戦場ヶ原

2023年09月17日(日) [日帰り]

• GPS: 02:28
• 距離: 6.2km
• 登り: 16m
• 下り: 17m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:19
• 休憩: 0:08
• 合計: 2:27

10:01 赤沼車庫バス停
10:05 10:06 赤沼バス停
10:12 10:12 赤沼分岐
11:05 11:05 青木橋
11:36 11:37 青木橋
12:12 12:15 赤沼分岐
12:20 12:20 赤沼バス停
12:24 12:27 赤沼車庫バス停
12:28 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

戦場ヶ原では『赤沼茶屋駐車場』に停めました。到着時満車でしたが、ハスラーくんの小柄な体を活かしてねじ込みました。

コース状況／危険箇所等

大部分は木道ですが、傷んでいる箇所が目立ち、躓き転倒の可能性はあります。足元をよく見て歩きまょうね。

その他周辺情報

世界の日光。車なら少し走ればなんでも手に入ります。

写真

9/17 7:22

(ka)今日はここから！

どうも！カスティーナです！

紆余曲折あって、再び伊米神社へ。

(S)予定と天気の折り合いが直前までつかず、安全な方に全振りした結果であります。

(ka)ことの始まりは連休初日。

この三連休は、1年前から作戦を練っていたルートにいよいよ挑むつもりが発雷確率高めのため中止に。

夜明け前、うだうだ過ごすも山に行かないという選択肢はない我々、趣旨変更で急遽、猛烈な暑さと藪漕ぎとスパイダートラップに耐えつつ昨年見つけた秘密の花園にやってまいりました。

(S)ワタクシが雷神なら、ここにしか落としたくないところでビバークの計画でしたので、勇気ある予定変更。

(ka)ツルボ街道をひた歩き、向かう先には！

(S)には！

(ka)キター(((o(*゜▽゜*)o)))♡

ものすごい数のアケボノシュスラン！

(S)数も密度も見たことないぞ！

(ka)ところがどっこい、開花株は皆無。

いちばん咲きそうな株もご覧の有り様。

こうなったら、咲き残りのダブルアケボノ祭を追いかけるしかあるまい( ˘ω˘ )

(S)奇しくも少し前にyamaonseさんがやっていたダボーアケボノ。出来れば県内でやりたかったけど…

9/17 7:16

(ka)そんなわけで改めまして伊米神社。
2週間前とは咲いてる花も様変わり。

イヌタデはまだのご様子。

(S)一気に秋に向かう感じがわかるのです。

9/17 7:17

(ka)これはハナタデだよなあ。

ニイガタにサクラタデ、あるのかなあ。

(S)タデは小さい。今年の免許更新は眼鏡等の条件で行かねばクリア出来まい。
タデはそれからだ。

9/17 7:27

(ka)よっしゃ、咲いてる♡

(S)安定の伊米神社。

9/17 7:27

(ka)やはり、白めの子もいる模様。

(S)開いているのは今季初なのでうれしい（＾ω＾）

9/17 7:13

(ka)だけども見ごたえのある大株は傷んでるの。

いちばんいい時期を見極めるのって難しいわね(ノД｀)

(S)しかもこれを撮るためにはへんなムーヴを繰り出さないと手前のアケボノシュスランの株を踏んでしまいそうなので、身体の柔らかいカスティーナ博士の独壇場である。

9/17 9:59

(ka)さあ！やってきました戦場ヶ原。

周回遅れと言っても過言ではないダブルアケボノ、達成なるか((੭ ᐕ))？

(S)なるといいなぁ！

9/17 10:06

(ka)満員御礼と言わんばかりの赤沼茶屋駐車場に、なんとか車をねじ込みスタート。

(S)ねじ込むにはコンパクトな車体のハスラーくんが有利な展開。

9/17 10:07

(ka)ヨモギ、咲いてる♡

(S)これ花だったんだね(驚)

