落合岳 南斜面
- GPS
- 06:27
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 715m
- 下り
- 709m
コースタイム
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 6:27
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
天気予報では相変わらずオホーツク側で発達中の低気圧により全道で大荒れの予報。
計画書を単身赴任先に忘れてきてリーダーにもかかわらず勘違いして30分集合時間に遅れて慌てて道東道に乗るが強風によりずーっと50キロ制限。
最終トイレをトマムインターでとって落合市街に向けて行き串内牧場を過ぎて直ぐに金の沢川林道の看板が目に入ってくる。
林道はゲートが閉められていて少し進んだ橋の向こうで除雪は終わっている。
ゲート前に車を駐めるがはっきり言って万が一作業車が入ることを考えるとゲート前には一台しか駐められないだろう。
うまくやってください。
林道を4.1キロ歩き南東尾根の東端から登るイメージで計画していたがこれは間違い。
4.3キロ歩くといい徒渉点があった。というのは下りてきたときに分かった。
少し歩いて深い沢床を見下ろしながらこりゃだめだと戻って手前の土場から川を徒渉し、南東尾根の東側に流れる小さな沢を乗り越えて南東尾根東端に取り付く。
ここは短いものの崖みたいに厳しい登り。これは全く間違い。
尾根に乗ると極めてゆるい登りだが着実に高度を稼いでいく。
樹林は薄く疎林に近いもので軽いパウダーも相まってテンションが上がる。
単調と言えば単調だが管理道路のガードレールが見えて、少し上がっていくとガスの中から電波塔施設が現れ少し飽きてきていた私は嬉しさをおぼえた。。
ところで風なのだが林道を歩いていると南のトマムスキー場の稜線からすさまじい風の爆音が聞こえてきていたが、落合岳の頂上は穏やかと行ったら言い過ぎだが風速10メーターぐらいしかなかった。
雪は降り止まず眺望は全くない。でも風が無いのは嬉しい誤算。
本当は西の1093付近の雪の状態も探る計画だったのだが、私の体力の限界からこのまま南斜面をピストンすることで許してもらう。眺望もないし・・・
南にトマムスキー場の稜線。西にトマム山から1093の稜線。北に落合市街を隔てての稜線。東に狩振山・狩勝山の稜線に囲まれた落合岳のロケーションが我々を風から守ってくれたらしい。
静まりかえった電波塔の陰で休憩をとり、スキーからシールを外す。
頂上直下は堅いバーンにパウダーが薄く乗っている感じだが、樹林帯に入ると発狂パウダーで心ゆくままに味わうことができた。
登ってきたところから少し西側の作業道に出ると下に適当な徒渉点を発見。
対岸の雪壁は結構高くて、スキーを外して壁に膝を蹴り込みステップを作って登る。
林道まではそれほどの高さが無くてシールなしで林道に戻って、200メートル進むと間違って引き返したトレースが現れて爆笑してしまった。
あとは、気持ちよかった滑りの思い出を噛みしめながら林道入り口のゲートまで滑っていくだけである。
十勝に戻るとすさまじい風の影響が見て取れた。
それに比べて落合岳の静けさと雪質の良さにとても儲けたと思える一日であった。
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