天狗岳

コースタイム
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:40
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:30
天候 | 14日 晴れ時々曇り 夜 曇り 15日 小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
茅野ー渋の湯 バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
トレースあり 黒百合ヒュッテまではアイゼン不要 天狗岳PH時は強風と一部滑落注意箇所あり。(雪庇の踏み抜き?による滑落者がいたらしい。) |
その他周辺情報 | ・黒百合ヒュッテ 二食付き 8500円(暖房費込) この日はツアー客が入っていたこともあり、布団3枚に2人。人が多かったせいもあり暑かった。 ・渋の湯 日帰り入浴800円 シャンプー ドライヤーなし。登山口から40分ほど下った辰の旅館のお風呂が良いと山小屋でお話ししたご夫婦が言っていた。 |
写真
感想
はるちゃんとはじめての二人での山行
当初は美ヶ原でゆるハイ系メンバーをあつめてスノーシュー企画とするはずだったが、
メンバーが集まらず・・・するとはるちゃんが、「二人でいくならちょっとチャレンジしてみない?」という提案をしてくれた。
渋の湯から黒ユリヒュッテで一泊、翌日PHという初級者むけのスタンダードコース。
しかし初級者向けとはいえ、雪訓やってない かつ雪山ブランクのありの私にとっては十分チャレンジ。
はるちゃんにとってのチャレンジ要素とはなんだ???多分初級者女子と二人でいく、ということだろう。
何はともあれ、シーズンちょっとでおくれてしまった私にはこの上なく魅力的な提案。
ありがたく天狗に計画変更させてもらうことにした。
あずさにのって自由気ままな二人旅。荷物はちょっと重いけど、きもちはとっても楽ちんだった。
渋の湯につくとそこはすっかり雪の中、思い描いたままの雪景色。
渋の湯から黒ユリ平まではしっかり踏み固められていて、むずかしいことは考えずに楽しめる快適なスノートレイル。
厳冬期、雪量がひときわ多く、そして美しい時期。
八ヶ岳の森はサンタやトナカイが現れてきそうなくらいメルヘンチック。
そのすばらしさにみとれ、しばし日常を忘れる。あ〜この景色、この世界、ここにきたかったんだよな〜。
見るもの聞こえるもの触るもの、すべてうれしくって仕方がない。
黒ユリヒュッテに到着し、受付をすませたあと、はる先生におつきあいいただき雪訓。
歩行訓練、ピッケルワーク、耐風姿勢、滑落停止など・・一通りメニューをこなした。
ヒュッテにもどると団体が入っていたため大混雑、優雅な小屋ライフとはいかなかったけれど、ひさびさの泊まりの山なのでにぎわいもまた楽しく感じた。、
夕食はハンバーグ、おかわりをして酒を飲んでその夜はバタンキュー。2つ布団に3人だったけれど、あまり気にせず爆睡だった。
翌日、PH時はあいにく小雪が舞う天気。
ホワイトアウトとまではいかないけれど、視界はあまり良くない。小屋にとまっていた人たちの中にはPHを見送るパーティーもあったが、
はるCLには、見送る、という発想はなし。「とりあえずいけるとこまでいってみよ〜♪」といつもの明るく晴れやかな笑顔でで出発。
スタートからアイゼンを装着してさくさく進む。雪の森は天気がわるくてもは美しい。
風あるが気温は高く、比較的あるきやすい。しかしゴーグルは曇りやすい・・・
森林限界手前でゴーグル装着、トレースが右往左往していて道迷い注意。(視界がよければ問題なし)
本格的なのぼりにさしかかったとあたりですれちがった人に「この先で滑落した人がいるから気をつけて」と言われ、「げ、」(@_@;)と(わたしは)いっきに緊張。
はるちゃんは「はじに寄りすぎないようにしようね〜」といってあいかわらず着々とのぼっていくが、わたしはゴーグルがくもりまくって視界不良+滑落情報でのビビり+ひさびさのバラクラバで息がしにい、という三拍子でどうも調子がいまいち。
いよいよ稜線という手前の急登で、疲れとびびりで「登りはいいけど下れるかなあ???」となんだか急に不安になり、声をかけ一旦休止してもらった。
飴をたべて気持ちをおちつけて再スタート。落ち着いてみると全然問題なく通過できる場所だった。よくみえないってこわい。目が悪い人はどういうきもちなんだろう。休憩できるお天気でよかったよかった。
その後も着々と登るはるちゃんにくっついて登って無事東天狗登頂。
残念ながら視界不良でなあ〜んにも見えなかったけど、天候がいまいちの中でここまでたどりつくことができ、ちゃんとのぼれた達成感をあじわうことができなことはわたしにとってはとってもおおきなことだった。
下りはさくさくあっという間、登りでびびった場所ま難なく通過。あ〜下りは楽でええわ〜と、写真をいっぱいとったはずだけど、
私のカメラはレンズがくもりまくってほぼ真っ白だった。
渋の湯にてお風呂に入り、バスにのって下界に降りたらお日様が顔をだし、すばらしい八ヶ岳の展望をたのしみながらメルヘン街道をまっしぐら。
再びあずさにのって帰ったが。電車が混んでいたのは予想外。指定をとっておくべきだった。
通路でザックの上にすわって約2時間半、ツアー参加のおっちゃんからツアーで楽しむいろんな山旅のお話をいろいろ聴きながら東京へ向かった。
はるちゃん、本当に本当にありがとう!
今年はピッケルもって山行くことはないかもな〜とちょっと引き気味だったけど、タイミングよく一押しされ、気持ちを引き上げてもらったかんじ。雪山いけて、八ヶ岳にのぼれてほんとにうれしかった!
いっぱいいろんな話もできてよかった!
山でも地上でもとってもナイスな山レディー。また一緒にいろんな山旅いきたいです。今後ともよろしくおねがいしまーす!
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