(ハイキング放浪記 東北編2) 230809の2 白石市、うーめんは「うめんでがす」
- GPS
- 02:29
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 25m
- 下り
- 21m
コースタイム
- 山行
- 2:29
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:29
天候 | 晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 白石うーめん「光麺」 |
写真
感想
吾妻小富士を降りてから宮城県入りしました。今回宮城県の行きたいところの1つに白石市がありました。私は生まれも育ちも、北海道札幌市白石区出身、かつて白石城を見に行った事はありますが、街中を歩いた事はありません。ぜひ行ってみたい、と思っていました。
今更語ることも失礼ですが、戊辰戦争の際、幕府側に着いた白石藩片倉家の家臣団が、北の大地に新天地を求め入植しました。入植はうまくいき、新しい土地を発展させることができました。よって、そこに「白石村」と言う地名をつけたのです。白石村は合併を繰り返し大きくなり、現在は札幌市白石区となっています。札幌市白石区は、厚別区を分区し以前よりも狭くなっています。しかし、片倉家が入植した白石と言う地名は残っています。
実際の白石区の中で、片倉家が入植したのは、国道12号線沿いの「白石小学校」のあたりでしょうか?私が生まれ育ったところは「川北」と言う地名の場所ですので、そこからは微妙な距離があります。しかしながら、小学校のときには、副読本などで札幌市の歴史について教わり、郷土の偉大なる先人たちに思いを馳せる大切さを学んだような気がしています。
今回は、散策の起点を白石蔵王駅としました。ここに有料駐車場があることを、事前に検索しておいたのです。まずは駅を散策してる中で「白石の紹介コーナー」があり、入ってみました。ここでも、私は感激して涙を流してしまったのでした。いの一番に「北の大地に名前を残した」と書かれているのです。私は半泣きになりながら街に飛び出して行きました。
今日のポイントは、白石の街、白石駅、白石城のあたりを散策することと、「白石うーめん」を食べることです。
白石うーめんは「温麺」と書き、小麦粉を油を使わずに麺として引き伸ばして作ります。油を使わないため、長く伸びる事はせず、10センチ位までの長さしか作ることができません。これがいいんです。油を使っていないので胃に優しいし、短いためひと口で「チュル」と食べることができます。私のオススメは、暖かいつゆでもいいし、冷たいつゆでも良いのですが、にゅうめんのように、丼につゆを張った中に麺を入れて食べるものです。
私は、札幌市白石区に住んでいた時には、区役所に用事があるときに「区役所食堂」でメニューとしてあった「うーめん」をよく食べていました(今でもあるかどうか分かりませんが)
また、小学校の給食で数回出た記憶があります。「白石」つながりは、その当時は少々意識されていたのではないかと考えています。
白石蔵王駅から白石駅に出て、そのまま大通りを歩きます。ちょっと外れたりしながらも白石城にたどり着きました。今回は城の中身を検索しません。そのかわり、お土産売り場に出没しました。そこで、職場用のお土産とテント泊で使いたいうーめんを購入しました。
なお、「うーめん」の始まりは、孝行息子が父親のために作ってあげた油を使わない麺であります。それをおいしそうに食べてる姿を、殿様が見つけ、「それはなんという食べ物か?」と聞いたそうです。父親は「うまいかそうでないか?」を聞かれたと思い「うめんでがす(うまいのであります)」と答えたところ、殿様は「『うーめん』と言うのか。」とおっしゃり、この麺を白石の名物にしようと大いに広めたのが始まりだと言われています。(諸説あり)
私は、観光案内所のお姉さんに「うーめんを食べるんだったら、工場直営で出来立てが食べられる『光麺』さんがオススメです。」と聞いたので、地図を見ながらお店にたどり着きました。ちょっと値ははるなと思ったのですが思いっきり出して食べました。もちろん食べ終わった後に言った言葉は「うめんでがす」。いやほんとにおいしかったです。
後は白石蔵王駅に戻るのみです。本場白石で食べたうーめん、この旅の良い思い出になりそうです。
その後、車を走らせ岩手県入りしました。今回のメインは岩手県と青森県、ちょっと秋田県です。帰りにまた宮城県は通るつもりでいますが。白石を訪れるかどうかはまだ分かりません。
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