西高瀬川をたどる

2023年09月17日(日) [日帰り]

• GPS: 03:11
• 距離: 19.2km
• 登り: 1m
• 下り: 20m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:07
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:07

9:21 渡月橋
12:29 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自転車

行き帰りを含め、全行程を自転車（クロスバイク）

写真

9/17 9:17

桂川（保津川）からの取水口。渡月橋の少し西です。

9/17 9:19

渡月橋をくぐる。

9/17 9:20

橋をくぐってから、なぜか一部が桂川へ戻される。

9/17 9:22

その先は暗渠になる。大勢の観光客は足の下に川があることなど、誰も知らない。

9/17 9:26

瀬戸川と交差するところ。水面は西高瀬川のほうが上ですが、瀬戸川の下をくぐる逆サイフォン方式。

9/17 9:28

瀬戸川をくぐって出てきた西高瀬川。

9/17 9:29

そのまままっすぐ東進。

9/17 9:30

バス停脇でチェーンが外され、おりられるようになってましたが、おりても道はありません。

9/17 9:31

罧原堤(ふしはらづつみ)へは向かわず、まっすぐ東へ。

9/17 9:32

道路をくぐり、反対側へ。アカメガシワやハゼが茂る下から出てきてます。

9/17 9:36

ここで分流。一部は桂川へ戻っていく。戻す意味がわからない。分流は上の水路。

9/17 9:39

斎明神社の看板。大鳥居新調とある看板が何十年も前のもの。

9/17 9:44

有栖川の手前の分流。これは有栖川に沿って流れていく。

9/17 9:46

逆サイフォンによる有栖川との交差地点。西高瀬川のほうが水面は30センチほど高いが、有栖川をくぐる。

9/17 9:48

上が西高瀬川。有栖川より高いのは見えると思う。

9/17 9:49

橋を渡って。覗き込むが、下から湧き上がってくるのは確認できなかった。

9/17 9:53

アオサギがお食事中。ザリガニでしょうか。

9/17 9:55

水草がたなびく。

9/17 9:59

玄関が川に面してる家は多く、家ごとに橋がかかっている。

9/17 10:06

天神川まで来たら紫の嵐電が。

9/17 10:07

西高瀬川の水はすべて天神川に落ちる。

9/17 10:08

そこから天神川を北へ少しさかのぼると、水路の続きがある。これも西高瀬川です。

9/17 10:10

水量はわずかながら、水は上流方向へ流れている。

9/17 10:13

一部暗渠となり、京都先端科学大学の下をくぐっていく。

9/17 10:16

超細い水路。

9/17 10:20

その細い水路がさらに分流してる。どこへ向かってるのか。

9/17 10:24

なぜか広くなった。水量の増えた原因は不明。なお、ここでも流れる方向は上流へ。

9/17 10:28

水とたわむれるなどとはまるで無縁に思えた川だったが、こんなところがあった。

9/17 10:32

水が噴き出してるところがあった。ここを境にして西は上流へ、東は下流に流れている。島津本社近くの公園。

9/17 10:34

また暗渠になる。えんえんと暗渠でつまらない。左のブロック埋め込みの下が川。

9/17 10:49

JR二条駅の近くで川が顔を出す。

9/17 10:52

都会の裏側を流れる日陰の川。

9/17 11:12

小さい神社があった。豊康龍神弁財天。強そうな名前をいろいろミックス。

9/17 11:25

干からびた川。蒸発したのか。

9/17 11:27

細くなったが干からびたまま。

9/17 11:34

旧天神川と合流。上の流れが旧天神川だけど、Googleマップはそちらを西高瀬川と誤記している。

9/17 11:37

JRの下をくぐる。

9/17 11:46

川のところどころに水がたまっていて、ケリが集まってきている。

9/17 11:49

水道の蛇口みたいなのが並んでいる。ここは鳥羽の浄水場の近く。そういや派手に放水してたことがあった。

9/17 11:53

浄水場から水が供給されてるみたいだが、放水の現場は目撃できず。

9/17 11:54

鳥羽の浄水場からの水が西高瀬川に流れ込む。一気に水量が増える。

9/17 11:57

その下流で鍋取川が合流するも、ほとんど水流なし。

9/17 11:58

川周辺の風景が一変する。川幅が広くなり、土手道が高くなり、広々としている。

9/17 12:06

セイバンモロコシが繁茂する。

9/17 12:07

ふだんは厄介者扱いしてるが、アレチヌスビトハギが満開。

9/17 12:09

ワルナスビも可愛らしい実をつけて（見えるかな？）。

9/17 12:10

別の浄水場からも流入。徐々に川が大きくなっていく。

9/17 12:11

カルガモが群れている。時期により、ヒドリガモの大群が占拠してることがある。

9/17 12:12

こちらはカルガモのエクリプス（繁殖期の終わったオス）らしい。群れと距離を置いている。

9/17 12:17

府道の202号を越える。終点が近い。

9/17 12:27

鴨川との合流点。右側の広いほうが鴨川。

9/17 12:57

お疲れさんとねぎらうように、洋菓子店のシュシュで菓子を買って帰る。常はこんなのしないけど、気分で。

撮影機器：

IXY 650 CANON

PowerShot SX740 HS CANON

感想

funakoshi_ya

西高瀬川は場所によって大きく姿を変えるので面白い。暗渠になったり川に沿った道がなかったりで、面白みのないエリアも多いけど、鳥羽の浄水場からのエリアは京都百景に入れたくなるほど魅力的です。

今回の調査では、水の供給や分配、取水などのルートを中心に調べました。一部で下流から上流への逆行が生じてるのを知ったのは収穫でした。

西高瀬川は天神川に分断されています。つながらない別の川です。東の高瀬川も同じ事情で分断されて、別の川になってしまいましたが、西高瀬川は上流も下流も同じ河川名を名乗り続けています。変更すべきだと思うのですが、地元の人は愛着のある名前が変わるのに抵抗があるのかもしれません。

なお、東の高瀬川についてはヤマレコを始める以前に書いた記録がウェブサイトにあります。
　東高瀬川と西高瀬川（改訂しました）
https://funakoshiya.net/walking/Takase1.htm
　高瀬川（ページのファイル名を変更）
https://funakoshiya.net/walking/Takasegawa.htm