飯豊連峰 タカツコ沢
chicken_man
mooree
- GPS
- 08:04
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,320m
- 下り
- 1,319m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 8:03
| 天候 | 曇り時々晴れ後土砂降り後晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
女子トイレは故障中に付き閉鎖で男子トイレを共同使用 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
一ノ戸川 大白布沢支流 タカツコ沢 体感2級上 ラバー◎ 水量少なめ SBなし アブ少なめ 魚影、下流に少し ■アプローチ 駐車場から御沢登山口への砂利道を進むと、右手が登山道、直進が大滝方面へと分かれる。看板あり。 大滝方面へ進み、大白布沢沿いにしばらく進むと自然と沢の中を歩くようになり気付いたら入渓していた。 歩き出しから入渓まで15分くらい。 ■大白布沢支流 タカツコ沢遡行 入渓してすぐに大白布沢に釜を持った小滝が出現。左岸に巻き道はあるが、暑いので泳いで取り付き直登。 これを過ぎると620mで左岸から流れ込む沢がタカツコ沢である。 タカツコ沢に入るとしばらく単調なゴーロだが、程なくポツポツと滝が現れ始める。 今回のように暑い日には積極的に水に入りながら越えて行けるので楽しい。 全体を通してラバーも良く効き、難しい滝もないのでテンポよく越えて行ける。逆にフェルトだと苦労する場面があるだろう。 巻いた滝は1個か2個だったと思うが、高巻きもルーファイを間違わなければ大高巻きにはならず、懸垂も必要ない。 1100m二俣に絶好の幕営地があり、5〜6人は横になれるだろう。 ここの二俣を右に入ると次第に傾斜が増し、巨岩のゴーロ帯で標高を上げる。 次第に水が枯れ始めると、1450m付近に枯滝20mが出現。今回唯一ザイルを出した場所だが、正面左のスラブのラインは�卦蘢�度で難しくない。 枯滝を越えると稜線に向かって素晴らしいスラブが広がっている。 ルート取りは自由だが、我々は三国小屋目指して快適なスラブを登り詰め、三国小屋の5m程南側に出た。 ■下山 三国小屋から一般登山道で御沢登山口へ下山。 三国小屋から稜線伝いにある剣ヶ峰の岩場は、登山靴は非常に滑りやすい。しかも今回は土砂降りの中だったので尚更登山靴ではツルツルでかなり危険だったが、ラバーの沢靴はまったく滑らず抜群のグリップ力であった。 あとは土砂降りで沢のようになった登山道を2時間程で下山。 |
写真
お疲れ様でした。
《chicken_man編》駐車場が広いので車は半分も停まってない感じ
他県ナンバー、それもかなり遠いところからきてる人が多かった
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駐車場が広いので車は半分も停まってない感じ
他県ナンバー、それもかなり遠いところからきてる人が多かった
巻くこともできるがもったいない 水温高く気持ちいい
ただフェルトだと微妙かな
しかし残念ながらこの先が微妙で直登断念 巻きました
装備
| 個人装備 |
30ｍザイル ガチャ類 ビバーク装備
|
|---|
感想
「タカツコ行きませんか？」モーリさんから連絡来たのが前日夜の7時近く。台風の影響で毎日目まぐるしく変わる天気に翻弄されて予定も満足立てられません。大慌てで用意しますが当日の朝は二人とも何となく寝不足気味でした。しかしその眠気を吹き飛ばしてくれる素晴らしい沢でした。ほぼ全ての滝が登れてグリップもよく効き快適遡行。前回の大横川がかなり渋すぎたので「こういう平和な沢はいいな」としゃべりながらの沢登でした。
最後は天気が急変して土砂降りとなりましたが登り切った後だったので問題なし。涼しく歩けて逆に快適でした。
今回も良い沢チョイスありがとうございます。
沢登りを始めたばかりの頃、Luske氏が上げた沢登りの一つの記録に目が留まったのは今から4年前。
