雪と藪の剣ヶ鼻へ突入
- GPS
- 02:35
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 368m
- 下り
- 363m
コースタイム
- 山行
- 2:27
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:37
天候 | 雪時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な個所はないが、踏み跡やテープも薄いので常に現在位置を確かめながら。 |
写真
感想
剣尾山の南尾根、六地蔵から派生する尾根道はしばらく気になっていたところ。今日その尾根を城山との間の林道から登ろうということで歩いてみた。スタート地点はライフル射撃場跡、車を停めて歩き出す。雪がチラチラしているがまずまずの天候。しばらく歩くと重機が道を塞いでいる。その先に軽トラが2台ほど。どこから来たのか気になったので、丁度休憩中の人もいてしばし話を聞く。炭を焼くクヌギの木の伐採作業中だとのことなのだが、後ろで重機が動かなくなり社長が助けを呼びに行ったとのこと。クヌギの木の伐採は地上から2mほどのところから切断している。理由はヒコばえを鹿の食害から守るためだとのこと。納得。これでまた十数年後にクヌギが切れるというものである。昔はもっと短く切り株を残したものだろうが、最近の鹿の増殖でこんな知恵も働かせなければならなくなっているようだ。
本来は尾根の先端から点線路を辿るつもりであったのが、点線路入口は藪になっているためと、林道が横にできていたものだから林道を辿ってどこかで尾根に上がるべく、適当な上り口を探しつつ林道を詰める。
道はどんどん狭くなり、歩きづらくなってきたころ、ようやく左の尾根への取り付きらしきものが現れる。左の尾根を進めば右の尾根に合流できるかもしれないと尾根に入る。踏み跡は薄いが、歩きやすい尾根を高度を上げていくと高圧線の下に出る。高圧線の下は切り欠きになっていて右の尾根の鉄塔まで巡視路らしき道もある。これ幸いに切り欠きを進む。尾根は厳しい登りだが距離的にはたかが知れているので20分ほどの格闘で本来の南尾根へ到着。最後の部分で茨に阻まれたが、藪用の鋏を活用して乗り切る。ここからは主稜線。雪が本格的に降り始めたが快調に高度を上げる。剣ヶ鼻637mまではすぐ到着。ここで雪中ランチ。寒いのでランチもそこそこに歩き出す。右側の能勢の郷野外活動センターからの遊歩道の分岐から左の谷に降りる。最初のうちは道が明瞭ではなく、ところどころにあるテープに導かれながら谷を下りていく。道はだんだんと明瞭になり最後には林道になって、今日の出発点の傍まで快適に降りることができた。
剣尾山はハイキングコースや遊歩道も完備されていてファミリー向けの山というイメージがあったが、すこしコースを外すと踏み跡も薄い谷や尾根筋があり、ワンダリングが楽しめるゲレンデだと認識。別のシーズンにもまた来たい道だ。
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