9/17 10:13

(ka)去年は木道整備中だったこともあり戦場ヶ原は歩けなかったので今日はこちらをピストンで。

(S)ピンポイントで狙っていくことにするのだ。

9/17 10:17

(ka)今日の主役はリンドウかしらね？

わりと白めの個体が多いのだけどもこれってエゾ？オヤマ？

(S)調べるとどっちも咲くみたい。そして同定はしないのが吉。

9/17 10:18

(ka)清流に魚影を探しながら歩くのも楽しい♪

(S)よく見るとちゃんと魚影はあるんだよねぇ。

9/17 10:18

(ka)今年も名前を忘れてたホザキシモツケ。

(S)今年もしっかりほざいていた。

9/17 10:21

(ka)ハクサンフウロでよろしい？

(S)そうだろうと思われます。

9/17 10:26

(ka)苦手なキク科のなにか。

それにしたってこのコの群生を見て「シシウドだよね」って言ってたマダムには、思わず二度見した(꒪ͧ⌓꒪ͧ)

(S)そこまで外してくれるとかえって清々しい。

9/17 10:35

(ka)開けてくると気分爽快⸜(*ˊᗜˋ*)⸝

ここまでの道すがら、すっかり変わり果てた姿のアケボノちゃんにしか出会えず意気消沈。

しかし、諦めない心が大事なのです。

(S)みんな既に茶色くなっていて見るも無残に…

9/17 11:04

(ka)ほら、ね☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

くまなく探せば報われる！

(S)うおー！

9/17 11:04

(ka)アケボノソウ。

かわいい。とにかく、かわいい。

(S)他の株はもうすっかり終わっていたのに、この株だけはまだつぼみもあるよ！

9/17 10:50

(ka)SMセンセイが、這いつくばって撮影してくれているのを高みの見物(◦ˉ ˘ ˉ◦)♡

(S)撮影し易い場所でよかった。

9/17 11:05

(S)まことに奇跡的。

(ka)たまに雲が通過してゆく今日の天気、ここへ到着したとたん、ピーカンに！

9/17 10:52

(ka)アリさんがいる。

ちゃんと蜜を集めているのが確認できるね！

(S)ホントにあそこから蜜が出てるんだね！

9/17 11:05

(ka)まことに美しい花だよね。

蜜腺までもが、ニンゲンには模様に見えるのがなんとも。

(S)きれいに咲いていてくれてありがとう。

9/17 11:14

(ka)名残惜しいけども、昨年観察した場所まではもう少し散策してみよう。

(S)もう帰ってもいいけどね！

9/17 11:09

(ka)木道はおそらく再整備したのでしょうが、ところにより怪しいところもあるねー:( ;´꒳`;):

(S)木板の境に靴のエッジが嵌まり込むこと数回。

9/17 11:16

(ka)白くないキク科のなにか。

数は少なかった。

(S)きれいなんだけどなぜか不人気な感じ。

9/17 11:16

(ka)巨大きのこ！

(S)なんだかわからないけど、食べるのは難易度が高そう。

9/17 11:21

(ka)そしてこれはホコリダケ。

ちびっこに「見ててごらん？ホコリが出るよ」って教えてあげた。

カスティーナ、えらい。
ひとりじめしなかった。

(S)興味深そうに見ていたよね。次見つけたらホコリ出しまくるだろうね。

9/17 11:25

(ka)ウメバチソウも、まだ咲いてる( 'ω' و(و"

さっきのちびっこ、自分で見つけて「ウメバチソウ♪」って喜んでた。

将来有望。

(S)あの風体でウメバチソウを知っているとはタダものではないな。

9/17 11:28

(ka)とっても戦場ヶ原日和な日になったねー。

ぴかぴかのザックにトレッキングシューズを身に着けた新米ハイカーさんもたくさん。

わたしもまだまだベテランとは言えないけど(。-_-。)

