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Yamareco

記録ID: 5850190
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

白峰南嶺(笹山〜白河内岳〜大籠岳〜広河内岳)周回

2023年08月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
10:16
距離
27.3km
登り
2,826m
下り
2,824m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:32
休憩
0:44
合計
10:16
3:03
3:03
3
3:06
3:06
52
3:58
3:58
29
4:27
4:29
78
5:47
5:47
58
6:45
6:52
9
7:01
7:07
41
7:48
8:02
31
8:33
8:35
57
9:32
9:33
16
9:49
9:51
83
11:14
11:22
47
12:09
12:09
17
12:26
12:26
11
12:37
12:38
14
12:52
12:52
11
13:03
13:03
6
13:09
13:09
4
13:13
13:14
1
13:15
ゴール地点
※林道・車道は大体走っています。
天候 晴れ のち 曇り
下山後に雷雨
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奈良田第一駐車場に駐車しました。
PM9時前頃の到着で半分以下の駐車率でした。
コース状況/
危険箇所等
※全体を通して危険を感じるような箇所はありませんでした
・多くが破線ルートですが、長行程でエスケープが無いことを除けば内容は一般ルート並みに感じました。

・奈良田〜笹山
長い登りです。
尾根上までの取り付き部は足場管の柵(手すり)有。
ピンクテープ多数。ナイトハイクでも迷う心配は少ないです。

・笹山〜広河内岳
黄マーカー、ピンクテープ多数。
踏み跡は薄い箇所がありますが、迷う心配は少ないです。
よく整備され、ハイマツ帯も道幅広く、朝露や雨上がりでも濡れるような箇所は殆どありませんでした。

