靴のトランゴEXは、インソールを二重にすると狭すぎるので、元の中敷きを取り除いているが、ミラージュに関しては、二重にした方が程良い拘束感が得られた。これは各人の足と靴との相性なので、正解は無い。ショップに靴を持って行って確かめるのが適当だろう。
蒸し暑い霧の中、一回の休憩を挟んで陣馬山頂上に到着。登り始めには少しぱらついていた雨もすっかり止み、少しだけ周りの山も見え始めていた。売店は一件だけ営業。
ストックを取り出し、稜線を景信山に向けて出発。ここからは下りが多いので、ストックが有効だろう。膝痛が無ければ、ストックなどという物は余程年を取ってからでないと使う事は無いと思っていたのだが。
それにしても景信山までの縦走路は泥だらけである。朝方まで雨が降っていたのだから仕方ない部分はあるが、正直快適とは言い難い。靴も新しいのに。。堂所山も含め、巻き道はできるだけ通らず、稜線通しに歩く。山岳マラソンの練習か、何度も往復して走っている人も数名いた。他には学生パーティーや中高年パーティー、単独等々、以外と入っていた様だ。
ストックワークの練習をしつつ歩くが、ストックというのは、慣れるとかなりスピードが出る物と分かった。というか、出過ぎてしまう。腕の力も推進力になるし、両手両足でリズミカルに歩く形になるので、どんどん歩けてしまう。でもこれだと、後々通常よりも疲労してしまう気がして、スピードの調整がより不可欠になるだろうと感じた。
しかしながら、下りの段差などでは膝をかばう事ができるので、しばらく縦走系の山には持って行かざるを得ないだろう。
ちなみに、自分はいつも足をつる事が多いのだが、今回は飲料に食塩を混入させ、なおかつ休憩ごとに塩タブレットを数粒飲んでいたら、足はつらなかった。久しぶりの登山だったのにである。恐らく自分の場合は、汗による塩分の不足が主な原因なのだろう。塩タブレットも必携アイテムの仲間入りだ。でも持参した水は1リットルでは少なかった。今後の課題。
景信山は、営業している売店は皆無。まだシーズン前なのだし、朝まで雨だったから仕方ない。
小仏峠まで降り、小仏バス停まで旧甲州街道を降りる。この狭い登山道が、江戸時代は交通の要所だったというのも感慨深い。途中の水場で靴とストックを洗い、小仏バス停には16:09分到着。運良くぎりぎりバスに間に合った。
私はポカリを水で割って、アミノ酸とクエン酸の粉を入れて飲んでますよ!
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