(S)お散歩な人、ハイクな人、様々。

9/17 11:30

(ka)こういう景色を見て、山を好きになって「あそこにいつかの登るぞ」って思える良コースだよね。

(S)その王道コースを踏み外すとこのザマです。

9/17 11:34

(ka)ヤバいの見つけた！

藪パイン中にこれしか掴めるのなかったらどうする！？

(S)トゲ切り飛ばして掴むさ！

9/17 11:43

(ka)往路では半開きだったリンドウも、ほとんどが開花してる。

(S)なんとまぁきれいな青。

9/17 11:47

(ka)最高に気持ちいい♡

これならずーっと歩き続けられるぞ！

(S)適温だけど陽が当たると少し汗ばむ感じ。いい日になりました（´ω｀）

9/17 11:50

(ka)あれ、男体山？

(S)左様です。今登れる自信があまりないなぁ。

9/17 11:56

(ka)さっきのアケボノちゃんのもとに戻ってきました。

けっきょく咲いてたのはこの一株。

咲いててくれてありがとう(ㅅ´˘`)♡

(S)いやーギリギリ間に合ったね。

9/17 12:02

(ka)この子は斑点模様がわりとくっきり。

そういえばアケボノソウはリンドウ科なのね。

(S)まったくもってリンドウの仲間というのはかわいいのが多いなー。

9/17 12:12

(ka)良い日になったねー。

夏の終わりと秋の始まりの境目のような空がすばらしい。

(S)6番！おんな港町歌います！

(ka)SMセンセイの美声が轟く！

9/17 12:28

(ka)ただいまー！

どうにかこうにか、ダブルアケボノに間に合いました٩(ˊᗜˋ*)و

(S)遅ればせながらですが、満足感はとても大きい。

9/17 14:18

(ka)あとは温泉に癒やされに、魔の林道を越える旅へ。

(S)銀座通りからひとつ曲がると途端に車の数が激減するのだ。

9/18 9:26

(ka)越後の国ではまだ見たことのないタマアジサイ愛でる。

(S)実に微妙なむらさきがとても美しい。

9/18 9:33

(ka)いろいろ物騒な平家塚。

これって自然の地形なのかなあ。

(S)見ると目が腐り、触ると手が腐り、登ると足が腐るらしい。
目が腐った時点で勝負は終わりだけどな！

9/18 10:32

(ka)色付き始めのカラマツ林を駆け抜けて三連休が過ぎてゆくのでした。

(S)今年も秋がやってくる。行きたいところ、増えるばかり。

撮影機器：

EOS 6D CANON

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

感想

SM100C

足の調子もほぼ良くなった事もあるし、久しぶりに沢から登る本気モードのルートをやってみようと意気込んでいたのですが、雷雨予報で諦め、真逆のスタイル、秋のお花探しに変更となりました。

アケボノシュスランは県内だと場所によって開花状況にかなりの差があり、一方ではあと二週間程度でいい感じ、一方の伊米神社ではもうすぐ終了な状態でした。

アケボノソウは今回歩いた範囲に限っていえば、わずか一株に花が残っていてくれており、残りのすべてはもう終わって変色済みで、見に行くなら別の場所を検討した方がいいと思います。

この秋にもう一度チャンスがあると思われるので、近年無雪期の記録では目にしない尾根を沢から登ってみたいと思うです。

kastin52

たとえばまだソロで歩いていたとして、狙いの花が残念な結果に終わったとき。

三連休はそれでも過ぎてしまうから、残りの日々をわたしは、どんな山にするのか少ない脳みそをフル回転させて「山ごはん山行」に変更したり「ハンモックポイント探し山行」と称した、あてもないロングハイクに出かけたりした。

パッキングは？
交通機関のつなぎはうまく行く？
動ける範囲の天気予報ってどうなってたっけ？

距離や標高差なんかのルートもそうだし、イベントだとかの混雑状況も調べたい。

とにかく、計画を一から立て直すことは、とてもやっかいだ。

ひとりだったからこそ、対応できたモノもあるけれど、パートナーがいるからこそできるようになった長距離移動。

雷雨注意報が出ている山域を抜け出して、高く青い空を追いかけながら、乾いた風を切って峠を越える。

期待と不安で歩き出す。

こっそりとそこで待ってくれていたかのように、その花はにっこりと微笑んでいた。

もちろん、パートナーもほころぶような笑顔を浮かべていた。

わたしの山人生はきっと、上々なのだ。

コメント

まっすー

え、戦場ヶ原？
まさかの湯滝登攀？　ではありませんで安心しましたw
とても清涼を感じるレコに嫉妬ww

クソ暑い横浜からのつぶやき(⁠^⁠^⁠)

kastin52

まっすーさん、こんばんは！
確か去年、一ノ倉沢にハイキングに行ったときも同じようなご心配をおかけしましたね(о´∀`о)

湯滝、写真でしか見たことないのですが、あんなん登れない……

今年はどこもかしこも暑くて困りましたね。

この日も、なんやかや汗かいたので下山ソフトクリームをキメる気満々だったのに赤沼茶屋が営業時間前っていうね……

ヘタれハイカーには優しくない時間からの営業だったようでした。

SM100C

まっすーさんこんにちは！
湯滝を登攀対象として見たことないのでアレですが、支点取れない感じがしますし、ギャラリーが多いプレッシャーで登る前から死にそうです('ω' ;)