・大門沢下降点〜奈良田
一般ルート。沢増水時は渡渉注意です。
その他周辺情報 奈良田温泉女帝の湯(日帰り入浴700円)で入浴しました。
町営駐車場から少し登った場所にあります。
朝、奈良田から吊り橋渡って笹山ダイレクト尾根へ。
朝、奈良田から吊り橋渡って笹山ダイレクト尾根へ。
水場入口。
まだ序盤なのでスルーします。
水場入口。
まだ序盤なのでスルーします。
木々の間から日の出。
尾根が赤く染まります。
木々の間から日の出。
尾根が赤く染まります。
少し開けた尾根上から北岳の展望。
天気は快晴!
少し開けた尾根上から北岳の展望。
天気は快晴!
相変わらずの急登ですが、シラビソ林になり少しだけ風通しは良くなります。
相変わらずの急登ですが、シラビソ林になり少しだけ風通しは良くなります。
山頂までもう少し!
山頂までもう少し!
小さなコフタバラン。
たまたま見かけたので撮っておきます。
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小さなコフタバラン。
たまたま見かけたので撮っておきます。
登り切って笹山南峰。
山梨百名山の標識はこちらに立っています。
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登り切って笹山南峰。
山梨百名山の標識はこちらに立っています。
展望は限られていますが、快晴の空に農鳥岳、北岳の展望。
このまま天気が持ってくれれば良いな〜と思っていましたが。
展望は限られていますが、快晴の空に農鳥岳、北岳の展望。
このまま天気が持ってくれれば良いな〜と思っていましたが。
ちょうどカメラ置くのに良いように石が積んであったので、たまには自撮り。
5
ちょうどカメラ置くのに良いように石が積んであったので、たまには自撮り。
少し進むと笹山北峰です。
こちらは展望は360度。ひと休みして展望を楽しみます。
少し進むと笹山北峰です。
こちらは展望は360度。ひと休みして展望を楽しみます。
6月に歩いた蝙蝠岳〜塩見岳の稜線。
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6月に歩いた蝙蝠岳〜塩見岳の稜線。
少し雲が掛かりますが荒川三山。
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少し雲が掛かりますが荒川三山。
鳳凰三山の展望も。
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鳳凰三山の展望も。
これから歩く稜線と奥には農鳥岳、北岳。
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これから歩く稜線と奥には農鳥岳、北岳。
白河内岳手前までは再び樹林帯歩きです。
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白河内岳手前までは再び樹林帯歩きです。
ミヤマハナゴケか何か。
もこもこと湧いているかのよう。
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ミヤマハナゴケか何か。
もこもこと湧いているかのよう。
傾斜緩やかな樹林帯を抜けると、白河内岳が近づいてきます。
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傾斜緩やかな樹林帯を抜けると、白河内岳が近づいてきます。
笹山を振り返る。
笹山を振り返る。
白河内岳山頂へ。
白河内岳山頂へ。
足元にはタチコゴメグサ。
足元にはタチコゴメグサ。
広い山頂。
道標が見えてきました。
広い山頂。
道標が見えてきました。
山頂に到着。
ここで雲が一気に流れ込んできました。
山頂に到着。
ここで雲が一気に流れ込んできました。
これから歩く稜線が真っ白に。。
これから歩く稜線が真っ白に。。
辛うじて塩見岳の展望。
辛うじて塩見岳の展望。
山頂付近にはミヤマウイキョウが多く咲いています。
山頂付近にはミヤマウイキョウが多く咲いています。
しばらく待っても相変わらずなので先へ進むことにします。
しばらく待っても相変わらずなので先へ進むことにします。
タカネヒゴタイ。咲き残り。
タカネヒゴタイ。咲き残り。
タカネツメクサも終盤。
タカネツメクサも終盤。
うーん、もう少し。
うーん、もう少し。
このあたりはクロマメノキがたくさん。
熟期はまだ先のようです。
このあたりはクロマメノキがたくさん。
熟期はまだ先のようです。
ガスの中、偽ピークを幾つか超えると大籠(おおこもり)岳山頂に到着しました。
ガスの中、偽ピークを幾つか超えると大籠(おおこもり)岳山頂に到着しました。
時折ガスが抜けますが遠望は利かず。
広河内岳はもっと先のはず。
時折ガスが抜けますが遠望は利かず。
広河内岳はもっと先のはず。
岩場ではミヤマシャジンが咲きます。
岩場ではミヤマシャジンが咲きます。
僅かな青空と広河内岳山頂が見えてきました。
僅かな青空と広河内岳山頂が見えてきました。
広河内岳山頂。
この日の最高点です。
広河内岳山頂。
この日の最高点です。
待ってもやはり晴れないので大門沢下降点へ下ります。
待ってもやはり晴れないので大門沢下降点へ下ります。
大門沢下降点。
農鳥岳、西農鳥岳がわずかに見えたのも束の間。
大門沢下降点。
農鳥岳、西農鳥岳がわずかに見えたのも束の間。
晴れれば西農鳥岳までピストンを予定していましたが諦め。
時間と体力と水には十分余裕を持ってここまで来たのですが残念。
晴れれば西農鳥岳までピストンを予定していましたが諦め。
時間と体力と水には十分余裕を持ってここまで来たのですが残念。
ナナカマド実は緑〜赤のグラデーション。
ナナカマド実は緑〜赤のグラデーション。
ウメバチソウ。
トリカブトの何か(同定諦め)。
トリカブトの何か(同定諦め)。
タカネコウリンカ。
北岳あたりでは割とよく見かける印象です。
タカネコウリンカ。
北岳あたりでは割とよく見かける印象です。
ハクサンフウロの咲き残り。
ハクサンフウロの咲き残り。
マスタケ??
何か所かにょきにょき生えるのを見かけました。
マスタケ??
何か所かにょきにょき生えるのを見かけました。
こちらはタカネグンナイフウロの咲き残り。
こちらはタカネグンナイフウロの咲き残り。
急崖から大門沢を見下ろす。
急崖から大門沢を見下ろす。
トモエシオガマ。
あまり目立ちません。
トモエシオガマ。
あまり目立ちません。
タカネナデシコ、咲き残り。
タカネナデシコ、咲き残り。
シモツケソウ。
シナノオトギリ。
シナノオトギリ。
ヒロハカツラの雌木。
バナナのような実をたくさんつけていました。
ヒロハカツラの雌木。
バナナのような実をたくさんつけていました。
ミソガワソウ、咲き残り。
ミソガワソウ、咲き残り。
ハナウド。
大きなものは一際目立ちます。
ハナウド。
大きなものは一際目立ちます。
センジュガンピ、咲き残り。
よく見るとハナアザミウマがびっしり(拡大注意)。
センジュガンピ、咲き残り。
よく見るとハナアザミウマがびっしり(拡大注意)。
ソバナ。
下山路は渡渉点が幾つか。
通常より少し水量多めだと思います、たぶん。
下山路は渡渉点が幾つか。
通常より少し水量多めだと思います、たぶん。
シロヨメナ。
コウシンヤマハッカ。
コウシンヤマハッカ。
大門沢小屋へ。
水量豊富。
水分補給します。
水量豊富。
水分補給します。
小屋付近にはサラシナショウマ。
小屋付近にはサラシナショウマ。
タマガワホトトギス。
タマガワホトトギス。
小屋から先は本沢の渡渉が2度あります。
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小屋から先は本沢の渡渉が2度あります。
マイナスイオンに癒される。
マイナスイオンに癒される。
ミヤママタタビの実を見つけました。
ミヤママタタビの実を見つけました。
タマアジサイ。
岩肌からイワタバコ垂れる。
岩肌からイワタバコ垂れる。
後半の大古森沢の渡渉点。
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後半の大古森沢の渡渉点。
ルート上には巨石。
ルート上には巨石。
最後の渡渉点。
今回はいずれも特に問題なく渡れました。
最後の渡渉点。
今回はいずれも特に問題なく渡れました。
長い吊り橋渡る。
長い吊り橋渡る。
取水口すぐ左が登山道。
ここのぬかるみが地獄でした。
取水口すぐ左が登山道。
ここのぬかるみが地獄でした。
砂防ダムを左から右へ突っ切る登山道。
砂防ダムを左から右へ突っ切る登山道。
林道に出た、と思いきや登山道はもう少し続いていました。
林道に出た、と思いきや登山道はもう少し続いていました。
今度は立派な吊り橋。
今度は立派な吊り橋。
砂防ダムから流れ落ちる3段の滝。
砂防ダムから流れ落ちる3段の滝。
下り切って林道に出ました。
ここから登山口までは暫くラン。
下り切って林道に出ました。
ここから登山口までは暫くラン。
青空見えるも雲はさらに増えていきます。
予報通り崩れそうな天気です。
青空見えるも雲はさらに増えていきます。
予報通り崩れそうな天気です。
林道ゲートが見えてきました。
路肩は駐車スペース(数台)となっていました。
林道ゲートが見えてきました。
路肩は駐車スペース(数台)となっていました。
開運隧道。
バス利用だとここを通ります。
開運隧道。
バス利用だとここを通ります。
砂防ダムから流れ落ちる滝。
水量豊富です。
砂防ダムから流れ落ちる滝。
水量豊富です。
最後に鉄橋を渡り、
最後に鉄橋を渡り、
奈良田ダムへと戻ってきました。
奈良田ダムへと戻ってきました。
朝は真っ暗で何も見えなかった長い吊り橋。
朝は真っ暗で何も見えなかった長い吊り橋。
こんなに長かったんですね。
こんなに長かったんですね。
下山後は奈良田温泉女帝の湯へ。
駐車場から少し登り、さらに階段。
下山後は奈良田温泉女帝の湯へ。
駐車場から少し登り、さらに階段。
建屋は趣ある瓦屋根の平屋。
温泉はアルカリ性でトロトロで非常に気持ちの良い湯でした。
すっかり長居してしまい、帰途につきました。
建屋は趣ある瓦屋根の平屋。
温泉はアルカリ性でトロトロで非常に気持ちの良い湯でした。
すっかり長居してしまい、帰途につきました。

