飯豊山

2023年08月27日(日) [日帰り]

• GPS: 12:42
• 距離: 22.2km
• 登り: 2,116m
• 下り: 2,089m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:22
• 休憩: 1:18
• 合計: 12:40

4:29 御沢野営場
4:37 4:40 御沢登山口
5:11 5:11 下十五里
5:25 5:26 中十五里
5:46 5:46 上十五里
6:06 6:12 笹平
6:26 6:26 横峰
6:43 6:43 峰秀水
6:55 6:56 地蔵山西分岐
7:35 7:41 剣ヶ峰
7:50 7:51 剣ヶ峰の水場
7:57 8:08 三国岳避難小屋(三国小屋)
8:50 8:50 七森
9:09 9:09 種蒔山
9:16 9:16 種蒔雪渓
9:21 9:21 切合・種蒔山分れ
9:27 9:27 切合小屋
9:51 9:51 草履塚
10:04 10:04 姥権現
10:09 10:14 御秘所
10:23 10:23 御前坂下
10:45 10:45 一ノ王子
10:50 10:51 本山小屋
11:05 11:15 飯豊山
11:27 11:38 本山小屋
11:43 11:43 一ノ王子
11:58 11:58 御前坂下
12:15 12:16 御秘所
12:19 12:19 姥権現
12:38 12:38 草履塚
12:59 12:59 切合小屋
13:04 13:05 切合・種蒔山分れ
13:10 13:10 種蒔雪渓
13:17 13:17 種蒔山
13:46 13:46 七森
14:18 14:28 三国岳避難小屋(三国小屋)
14:38 14:44 剣ヶ峰の水場
14:50 14:51 剣ヶ峰
15:16 15:17 地蔵山西分岐
15:33 15:34 峰秀水
15:47 15:47 横峰
16:00 16:01 笹平
16:15 16:15 上十五里
16:28 16:28 中十五里
16:38 16:38 下十五里
17:01 17:01 御沢登山口
17:09 御沢野営場

写真

8/27 4:28

朝4：30　御沢野営場からヘッデンを灯し念願だった飯豊山登山をスタートさせました。貧乏暇なしでなので日帰りとなります。one928さんのレコを参考にさせて頂きました。

8/27 4:30

かなり前の曲ですがdo as infinityの「冒険者たち」を頭の中でかき鳴らしながら歩みを進めます。個人的に未踏できつめの山のスタートにピッタリな曲でyoutubeでも無料配信もされていてお勧めです。

8/27 4:37

駐車場から程なく大滝と登山道の分岐となります。頭の中で鳴らしていた曲で昂っていたのか　左の大滝方面へと進みます。

8/27 4:39

途中でヤマレコの「登山道から外れてます」のけたたましい警告音で我に返りました。引き返します。ヤマレコとone928さんの力で救われました。危なく車で往復5時間かけて大滝の見学で終わるところでした。ありがとうございました。

8/27 5:34

朝日が昇ります。

8/27 5:56

横峯に上がるまでは短めの急登と平坦路が交互に現れる為　以東岳の直登コースや北股岳の梶川尾根よりは登りやすかったです。体をオーバーヒートさせぬ様、マイペースで登ります。

8/27 6:23

一度でも体をオーバーヒートさせると戻すまで途方もない時間が掛かる。過去の山行で何度も山に教わりました。

8/27 6:30

体にこの歩きでいいのか、まだ行けるのか、を問いかけながら登ります。登山を始める前まで体はあって当たり前、動いて当たり前だと思ってました。自分の体と真摯に対話してみる　これも山で覚えた登山の愉しみのひとつです。

8/27 6:31

横峯付近から暫らく平坦な道が続きます。

8/27 6:44

スタートから約4km地点にある峰秀水。チョロチョロで500cc貯めるのに30秒以上掛かりましたが冷たくおいしいです。実質的にはこのルートで唯一の水場かと思います。