こちら新潟もまだまだクソ暑いですよ！
早く秋らしい気候になってほしいもんですねぇ…

ちはやふるる

kastinさんの感想にとても共感しました。
手の届く範囲で計画を練り直すと、天気が邪魔をして諦めた日も多々ありました…
山友達もなく完全ソロだったので、今は長距離移動して見る景色全てが感動です。

お二人のお花の知識が広くて、季節ごとに勉強になります♡♡

kastin52

ちはやふるるさん、こんにちは。
わたしは山歴浅いけど、最初の一歩からソロで歩いてようやくここにたどり着きました。

それもこれもヤマレコで、師匠である桃奈々さんに拾っていただけたからで。

花の知識もヤマレコに影響を受けて図鑑やら何やら買い漁った結果なの。

ヤマレコのある時代に山を始めて良かったなあ、なんて思ってますよ、ちはやふるるさんの存在も知ることができたしね(*´艸`*)

SM100C

ちはやふるるさんこんばんは！
以前は公共交通機関移動だったのでしょうか、山に向かうのにそれはとても制限が多く、カスティーナさんから苦労話はよく聞いています。
やったことがない、出来ないワタクシは、それも山の実力のひとつだよなぁと感じます。

山から与えられる愉しみは出来るだけ多い方がいいというのが自論なので、長い目で見て次は昆虫を掘り下げてみようかと思っているところです。
全くもって、山ばんざいであります(´ε｀ )

yamaonse

おふたりさま、こんばんは。戦場ヶ原と聞いて、とても意外感がありました。といっても、尾瀬の界隈は新潟、福島、栃木、群馬の県境が入り乱れる場所。沼田からでも小出からでも行き方は複数ありそうですね。今回は伊米神社からということは、普通に沼田経由だったのかしら。そして目当てのアケボノソウやアケボノシュスラン、間に合ってよかったですね。アケボノソウは株があれば花がひとつもないことは少ないけど、上の方からツンツンした武器みたいな花殻になってっちゃうし、アケボノシュスランは茶色くない状態で大株を見るのは至難の業かもしれません。やはりおふたりのパワーに負けて（といかヘンなムーブのおかげ？ｗｗ）花たちも待っていたのかもしれませんよ。発雷確率で行きたい場所に行けないのは残念でしたが結果オーライ、いろんな興味があると山に外れがなくていいことですね。

SM100C

yamaonseさんこんにちは！
尾瀬と言われて、久しぶりに行ってみたくなっています。

今回は仰る通り、沼田からロマンチック街道経由で戦場ヶ原でした。いつ行っても、花が咲いていなくても素晴らしいところですねぇ。
アケボノシュスランはともかく、アケボノソウは新潟ではなかなか咲く場所が少ないのですが、戦場ヶ原で咲くなら大喜びで向かってしまいますね（笑）

アケボノシュスランは昨年比較的当たりな時期に伊米神社で見れたので、今回も期待していたんですけど、そうそううまくいくものでもありませんね。

なので今年は時間が取れればyamaonseさんもご存知の場所、大群生の花を見に行ってきたいと思っています。
どこにも行く予定がなくて困っているような状況でしたら、ぜひいらしてくださいませ。
もう見飽きてしまっているかも知れませんが（＾ω＾;）

kastin52

やまおんせさん、すっかり返信が遅くなってしまったー！

やまおんせさんの真似っ子、ダブルアケボノ、なんとか間に合いました。

去年の伊米神社は、アケボノシュスラン全開だったんですよ。あれば奇跡的だったなあ。

アケボノソウは、新潟だとどこで咲くのか……そもそも咲くのかな？
ひろーい新潟、まだまだ探索しまくりなのです！

yamaonse

kastin52さん、こんばんは！ダブルアケボノ、間に合ってよかったですね。新潟県でアケボノソウ、調べてみたら妙高高原、斑尾山近くの沼の原湿原、佐渡、そしてなんと雪国植物園で咲くようです（＾＾）中越、下越にはないのかと思ったら、新潟市のレッドブックでは絶滅危惧種二類指定でした。ということは、あるところにはあるってことなんですね。秘密の花園、探し甲斐がありそうですね。