斜里岳〜中腹まで
- GPS
- 03:10
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 589m
- 下り
- 587m
コースタイム
女満別2000〜羽田2200
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪期にはずるして、根北峠(高度500m)から取り付き。 1時間は樹林帯で、間もなく森林限界に。 1110mピークまで。見晴らしがいい。 清里町役場近くの日帰り温泉。 知床合宿四日間 1日 羅臼 2日 知床岳 3日 知円別東岳 4日 斜里岳 |
写真
感想
日本海低気圧がきて、日本中が嵐なのに、なぜか午後から知床は晴れている。
知床合宿の四日目最終日。羅臼では明け方にみぞれで積雪10センチ。朝になると雨。あきらめて中標津という道東の発展途上の町のマックで時間つぶししていたが、10時過ぎになんだか本格的に晴れてきた。予報はどうも当たる。というわけで、さっさと女満別向けて帰る方向で、斜里へ向かう。峠に出ると、頭上は晴れている。風が少し強い程度なのだが、これで諦めたらいけない。しかも夜の便だし。
13時のスタートでいいと、ゆっくりと用意する。誰もいないし、この峠、幹線なのに北海道だから交通量も少ない。直射がまぶしい。
用意して、地図はないけど、ナビの中に地図がある。目的地には昨日合わせてきたから、それ出して進む。しかも目的の山もよく見える。
なだらかな傾斜だ。樹林帯のなか。エゾ松の樹林だから、少し重苦しい。ほとんど平坦地を30分くらい歩くと、間もなく傾斜が出てくる。高そうなところを進んで、1時間少しで森林限界に出て、おおよく見える。スノーモービルの跡も(数日前)出てきた。
さて尾根沿いに行けるところまで上がっていこう。風も強くなってきたが、13時スタートで、15時まで登り2時間だっていいじゃないか。平地なら、42キロ進むぞ(選手の場合だけど)。
見える高いところまでいけるか。だんだんガリンコ雪になってきた。クトーでついにピーク頂上まで出る。斜里岳の相当上部だ。
下界も晴れてきてよく見える。去年登った海別岳が白くてきれいだ。
ピークで風が強くて、ちょと難儀。シールはずせない風だと言い訳して、スキーそのまま小脇に抱えて、アイゼンだけ履いて下る。クトーで登って、つぼ足アイゼンで下るという久し振りの大馬鹿。50m下りて、風も止んで、滑降するために、ようやくスキー履く。
スタート。まだガリガリ。横滑り。間もなく普通に滑るが、重い。粘土のように。ターンができなくて、何とボーゲンのまま、Pまで滑る。すごいことしてしまったが、しかし斜里岳。名山である。
この数年間に斜里町に5回くらい行ったのか。晴れている時には目の前に斜里岳が美しい。積雪期には頂上まで登れなくても、途中までは行かなくちゃと、ずっと思っていたけど、今回ようやくそのチャンスが来て、午後からほんの少ししか時間がなかったが、根北の480mから、1070mまで登れたのだから、およそ満足。広いコニーデの山だから、ルートはいくつもある。次回のチャンスには、斜里町の方から登ってみよう。
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