感想

日曜日は南アルプス遠征。
奈良田から白峰南嶺へ。

土曜日は午前中仕事。
帰宅後軽く走ってから、準備して山梨へ遠征。
奈良田には夜9時前に到着。
前回来たときは芦安が使えない年だったので混むイメージでしたが、この日はガラガラ。
疲れ気味だったのかすぐに熟睡。
AM1時半頃一度目が覚めるも再び寝て2時半に完全起床。
予報に反して割と遅くまで雨が降り続き、スタート時は雨上がりで気温も高くムシムシ。
ダイレクト尾根前半は、風も抜けず湿度は相変わらず高く非常にしんどい内容でした。
日が昇り、高度を上げると見通しもだんだんと良くなり、北岳の展望。
天気は快晴で、このまま絶景稜線歩きを楽しめるかとこの時は思っておりました。
笹山到着時は快晴。
正面に北岳や農鳥岳、左手には今年歩いた塩見岳、蝙蝠岳の展望。
しかし、大展望は早くもここで終了ー。
その後は時折青空が見えるものの終始ガスの中でした。
天気良ければ西農鳥岳までピストンする予定でしたが、あいにく展望は無し。
諦めて大門沢へ下山することにします。
下りにはキツイ大門沢ルートですが、割と余力を残して奈良田へと下れました。
天気は予報通りと言えば予報通り。
こういった日はもう少し早起きして、山頂で御来光狙うくらいでないとダメでしたね。
下山後は奈良田温泉女帝の湯(凄い名前ですねw)で入浴。
トロトロのぬるま湯で沼りそうな温泉でした。
なかなか出られず、すっかり長居してしまいました。
温泉を出る頃には雷が鳴り、帰りの車は雨の中でした。

夏山シーズンも終盤。
今年は割と走れてるし山へも行けてるし、体調も悪くない感じなのでこのまま維持していきたいところです。
そろそろ近場の北アルプスもすいてくる頃でしょうか。

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