もちろん記録は他にも多くある人気沢なのだが、当時はそんな事は知らなかった私の目に映ったLuske氏の記録は、いつか自分も行けるようになりたいと憧れを抱くには充分過ぎる素晴らしい記録であった。
飯豊のタカツコ沢
「飯豊にも初級の沢があるのか、飯豊の沢に入る時はここが最初だな」
と、当時は思っていたが、沢登りにのめり込み、次から次へと行きたい沢が出てくる内にいつの間にやらタカツコ沢はリストの端っこに追いやられていった。
最初の頃はいつか自分もと思っていたのが、そのうち機会があればになり、タカツコ1本じゃ物足りないから隣の大白布沢と2本立てで！
挙げ句にはその内仲間と宴会沢で、なんてどんどん傲慢になっていってる自分がいた。
今回、天気の影響で予定してた泊まり沢はそっくり流れた。
どっか日帰り一本ないかなぁと思っていた時に思い出したタカツコ沢。
あらためてLuske氏の記録を読み返し、それがたった4年前だったことに些か驚いた。
「自分は沢登りを始めてから、まだたった5年目じゃないか。
この前の大横川の事もあるし、ここは初心に返り、タカツコ沢に憧れを懷いていた頃の自分に戻って遡行しよう」
そう思うと、いざ御沢駐車場に着き、
ようやく来た、いよいよタカツコ沢だと思うと自然に胸が高なった。
遡行中も、その渓相の素晴らしさ、ここが極上の幕営地、これが枯滝20m。これが圧巻の詰めスラブ。
そしてそこをようやく遡行出来てる自分を思うと、本当に嬉しくて実に楽しかった。
沢登りで遡行する沢を決める時、先人達の記録を参考にしたり逆に記録のない沢を選んで入ったり、好きな山域の沢に入ったりと色々あるが、地形図に水線を書き込み、沢型を追いながらどんな渓相を見せてくれるんだろうと、毎回その沢へ想いを馳せて入渓する。
ゆえにどれも心に残る一本であり、その沢を選んだストーリーやプロセスがあり、通りすがりの一本なんてモノは一つもない。山登りでも同じである。
そうゆう意味で、このタカツコ沢を特別な一本にしてくれたLuske氏には感謝申し上げたい。ありがとうございました。
そして何より、前日の夜に急遽誘いに乗ってくれた鶏氏。
前夜に慌てて準備して前乗りまでして待っててくれた事に心から感謝したい。本当に本当にありがとうございました。
お陰様で今年も素敵な夏休みになりました。
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こちらは良い方向に天気が変わり、東北ツーリング延長。
今日は横手市近郊に幕を張ってるよ。
風は少し強いけど、秋田、青森の日本海側は連日快晴で三日間、楽しく過ごしております。
盆休みの計画、散々揉めましたが、こんなことなら秋田の某M沢を提案すれば良かったかなと、今更ながら後悔してたりします(笑)
タカツコ沢、懐かしいなぁ。
あれから四年とは‥
時の流れを感じます。
自分の記憶では、最後のスラブと二俣での夜営が特に印象に残ってます。
あの二俣、野営場としてなかなか良場だけど、夜は町(喜多方市？)の夜景も見えるんよね。
沢で夜景を見るのはなかなか無い経験なので強く印象に残ってます。
今回は日帰りだけど、もしまた行く機会があるなら、ぜひ、野営をオススメしますぞ！
自分も鳥海山のB沢辺りにみんなで入れば良かったと思ってました〜。
今回はアニキが1番お盆を満喫したっぽいですね😁
タカツコの幕営地は確かに良場でしたね〜。夜景が見えるなんて素晴らしい！
焚火跡も何ヶ所か残ってて、ここは快適だろうなと想像出来ました😊
タカツコ沢は残ってた宿題みたいな感じだったので、とても満足の遡行でした。
ツーリング、帰りもどうかお気をつけて！💨
でもおかげでタカツコ行けたので後悔も半減です。
タカツコもあの開放感ある幕場だと夜は素敵な景色が楽しめそうですね。泊まった人の言葉は実感こもってるので是非とも体験したくなります。次の計画は台風来ても大丈夫なように太平洋と日本海でプラン二本立てで行きましょう。
帰り道中気を付けて楽しんできてください。
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