宝永山（富士山側火山） 〜〜暴風の中の決死の山行〜〜

2015年02月01日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.0km
• 登り: 1,406m
• 下り: 1,406m

コースタイム

太郎坊駐車場（5:30） --- 宝永山（11:50） --- 太郎坊駐車場（14:20）

天候

快晴＆暴風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富士山御殿場口手前の太郎坊洞門トンネル脇の駐車スペースに停めました。5、6台しか停められない広さです。

コース状況／危険箇所等

降雪後だったので、所によりひざ下ラッセル。風も吹き荒れてかなりキツかったです。。
ルート上には標柱が立っているので、それを目安に進んで行けばよろしいかと。

その他周辺情報

温泉はインターに近い御殿場市温泉会館に行きました。

写真

2/1 2:36

富士山御殿場口手前からスタート

2/1 5:52

5時半、まだ真っ暗

2/1 6:17

前方に白く浮かぶ日本最高峰・富士山と目指す宝永山

2/1 6:19

降雪後で思った以上の積雪

2/1 6:31

途中でご来光を待つ

2/1 6:45

6時35分、ご来光

2/1 6:39

富士山のモルゲンロート。紅く染まる富士は絶景

2/1 6:44

双子山、宝永山、富士山

2/1 6:48

朝日を望む

2/1 6:50

このときは平和なひと時でした。後に過酷な山行が待っているとも知らず…（笑）

2/1 6:47

あの頂目指して

2/1 7:11

頑張ります！

2/1 7:08

手の届きそうな距離。でもあそこまでが果てしなく遠かった…

2/1 7:18

目標物がないので距離感が狂う

2/1 7:50

徐々に強くなる風

2/1 7:29

雪も深くなり始め、ラッセルの様相を呈してきた

2/1 7:40

少しでも緩いところは一気にひざ下まで埋まる

2/1 7:49

先頭を交代しながら進む

2/1 7:28

この厳しさもまた雪山か

2/1 9:45

登りはじめて5時間たってもまだつかない

2/1 11:14

それでも岩場が見えてきた

2/1 11:40

ここで休憩。雪がなかったのはここくらい。

2/1 11:50

雪庇越しの富士山

2/1 11:46

ラスト、雪壁を維持になって登る。迂回する体力も残ってなかった…

2/1 11:50

綺麗な雪庇

2/1 11:51

ついに宝永火口の淵にたつ。ものすごい迫力

2/1 11:48

駿河湾も綺麗

2/1 11:48

諦めかけていたけど、山頂が見えた…

2/1 11:59

よっしゃ！！！何とか登頂

2/1 12:00

改めて宝永火口。富士山、あそこまではまだ標高差1000m以上。厳冬期の富士はまだ遠い存在だな。

2/1 12:02

いまだ風は強いので、すぐに降りる。宝永火口を間近に見れて、本当に良かった。

2/1 12:05

充実感に満たされて下山。

2/1 12:32

自分たちだけだったので、シリセードで一気に下りる

2/1 13:14

双子山付近ではボーダーさんがたくさんいました

2/1 14:04

下から改めて富士山と宝永山。想像以上に過酷だったけど素晴らしい山でした。

撮影機器：

DMC-GF6 Panasonic

EX-ZR800 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

NEX-6 SONY

感想

MiyaJun

富士山の手前にそびえる標高2693mの宝永山へ。

楽に登れるかと思ったけど、今シーズンの雪山では一番きつい山行となりました。。快晴だったけど暴風。ブログのほうにも書いたけど、油断して顔面凍傷になった…。

まだまだ未熟者だったけど、達成感は半端なかった。富士山のモルゲンロートも初めて見れたし、充実した旅でした。

▼ブログ
http://bluesky.rash.jp/blog/hiking/houeisan.html

コメント

miyamako

ラッセルありがとうございました。
当日、皆さんの後方を登っていた者です。トレースをありがたく使わせていただきました。宝永山に到達したとはすごいですね。実感として分かります。私は２３００メートルで力尽きましたが、はるか上を登る皆さんが見えたので、何とかそこまで持ちこたえました。そうでなければ怖くてもっと早くやめるところでした。今後のご活躍を期待します。

MiyaJun

Re: ラッセルありがとうございました。
コメントありがとうございます！

後ろを登られていた方ですか〜。上から見えてましたよ。仲間と「この風だと自分たちのトレースも消えちゃって、後から来る人の役に立たないだろうね」なんて話してました。
かなりギリギリの山行でしたが、どうにか山頂まで到達できました。先は見えているのに、全然近づかなかったですね。
疲労感と達成感に満たされた旅でした。

またどこかの山でお会いできたらよろしくお願いします！