8/27 7:05

いつしか飯豊に　と　その為に何の知識もないまま　一人で色々な山を登りました。それ程　自分の中では思い描いてた山でありました。

8/27 7:27

剣ヶ峰の岩稜帯に差し掛かります。ペンキ、道標等はほとんどなく　若干のルーファイが必要とされます。また、帰路ではヘロヘロの状態でここを下らなければならず

8/27 7:32

特にソロだと山100で言うなら雁戸山の岩場、鳥海山の新山位は余裕をもって昇降できる位の経験が必要かと思います。

8/27 7:37

剣ヶ峰を超えると尾根歩きへとなります。

8/27 8:02

三国小屋に到着しました。この日、サイダー、コーラは売り切れでした。若干肩を落とします。

8/27 8:22

三国小屋から程なくして梯子に差し掛かります。帰路で気付いたのですが梯子で昇降するより左端を昇降したほうが早いっぽいです。

8/27 8:38

梯子を登りきると雲行きが怪しくなってきました。この日は先々週の羊蹄山と同じくてんくらAでした。

8/27 8:38

「なんで　こーなるのっ！」往年の荻本欽一さんであれば　きっとそう叫んで天高く飛び上がっていたことでしょう。

8/27 9:18

そんな中でも多彩な花が目を楽しませてくれました。その多様性に圧倒されます。共存という人間にとっては難しいことを彼らはこの様な厳しい環境の下でやり遂げている　少し考えさせられました。

8/27 10:09

御秘所へと差し掛かります。剣ヶ峰を問題なく通過できればそれ程難儀しないと思われます。

8/27 10:11

高度感なら男甑山〜女甑山のほうがあったかも　そんな印象でした。

8/27 10:44

御秘所を超えると飯豊らしい雄大な尾根歩きが待ってました。
疲れてはいますが　今までの登った山々が自分の背中を後押ししてくれる

8/27 11:02

そんな感覚を持ちながら歩みを進めます。
もうすぐ山頂です。

8/27 11:05

無事　飯豊山頂到着。着くと同時に少し雨が降り出しました。

8/27 11:13

それも自分らしくて良いではないか　誰もいない中、飯豊に至るまでの決して平穏とは言えなかった過去の山行を思い出し感慨に浸ります。

8/27 11:41

これで予てからの目標を遂に達成することが出来ました。

8/27 12:52

しかし、それと同時に自分の中で何かが消えていく　そんな喪失感を覚えます。

8/27 13:12

けれども　そのうちまた新しい何かが芽生えて膨らんでいくのでしょう。

8/27 14:42

山に登っていれば　必ずまたそうなる。そんな予感が自分を再び山に向わせるのです。

8/27 17:04

無事下山しました。出発は早いほうでしたがほぼ最後の下山となりました。

撮影機器：

Google Pixel 6a au Google

感想

yamano3

次の目標は　行雲流水さんお勧めの釜カツ丼を食べに行くことに決めました。

コメント

行雲流水

お疲れさまです。そして念願の飯豊山登頂おめでとうございます。それにしてもハードなコースを踏破、お見事です。
わたしもいつかは登ってみたいとこれまで何度もヤマプラでシミュレーションを繰り返しましたが、その度に往復20kmに累積標高2000mはなんとかなるにしても、所要時間が長すぎて日帰りは無理との結論に至っています。小心者なのでヘッデンでのスタートもとてもできません。

念願の目標達成の次は釜カツ丼ですか？！　あっと驚くようなコースでの釜カツ丼レポートを期待しています。

yamano3

行雲流水さん ありがとうございます。
釜カツ丼への道、随分ハードル上げてきますね(笑)
行雲流水さんを驚かせるコースとなるとヘリコプターからレストハウスまでパラシュートで降下する位のコースじゃないとダメそうですがｗｗｗ

飯豊山は日帰りだと時間がかなり気になりました。当初11：00までに山頂に着かなければその時点で引き返そうという計画でしたが実際は山頂11：0５到着で　その5分間は自分が自分に対して「時間に気付くのを忘れてた」という演技を敢行していました。今となっては猛省しています。

かん

こんばんは。先日の大朝日岳周回に続いて今度は飯豊日帰り！素晴らしい、そして羨ましいです😊そして、淡々とした中に時折混じる深いコメントが素敵です。自分も歩いたやま百のコースの例えも分かりやすいと同時に思い出して楽しめます♪
これからもやま百の良き先輩として参考にさせていただきます！

yamano3

かんさん　こんばんは。お褒め頂きありがたいですが自分なんぞはホント全然ダメですよ。
それに山登りのベテランの方はもっとずっと深いこと考えてますがそれをなかなか口に出して言わないんです。恐ろしい方々ですよ(笑)
山100残り7ですがあとは年1座ペースでと考えてるので気兼ねなく追い越していってくださいｗ
かんさんの実直で感性溢れる山行記録も楽しみにしてます。